卒業生を送る会

１年生の出し物は、劇とダンスでした。劇は、自分たちでシナリオや動きを考え、一緒に休み時間遊んでもらった思い出や、縄跳びで二重跳びなど難しい技も跳べるかっこいい６年生の姿を再現しました。ダンスでは、嵐の曲に合わせて元気いっぱい踊り、中学校生活に向けてのエールを送りました。この日に向けて、いっぱい練習してきた１年生。６年生に、たくさんの「ありがとう」の気持ちが伝わったかな。 　２年生は、声掛けと合唱で6年生を送り出しました。２年生に将来、６年生はどんな職業に就くのかを想像して声掛けを行いました。学習発表会や運動会、普段の学校生活で見てきた２年生から見た最高学年６年生。リーダーシップのある人。優しい人。手先の器用な人…。そこから６年生の皆さんが就くと思う職業「サッカー選手」、「社長」、「アイドル」などを６年生の一人一人に伝えました。意外な職業や想像通りの職業は、６年生の皆さんの将来を考えるヒントになればうれしいです。６年生の皆さん、ありがとうございました。 　３年生は、スマップ「世界に一つだけの花」で振り付けを入れながら歌ったり、替え歌をして歌ったりして６年生に披露しました。６年生への感謝、中学校でもオンリー１の自分らしくがんばって下さいというエールを歌にこめて伝えました。６年生に喜んでもらい、お褒めの言葉をもらいました。 　４年生は、卒業する６年生に３つのメッセージを送りました。１つ目は、呼びかけをして６年生一人ひとりに呼びかけ、感謝の言葉を伝えました。２つ目は、ハンドベルで「星に願いを」を演奏しました。前日までなかなかそろわず、何度も練習しました。送る会では、見事上手に奏でることができました。３つ目はキャンドルを手に持ち、「アリガトウ」の文字を浮かび上がらせました。６年生も喜んでくれ、拍手を頂きました。心から卒業をお祝い致します。 　５年生は卒業生はもちろん、在校生にも楽しんでもらえるようにと、寸劇を交えながら卒業生にまつわるクイズを○×形式で出題しました。途中、卒業生にいきなりインタビューを行うなど、アドリブも飛び出しての楽しい発表となりました。また、小学部の全校ゲームも担当し、その企画や進行も行いました。今回の卒業生を送る会では、ほとんど全て自分たちの手で計画や準備を行った５年生。大変だったでしょうが、次期小学部最高学年になるためのいい経験になったと思います。この経験を来年度にいかして活躍していってもらいたいと思います。 　１年生から５年生の趣向を凝らした出し物と、その中に込められたあたたかいメッセージに、６年生の７人は感動と感謝の気持ちでいっぱいでした。在校生のみなさん、ありがとうございました。青島日本人学校で一緒に過ごした仲間との思い出を胸に、７人は卒業式へと向かいます。 　中学部は、二部構成で送る会を行いました。第一部は体育館でバドミントン大会。卒業生との最後の真剣勝負をしました。第二部は、音楽室に場所を移し、校長先生も参加してのジェスチャーゲームを行った後、コント、ダンス、思い出のスライド、歌を発表しました。在校生の迫真の演技、演出に、卒業生を楽しませたい、喜ばせたいという思いが伝わってきました。卒業生からは、ピアノの弾き語り。お互いの思いが共鳴するようなかけがえのない時間を過ごすことができました。