読み聞かせ(その2)

 1年生の読み聞かせは、「ゴリラのパンやさん」。ゴリラのおじさんが、パンやさんをひらいたお話です。大きな体、大きな歯をもつ大きな声のゴリラのおじさんに、お客さんたちはビックリして逃げていってしまいます。なかなかパンが売れなくて、困っていたゴリラのおじさん。さぁ、ゴリラのパンやさんはどうなるのでしょうか。
 うさぎのこどもたちがゴリラのおじさんのやさしさに気づいたように、相手の見た目ではなく、相手の心を見る目をいつまでも大事にしてほしいと思います。
 2年の読み聞かせは、「クイールはもうどう犬になった。」ラブラドール・レトリーバー『クイール』はもうどう犬。目の見えないおじさんを助けて働いているお話です。もうどう犬は、生ませの親、育ての親、しつけの親(盲導犬訓練所)という人間関係の中で、人の暖かさを知りながら成長します。
 盲導犬となって生活をしている『クイール』の姿を通し、街の中で目の不自由な方をみかけた時にはぜひ、親切に接してほしいと思います。
 3年生は、エリック・カールの「ゆっくりがいっぱい」とモーリス・センダックの「かいじゅうたちのいるところ」の2本立てで読み聞かせをしました。外国人作家セレクションです。「ゆっくりがいっぱい」はナマケモノの平和な日常がゆっくりのんびり展開します。ナマケモノの真実にみんなびっくり。次の「かいじゅう〜」では、主人公がかいじゅうたちの王様になり、かいじゅうたちと遊ぶというシーンに目が釘付けでした。図書室にもたくさん外国の絵本があります。みんな楽しんで読んでくださいね。
 4年生は中国の少数民族、イ族のあいだに伝わる、痛快な物語絵本「王さまと9人のきょうだい」を披露しました。その名も、「ちからもち」「くいしんぼう」「はらいっぱい」「ぶってくれ」「ながすね」「さむがりや」「あつがりや」「きってくれ」「みずくぐり」の9人のきょうだいが王さまのさくりゃくに対していく様子、とくに「ぶってくれ」のページは声を出して笑っていた児童もいました。15分にも及ぶ読み聞かせでしたが、しっかり耳・目・心で充分聴いてくれていました。
 5年生は「おまえうまそうだな」を読みました。ティラノサウルスとアンキロサウルスの赤ちゃんのやり取りのお話です。一見食べられそうなお話ですが、なんとティラノサウルスが…。最後には悲しく、切ないお別れが・・・。一度は読んでおきたい一冊だと思います。
 6年生では、先生が小さい頃から大好きだった本、「100万回生きたねこ」を読みました。とっても有名なお話なので、読んだ事のある児童もいましたね。でも、小さい頃に読んだときの感覚と、今6年生になって読んだ感覚は全く違い、いろいろな受け止め方があるはずです。最後はちょっと切ないお話だけど、みんなが大人になったらまた手にする1冊になるかもしれませんね。
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