第10回学習発表会

 10周年記念青島日本人学校学習発表会のオープニング、会場の皆様だけではなく、全世界・宇宙に思いを届ける気持ちで、日頃学習をしてきた日本語・中国語・英語をミックスして、はじめの言葉と「上を向いて歩こう」輪唱・合唱・演奏をしました。記念すべき本年度のオープニングとして皆様いかがでしたでしょうか・・・担任として素晴らしいものだったと感じております。
 小学部1年生は、国語科の題材「大きなかぶ」を演じました。劇中のセリフ「体が小さくったって、力がなくったって、きっとみんなの役に立つ。」これは担任から1年生の子どもたちへのメッセージでもあります。歌、ボイス&ボディパーカッション、鍵盤ハーモニカ、ダンス…練習を通して、1年生は大きく成長しました。「これからどんどん大きくなるよ、これからたくさんお勉強するよ、もっとみんなと仲良くするよ。」そのセリフと同じように、これからさらにパワーアップしていきたいと思います。 
 小学部2年生は、歯についての劇をしました。普段何気なく使っている歯ですが、歯をなくしてしまうと大変です。その過程をハンドベル、漫才、歌、食事、鉄棒で表現しました。劇を見てくれた人が歯の大切さを今一度、見直すきっかけになればと思います。そして、もちろん、小学2年生も、劇の練習中からしっかり歯磨きをしています。皆さんもしっかりと歯磨きを行い、大切な宝物を守ってください。
 とうとう、この日がやってきました!3年生の発表は劇「ドラキュラだって、夢を見る!」です。ドラキュラの子どもたちが人間の子と友だちになるために青島日本人学校に向かう話です。総合学習で調べた学校紹介や手話を取り入れた歌にも挑戦しました。少し緊張したようですが、後半は落ち着き、いつもの元気いっぱいの演技ができました。自分たちで、表現方法を一生懸命工夫し、練習した成果がしっかり発揮できました。とても素敵な舞台でした!一回り成長した子どもたちに拍手です!
 音楽部(OGB)は少ない練習時間にもめげず、サウンドオブザミュージックから「私のお気に入り」、千と千尋の神隠しから「いつも何度でも」をハンドベルで演奏しました。当日はサプライズで早変わりの仮装も楽しい見どころとなりました。
 4年生は、子どもたちとの話し合いの結果、2年前の続きをやりたいという話にまとまり、再度学習キングの登場でした。劇の裏テーマは、主役の子供たちが言っていた最後のセリフから、「学習に対する自分のを振り返る」です。今日演じたものをただの劇として終わらせるのではなく、これからの子どもたちの生活に生かして欲しいものです。本番まで一生懸命にセリフの言い方や演技を一生懸命に、そして真面目に考えて実践した子どもたちが、とても素敵でした。今日は一人一人、それぞれのカラーが輝いた素晴らしい発表会になったと思います。
 「固くならず、堂々と。そして、自分たちが楽しむ。」これが練習で出てきた5年生の課題でした。発表のテーマは「食」。1学期の朝日緑源宿泊体験で感じたこと、これまで社会で学習してきたことを「青島一受けたい授業」という形で発表しました。わかりやすく伝えるためにみんなで何度も何度もセリフを考え直してきました。そして、迎えた本番。子どもたちは、実に堂々と落ち着いた態度で、その場にいることを楽しんでいるように見えました。その姿に感動でした。また、授業に花を添えた「マンボNO5]の楽器演奏と「イマジン」のリコーダー演奏も実に素敵でした!この発表を通して、大きく成長した5年生です。
 6年生は「一衣帯水(イーイダイシュェ)〜時代の果てまでいってけろ〜」という題名で、劇を行いました。社会や中国語学習、修学旅行での山東省の歴史学習などで学んだことをいかして、日本と中国の同時期の歴史を比較し、違いやつながりについて考えました。授業の学習を基本に、さらに細かいことを調べ学習でまとめ、台本作りから自分たちで行いました。また、振り付けから道具、衣装作りまで自分たちで行い、最後までやりきれたことは大きな力と自信になったと思います。今日の発表会は、12人にとって大きな宝物になりました。
 6年生が和太鼓で演奏したのは、毎年6年生が学習発表会で演奏している「夏の海辺で」という曲です。今年は締め太鼓も加えたアレンジで工夫しました。12人の心を一つに、全力で演奏することができました。
 中学部は、観客に楽しんでもらえるダンスを作り上げるという劇の中に、ダンスについて調べてプレゼンテーションをし、調べたダンスを実際に取り入れたダンスを披露しました。練習当初は単調だった演技やダンスでしたが、12人で力を合わせて練習に取り組み、本番では表現力・笑顔いっぱいに演じることができました。
 全校合唱に向けて、2学期が始まってから約3ヶ月間、一生懸命練習してきました。小学部1〜5年生は旋律パート、小学部6年生・中学部女子は副旋律パート、小学部6年生・中学部男子はテノールパートを担当しました。本番はきれいな声が体育館いっぱいに広がってとても感動する演奏でした。これからも、もっと上手になれるように頑張りましょう!
 
 終わりの言葉として児童代表の話に「各学年の出し物、太鼓や全校合唱、みんなで力を合わせて準備を進めてきました。全校のみんなが、自分の役割をきちんとやりきろうとする姿がありました。今日は、小学部1年生から中学部3年生まで、1人1人が一生懸命創り上げた発表会になったと思います。」とありました。青島日本人学校の児童生徒だからこそ、素晴らしい発表会になったのではないでしょうか。本日、お越しいただいたご来賓、保護者のみなさま、長時間にわたる御観覧本当にありがとうございました。
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