青島日本人学校 夏祭り

 本日、午後から本校PTA主催の「青島日本人学校夏祭り」が開催されました。夏祭りに先立って、今月任期を終える平木場総領事に対し、児童・生徒から今までの感謝の気持ちを込めて、青島日本人学校の校歌の合唱をプレゼントしました。今年度から、校歌の2部合唱に取り組んできた子ども達。その歌声を体育館いっぱいに響かせることができました。
 校歌の合唱の後に、平木場総領事から子ども達にメッセージを頂きました。総領事には、今までもさることながら、今年度中学部の「キャリア教育」の一環として講演をして頂くなど、本校の教育活動に多大なご尽力を頂きました。この場を借りて、篤く御礼申し上げます。
 いよいよ夏祭りがスタートしました。まず初めに、縦割り班に分かれて「スイカ割り」を行いました。周りで見ている子ども達からのアドバイスを聞きながら、一歩一歩慎重に歩を進めながら、スイカに近づいて行く子ども達。なかには一降りで見事にスイカを割ることができた子もいました。最後には先生方も参加して、和気あいあいとした時間を過ごすことができました。ご準備頂いたPTAの皆様、ありがとうございました。
 ストラックアウトコーナーでは、まず1球練習を行い、続く3球が本番で、入った数を競います。これが意外と難しく、みんな真剣な表情で取り組んでいました。3球全部入ったら1等、1〜2球入ったら2等、0球で3等の景品がもらえます。写真奥に見えるストラックアウトの的は保護者の方の手作りです。楽しいゲームをありがとうございました。
 「タイムアタック」では、ストップウォッチで、10秒ジャストになるようにタイムを計りました。最初、低学年は、ストップウォッチの上に秒数を隠す紙を置いてのチャレンジでしたが、あまりにも難しいので、タイムを見ながらの測定になりました。実際、大人でもタイムを見ながら10秒ジャストをなかなか押せません。それでも、何人かの子ども達は、紙を隠しながらも10秒ピッタリのタイムを出し、素敵な景品をもらうことができました。とても楽しいゲームでした。ありがとうございました。
 「のみものわなげ」のコーナーでは、小学1年生から4年生までは大きい輪を、小学5年生以上は小さい輪を使って、ペットボトルを狙う輪投げを楽しみました。上の学年になればなるほど商品からの距離が遠くなります。どの学年からも上手く入らなかったときは「ああ〜!」という悔しさをにじませた声が響いていました。ひとつも入らなくても、残念賞として、3等の飲み物から一本ペットボトルを選び、持って帰ることができるので、みんなニコニコ笑顔になりました。
 「コイン落とし」とは、水が入った水槽の底ににいろんな形の容器がおいてあり、そこに、コインを落としていくというゲームです。容器目指して落としても、水があるので、なかなか思うように落ちていかないところが、このゲームの面白いところです。1回につき3回の挑戦ができます。コインを落とすときの子ども達の真剣な表情が良かったです!また、景品もバラエティに富んでいて、選ぶのも楽しそうでした。保護者の皆様、ありがとうございました。
 「ヨーヨー釣り」は、子どもから大人まで楽しめたゲームでした。紙が濡れてしまうと、切れやすくなくなるので、いかに濡らさないで、より多くのヨーヨーをすくうかが肝でした。なるべく水面に近いゴムの輪を狙って、金具をひっかけて釣ります。子ども達はみな集中して、ヨ−ヨー釣りに夢中になっていました。小学部低学年・中学年・高学年、中学部、大人のグループに分け、そのグループの中で誰が一番取れるか競いました。中には2ケタもの数を釣り上げた子どもがいてすごかったです。夏ならではの素敵な企画でした。ありがとうございました。
 「あき缶つみゲーム」は、中学部の生徒達が店番のお手伝いをしました。小学部の児童にルールを分かりやすく説明し、出店をうまく切り盛りする姿は「さすが中学部!」といった感じでした。出店を訪れた小学部や中学部の子ども達の中には、決められた制限時間の中で、自分の身長よりも高く空き缶を積み上げる子もいました。高く空き缶を積み上げ、誇らしい顔で景品を手にする子ども達の顔が印象的でした。今回の夏祭りを企画してくださった保護者の皆様、並びにボランティアでお手伝い頂いた多くの方々に感謝いたします。
 「スーパーボール金魚すくい」は、金魚すくいの要領でスーパーボールをすくうというゲームです。最初は7個以上すくえた人に名前を書いてもらっていたのですが、スーパーボールをすくう数はどんどん増えて、最後は40個以上という人も。すくう紙がやぶれても縁にひっかけて上手にすくっていました。景品はいろんな種類のスーパーボール。光ったり形がおもしろかったりと、手にした子ども達はとてもうれしそうでした。保護者の皆様、楽しい企画、ありがとうございました。
 様々な出店とは別に、今回の夏祭りでは、「スタンプラリークイズ」も行われました。会場である体育館の中に、趣向を凝らした5問のクイズが出題され、そのクイズを答えていくことで、5文字のキーワードを完成させるといった内容でした。子ども達は、出店を回る合間にクイズを発見し、楽しそうに友達と相談しながら答えを考えていました。
 一通り出店を回った後は、お待ちかねの“スイカタイム”です。スイカ割りで使用したスイカを保護者の方々が、食べやすい大きさに切り分けてくださいました。美味しいスイカを食べながら、手に入れた景品を嬉しそうに取り出して比べ合う子ども達がたくさんいました。あまりの美味しさに、おかわりをする子どもの姿も多く見られました。
 楽しかった夏祭りも終わりに近づき、最後に全員で「盆踊り」を踊りました。曲に合わせて“掘って、掘って、また掘って”と楽しい振り付けを踊ることができました。今日の盆踊りのために、事前に来校して踊りの指導をしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。日本の室町時代から続く伝統文化を海外で経験することができたことは、子ども達にとって、とてもありがたく、価値のあることでした。
トップページへ 学校概要 校長室 職員室 行事予定 JSQアルバム 通学バス 転入学 トップページへ 学校概要 校長室 職員室 行事予定 通学バス 転入学 トップページへ メールでのお問い合わせ トップページへ トップページへ トップページへ