修了式・離任式

 今日は,平成22年度の締めくくり、修了式でした。
 一人ひとりが担任の先生から名前を呼ばれ、学年ごとの代表者が校長先生から修了証書を受け取りました。みんなの返事はとても立派で、大きく成長してきたことが分かりました。
 校長先生からのお話がありました。まずはじめに、今回の日本の大地震で被災された人たちに対し、児童・生徒、教職員全員で1分間の黙祷を行いました。
 その後、行事だけでなく、1日1日のみんなのがんばりが今の成長につながっているというお話がありました。
 続いて、小学部1年生が「九九をがんばりたい」「新1年生にやさしくしたい」など、来年度の目標を発表しました。 
 中学部からは、1年間の反省として「自分なりの勉強方法を見つけることができた」「自主学習もさらに工夫したい」「受験生になるのでがんばりたい」などがありました。 
 修了式後は、今日で日本人学校から離れる8名の児童・生徒たちからお別れの挨拶がありました。新しい場所でも、日本人学校の思い出を胸にがんばってほしいと思います。 
 今日は、離任式も行われました。校長先生をはじめ4名の先生方が離任なされました。 
 代表児童・生徒から、それぞれの先生にお別れの言葉がありました。我慢できずに涙を流してしまう子もたくさんいました。 
 加藤校長先生。 親しみやすいとても優しい校長先生でした。
 國分先生。楽しくてとっても分かりやすい授業をしてくれました。 
 清水先生。笑顔を絶やさない、子ども達みんなが大好きな先生でした 
 明石先生。いつも全力で、いつも子ども達と一緒に活動していました。 
 保護者会から、記念品の贈呈がありました。校章をかたどった切り絵と日本人学校全員の顔が入っているパネル。とっても素敵なプレゼントで、きっとこれで日本人学校のことを忘れることはないでしょう。 
 最後に全員で校歌を歌いました。日本人学校で歌う最後の歌になる先生や児童・生徒もいましたが、旅立つ先生達のために心を込めて歌った校歌は、今年一番の歌声でした。
 下校時まで先生達の周りにはたくさんの子ども達が集まっていました。

 また会える日を信じて、笑顔で最後の時間をすごしました。
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