ロードスター会(中学部)

 1月下旬から5回にわたり、中学部ではロードスター会を行いました。「ロードスター」とは英語で、目標とか道しるべという意味がある言葉で、社会人の方々からお話を聞いて、これからの自分の将来や生き方について考えて欲しいというねらいで行いました。 
 トップバッターは、本校校長です。教員という仕事についてのやりがいや、今までの経験などを分かりやすく話してくれました。そして、普段は見えないところで、先生達も研修をしているという話には、生徒達から「先生って学校ない時は休んでいると思ってた」なんて反応まで出ていました。(ね、先生も実は忙しいんですよ…)
 次の会では、農業体験学習でもお世話になった朝日緑源の三原様です。JICA(青年海外協力隊)に参加し、南米のパナマで電気や水道もないところで農業指導をしていた話などを、写真などを使いながら説明してくれました。「夢をあきらめない」という大切な言葉を頂きました。
 第3回目は、日本人会の池田様のお話です。以前勤めていたカルビーでのかっぱえびせんの製作秘話など貴重な話がたくさんでした。中でも、生徒達は「挑戦に終わりはない」という言葉に感じるものがあったようです。また、池田様からは学校へ本の寄贈もありました。
 4回目には、青島総領事館の下地様がお話をしてくれました。領事館の仕事や山東省について、スライドを使いながら分かりやすく説明していただきました。また、日本以外の国での生活や交流が、自分にとって大きな財産になるという話を聞いて、日本人学校での現在の生活自体に大きな意味を見いだしている生徒もいました。
 最終回を飾るのは、学校の運営理事長でもあり日本人学校設立の中心人物でもあった、大谷様です。戦後の辛い時代の話から、会社での仕事、そして日本人学校設立までの苦労話など、たくさんのお話をしていただきました。そして大谷様から「一期一会」の言葉の大切さを、学ぶことができました。
 日本では、今回の5人の方々のような方からお話伺うチャンスは滅多にありません。青島という、日本人同士のつながりがとても強いところだからこそ、実現した会でした。
 講話をしていただいた5名の方々に、改めて感謝したいと思います。
 生徒達も、自分のこれからを見つめるとても良い機会になりました。ありがとうございました。
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