農園に着いたら、まず、サツマイモの苗植え体験をしました。農園の方に苗植えの方法を教えていただいてから、いざ実践。スコップで穴を掘り、苗を少し寝かせながら、土をかけ、手際よく１人５本以上植えることができました。１年生はほとんどの児童がサツマイモの苗植えが初体験となる中、さすが去年一昨年と経験している３年生の児童は手際よく植えていて、頼もしかったです。　

　苗植えが終わり、トマトやキュウリなどの野菜を収穫させていただきました。ビニールハウスの中に入ると、一面がトマト畑、違うビニールハウスに入ると、一面がきゅうり畑。スケールの大きさに児童たちはびっくりです。また、ハウス内に入ると、それぞれの野菜の香りもして、五感を刺激しました。特にイチゴのビニールハウスでの香りは、食欲をそそりました。

　

　ひとしきり体を動かした後は、お待ちかねのお弁当タイム。１年生から３年生まで混ざって仲良く食べました。そして、お弁当を食べ終わった後に、多くの児童が先ほど収穫してきた野菜をデザート代わりに食べました。「美味しい。」「甘い。」「取れたて、初めて食べた。とってもシャキシャキしている。」と、新鮮な野菜の味を堪能しているようでした。

　食事の後は、農場の方への質問タイムです。「どうしてビニールハウスの中で育てているのですか。」「きゅうりのとげとげは、何のためについているのですか。」「どうしてイチゴは三角の形なのですか。」など、素朴な疑問が飛び出しました。農場の方は、児童たちに分かりやすいようにやさしく答えてくださいました。

今日は、児童たちにとって存分に学ぶことができ、お土産までいただいて、大満足の１日となりました。１０月には、植えたサツマイモを掘りに行く予定です。その時には、どれだけたくさんのサツマイモが育っているか、楽しみですね。ご協力いただいた農園関係の皆様、イオンの皆様、本当にありがとうございました。