下関市小学生訪問団交流会

 10月20日(火)、下関市から10名の小学生の訪問団が来校しました。朝の時間に体育館に全員集合して、歓迎セレモニーを行いました。まず、本校の生徒会長のあいさつに続いて、訪問団の校長先生、児童代表のあいさつがありました。続いて、下関市の小学生のみなさんからリコーダーの演奏のプレゼントがありました。下関市の7つの小学校から選ばれた小学生の皆さんが、限られた時間であわせて練習したと聞き、大きな拍手が送られました。
 歓迎セレモニーの最後に、青島日本人学校を代表して、小学部6年生の太鼓演奏がありました。この日のために、毎日昼休みは音楽室で中学生から指導を受け、練習を重ねてきました。堂々とした演奏に、下関の小学生、青島日本人学校の児童生徒両方から大きな拍手が送られました。
 下関市の小学生の皆さんは、校長先生の案内で校舎を見学したり、学校についての説明を受けました。そして、2時間目に小学6年生の教室に移動して、合同授業を行いました。まず、交流ゲームでお互いを知り合った後、「ワールドカフェ」というやり方で話し合いました。まず、「中国ってこんな国」をテーマに、本校の6年生が中国に住んでみて感じることを紹介したり、下関市の6年生が来中してみて分かったことなどを話したりしました。続いて「理想の10年後の私達、日本、中国」をテーマに、将来の夢や日中関係について語り合いました。
 「ワールドカフェ」終了後、お互い感想を述べ合いました。「下関市のみなさんが中国のことをどう思っているのかが聞けて良かった。」、「研修に行く前にテレビやネットで中国の悪い情報にも触れてきたけれど、実際に来て見て、中国がいい国だなと分かって良かった。」などの感想が聞かれました。最後は、名残を惜しむかのように名刺を交換する姿が見られました。下関市の小学生も本校の6年生も、友達が増えてうれしい様子で一杯でした。
 最後は、全校生徒で写真撮影をして、見送りました。見送りの後、本校の6年生は感想をまとめました。「下関の小学生が、準備もしていないのに下関市の紹介をすらすらと紹介していたのがすごかった」、「ゲームをしただけで、とっても仲が深まって、お互いのことを知ったり、教えたりできたのがよかった。」「全員の意見で共通していたことは、日中友好だった。全員が日中友好を願い、大人になって日中友好に関わることをすれば、日中友好が成り立つのではないかと思った。」、「中国に住んでいることにほこりをもってこれから過ごしていきたい。」などの意見がありました。下関市の小学6年生の皆さん、先生方、関係者の皆さん、ありがとうございました。
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