ANA航空教室

 今日は全日空(ANA)の方が学校に来ていただいて、「航空教室」をしてくれました。小学部5年生から中学部までが参加しました。
 最初は、全日空の支店長さんのお話がありました。
 続いて、3人の講師のトップバッターとして、機長(パイロット)の方がお話をしてくれました。
 機長さんは、わざわざこの航空教室のために日本から来てくれました。現在はボーイング767という飛行機の機長をされているとのことでした。  
 機長の仕事だけでなく、「飛行機がなぜ飛ぶのか」ということも、説明してくれました。「推力」「揚力」など難しい言葉も出てきましたが、絵を描いたり、モデルを使ったりなどして分かりやすく説明してくれました。  
 次は2人目の講師、客室乗務員(キャビンアテンダント)の方が、お話をしてくれました。この方も、今回のためにわざわざ日本からいらしてくれました。  
 客室乗務員として気をつけることや、厳しい訓練などの話をしてくれました。また、全日空には4500人も客室乗務員がいるという話には、子ども達もとてもビックリしていました。
 相手のことを考えて仕事をする大切さをみんな感じ取ることができたようです。  
 3人目の講師の方は、整備士の方です。この方は実際に青島の空港で整備のお仕事をしている方です。  
 1ヶ月以上もかかるドック整備のお話や、とっても重い工具箱の話など興味深い話をたくさん聞くことができました。特に、コクピットの椅子が500万円もするという話には、みんなとっても目が大きくなっていました。  
 講師の方々のお話の後に、質問コーナーがありました。
 「飛んでいる飛行機の写真はどうやって撮っているんですか」「CAの方の荷物はどうしているんですか」「使っているコンピュータの性能はどのくらいですか」などなど、たくさんの質問が出されました。
 全日空の方々はどの質問にも、とっても丁寧に答えてくれました。
 ここだけの話、全日空の方々は「質問が出なかったらどうしましょう?」と心配していたようですが、青島日本人学校を甘く見てもらっては困ります。結局、質問時間いっぱいまで質問は出続けることになりました。さすがです。  
 後半は、男女に分かれて実物に触れる時間をとりました。
 男子は、機長さんの帽子や、カバン、イヤマフなどたくさんのものを実際に付けさせてもらいました。  
 女子はCAさんが付けている本物のスカーフを使って、自分で巻いてみました。上手にまけないときにも、優しくお手伝いいただき、みんながいつもよりもっとかわいい姿に変身できました。  
 最後に、ひとりひとりに記念品を頂きました。楽しいお話を聞かせてもらい、さらには記念品まで頂いて、とっても充実した時間になりました。  
 校長先生からお礼の言葉があったあと、みんなで大きな声でお礼を言いました。
 全日空の方々も含め、全員で記念写真を撮りました。
 全日空の皆さん、本当に貴重な機会をありがとうございました。 
 終わり・・・と思ったら、感激した小学生達が講師の方々と握手をしたいということで、急きょ握手会開始!最後の最後まで、航空教室を満喫することができました。
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