書き初め会

 今日は、毎年恒例の書き初め会でした。小学1年生と2年生は硬筆です。
 小学1年生は、初めての書き初め会。まずは、書き初め会の意味から考えました。「字を上手にするため。」という答えが子ども達からすぐに出てきました。「新しい年をよい年にしようという気持ちになるため。」というのは、1年生には難しかったようです。今日は消しゴムで消して書き直せないので、失敗しないためにいつも以上に真剣になっていました。
 小学2年生は、2回目の書き初め大会。真剣なまなざしで手本を見ながら、ペンで気持ちを込めて書きました。写真でも、全員が一生懸命に書いている様子が分かるでしょうか?
 小学3年生以上は毛筆です。体育館に全員集まって書きました。冷たーい空気の中でしたが、みんな正座をして話を聞いていて、体育館内が厳粛な雰囲気に包まれているようでした。 
 小学3年生は、『光るにじ』という言葉を書きました。初めての書き初めで、書くときの姿勢から練習しました。特に「る」という字のバランスを取るのは難しく、何度も練習する児童の姿を見かけました。最終的には、どの作品も3年生らしく元気で堂々としたものになりました。
 小学4年生は、『世界の子』という言葉を書きました。特に「世」という字の折れや止めに気持ちを込めて書いていました。漢字とひらがなの大きさの違いに気をつけて書くことが、ポイントのひとつだったのですがどの児童もよくできていました。
 小学5年生は、『強い信念』という言葉を書きました。「強」という字のバランスや「念」という字の中の「心」が難しかったようです。5年生は文字のつながりを意識しながら書きました。
 小学6年生は、『創造する心』という言葉を書きました。漢字とひらがなのバランスが難しく苦労しているようでした。文字数も5文字になり、大きくなりすぎてはみださないように気をつけて書きました。
 中学1年生は『清新の気』。小学生とはひと味違う楷書を書くために頑張っていました。堂々と大きく、それでいて用紙に合った大きさで書くのはなかなか難しかったようですが、しっかり書くことができました。
 中学2年生は、『理想の実現』という言葉です。2年生からは行書を用いての書き初めです。点画や線のつながりを大切にしながらも、メリハリのある文字に仕上げるのはなかなか大変なことです。よい作品に仕上げようと集中して書いていました。
 中学3年生は、『未知への挑戦』です。全体のバランスを考え、画数の少ない文字と画数の多い文字をどのように書き分けていくかが大きなポイントとなりました。文字数も多く大変でしたが、最高学年らしい作品に仕上がりました。
 完成した作品の中から一番よいものを自分で選び、台紙に貼って掲示しました。
 1階廊下に並んでいる作品は、それぞれの個性が表れた素晴らしい作品ばかりです。本校にお越しの際には是非ご覧ください!