校内書き初め会

１年生は硬筆で書き初めに挑戦しました。２学期の書写の時間と冬休みの宿題で一生懸命練習に取り組んできました。開始前の約束「静かな気持ちで集中して書く」「最後まであきらめない」の言葉どおり、シーンと静まりかえった教室の雰囲気に、見にいらした校長先生も驚いていました。冬休みを経て、更に成長を感じる１年生。気持ちのこもった素敵な書き初めができました。 　２年生は「足はぺったん、背中はピン、お腹と背中にグーひとつ、紙を押さえて、さあ書こう」書写の時間どおりに、気持ちを落ち着かせて書き初めに挑戦しました。冬休みの練習も加え、今日は落ち着いて、丁寧な字を書くことができました。２度目の書き初め大会。去年より上手な字を書けたのではないでしょうか。さあ、来年度は、初めての毛筆に挑戦ですね。 ３年生にとって、はじめての毛筆による書き初めです。長い半紙に文字を書くのもはじめての子どもたち。挑戦する言葉は「光るにじ」。一文字一文字集中して、お手本を見ながら進めていきました。「とめ、はね、はらい」や全体のバランスに気を付けて、丁寧に書きました。ひとり一人の個性が光る素敵な出来上がりとなりました。 ４年生は「世界の子」を毛筆で書きました。普段は半紙に書いているため、長い半紙に書くとなかなかバランスが取れず、苦労していました。「大きく、ていねいに、集中して書く」という目標で取り組みましたが、できばえは・・・・それぞれ思うところがあると思います。今年は、自分の信念を貫き通すよい１年になると良いですね。 ５年生の書いた字は、「強い信念」。おしゃべりをすることなく、黙々と字を書き続ける５年生の姿からは、「自分の納得する字を書きたい！」という強い信念が伝わってきました。それが、書いた字にも表れていました。一人一人の思いが詰まった素敵な書き初めとなりました。。 ６年生は「創造する心」に挑戦しました。５つの字をバランス良く書くことに苦心しましたが、最後まで集中して書くことができました。うまくいかなくても繰り返し書き続け、あきらめない姿は、この一年を表しているようでした。何事にも、最後まで挑戦する姿を大切に進学に向かっていくことを願っています。 中学部は、中１「不言実行」、中２「自然の神秘」、中３「無限の可能性」を毛筆・行書で書きました。中２・中３は昨年も行書に挑戦しましたが、字が難しくなっており、何度も練習をしていました。また、行書初挑戦の中１は、慣れない筆使いでしたが、最初の頃に比べるとスムーズに書けるようになってきましたね。１時間以上、みっちり書き続けた成果もあり、書けば書くほど、みんな力強い字を表現できるようになっていきました。 　１・２時間目に行われた書き初め会。日本人学校がいつになく静寂した雰囲気に包まれていました。みなさん、集中していましたね。完成した作品は、各学年別で、校舎入ってすぐの廊下に掲示してあります。本校にご来校の際には、ぜひ、子ども達の心のこもった字をご覧ください。