読み聞かせ(その3)

 1・2年は、パネルシアターによる読み聞かせで『おむすびころりん』でした。
話の内容も楽しかったですが、パネルシアターによる今まで見たことのない手法での読み聞かせに児童も教員もビックリ。物語に吸い込まれるようでした。以下、子どもたちの感想です。
「おはなしを分かりやすく話してくれ、とても楽しかったよ。」
「おじいさんやおもちの絵が動いてすごいと思ったよ。」
「絵がとってもかわいかったね、どうしてパネルにくっつくのかな。」
はじめてのパネルシアターに大喜びの1.2年生でした。
 3年生の教室では、「大みそかの火」「お年玉の始まり」を読んでいただきました。心温まるお話や中国らしい少し不思議な話で、子ども達は、夢中になって聞き入っていました。
 3年生から6年生が縦割り班に分かれて読み聞かせをしていただくという初の試みでした。教室に帰ってきた3年生は、我先にと、自分が聞いてきた話を友達に嬉しそうに話していました。楽しいひとときをありがとうございました。

 4年生教室では、日本の民話『おぼん川』を読んでいただきました。雨を降らせてくれた沼の主(蛇)との約束で、娘を蛇に嫁入りさせることになった男。3人娘のうち、末の娘が嫁入りを承知してくれた。娘は蛇を退治するために、ひょうたん・真綿・針を用意して嫁入りした。針が突き出たひょうたんが浮かぶ田んぼで、男に化けた蛇は、針が体に刺さって死んだ。蛇を退治した娘は、今まで蛇に苦しめられていたひきがえるのおばあさんに感謝され、お礼として身を守ってくれるコートをもらった。それを着て、娘は長者の家の飯炊きばばになった。長者の息子は飯炊きばばの正体は美しい娘だと知り、恋に落ち、二人はめでたく結ばれて幸せに暮らす、という話でした。絵本ではありませんでしたが、子ども達は、様子を想像することを楽しんでいるようでした。この話は、知恵や忍耐力は人が幸せになるのに必要なものだ、と暗示しているようでした。ありがとうございました。
 5年生教室では、十二支のお話の読み聞かせをしていただきました。日本とモンゴル、それぞれの国のお話の似ているところや違うところを考えながら、みんな真剣な表情で耳を傾けていました。どちらの国でもネズミはかしこく、しっかり者。だまされてしまうネコとラクダはかわいそうでしたが、ネズミの賢さに驚き、そして動物の習性の由来に納得した読み聞かせでした。ありがとうございました。
 6年生教室では、徳島県の昔話「3つのお願い」のストーリーテーリングをしていただきました。男の子が目の見えない母親の病気を治すために、仙人にお話を聞きに行くというお話です。途中、村の長者の病気を治す方法、ミカンの木に実がなる方法、蛇が天に昇る方法を聞いてきてほしいといわれ快く承諾したものの、仙人には3つ答えてあげようといわれてしまいます。仕方なく、頼まれた3つを質問してそれぞれの問題を解決したところ、宝石と剣、千両箱、最後には、長者の病気だった娘が元気になってお嫁に迎えるという、ハッピーエンドのお話でした。どうなることかと思いましたが、みんな最後はホッとしていました。とても楽しい読み聞かせをありがとうございました。
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