中学部 読み聞かせ

 読書週間の一環として、本日は中学生による小学生への読み聞かせが行われました。
 1年生は、「ありとすいか」という大きな絵本でした。1年生からは、「おもしろかった」、「ありさんがかわいかった」、「お姉さんが読んでくれて、嬉しかった」という感想がありました。
 読んだ中学生からは、「最初はみんな静かに聞いてくれるか心配だったけど、いざ、本を読み始めたらみんな真剣に話を聞いてくれたので、とても読みやすい雰囲気で良かったです。」という感想がありました。
 2年生は、「おばけのてんぷら」という大きな絵本です。
 2年生からは、「メガネやおばけがてんぷらになったのがおもしろかった」、「ていねいに読んでくれたので分かりやすかった」という感想がありました。
 読んだ中学生からは、「大きい本で、読むのが大変だったけど、みんなが静かに聞いてくれて話しやすかった。」という感想がありました。
 3年生は、「としょかんライオン」という絵本です。
 3年生の感想は、「ライオンがなぜ図書館にいるのか不思議だった」、「図書館を大切に使おうと思った」、「聞きやすかった」というものでした。
 読んだ中学生は「読み聞かせはゆっくり丁寧に、大きな声で読まないといけないので、ペースが難しかった。小さい頃に、よく本を読んでもらっていたけど、分かるように話すのがどれだけ大変かを、改めて感じた。」という感想がありました。
 4年生は、「化け猫レストラン」という怪談のお話でした。
 4年生からは「いじめられたネコが、人に化けて仕返しをしたりするのが、けっこう怖かった」、「とても聞きやすくて、話に引き込まれた」などの感想がありました。
 読んだ中学生からは「私が小学部で初めて手に取った本が怪談レストランシリーズの本でした。題名のとおり、とても怖い本なのですが、好きでした。今回は久しぶりに4年生に読み聞かせをして、自分で読んでもゾッとしました。4年生も同じ気持ちだったと思います。静かに聞いてくれて、本当に嬉しかったです。」という感想がありました。
 5年生は、「ふたりのロッテ」というお話です。
 5年生からは「似ている2人なのに仲が悪いのにビックリした」、「読む速さや、読み方がとても上手だった」、「難しい話だった」などの感想がありました。
 読んだ中学生からは「全部読み終わるまではいかなかったけど、5年生のみんなが真剣に聞いてくれたので嬉しかった。ゆっくりと大きな声で読むのが難しかった。今度は、そういうことにもっと気をつけて読み聞かせをしたい。」という感想がありました。
 6年生は、「たまご焼きで勝負」というお話でした。
 6年生からは、「主人公がおじいさんのために、コンテストでたまご焼きという普通の料理で勝負したのが偉いなと思った」、「声がはっきりしていて、聞きやすかった」などの感想がありました。
 読んだ中学生からは「読み聞かせをするのは緊張しました。6年生はとても静かに聞いてくれて読みやすかった。みんながハキハキしていた、聞きやすかったと感想を言ってくれましたが、もっと大きな声で読めば良かったと思いました。」という感想がありました。
 中学生が、読み聞かせをしてあげられるのも日本人学校の良さの一つですね。
 その頃の中学生は・・・。もちろん、自分で本を用意し、静かに読書に集中していました。
 読書週間で、ますます読書が好きになる児童・生徒が増えてきました。