目 次

■青島日本人会成立20周年記念式典開催
■ 在青島日本国総領事館からのおしらせ
■ 日本人学校からのおしらせ
■ 婦人会定例会開催のお知らせ
■ チンタオ文庫 秋の総会開催
■ 特集:「匿名座談会 〜婦人たちのチンタオライフ〜」
■ チンタオ友の輪 〜広げよう!楽しもう!チンタオ友の輪〜
■ 同好会Q&A 〜テニス同好会〜
■ 新コーナー「住めば都よ、一度はおいで!」〜南米チリ編〜
■ 青島・老房子と日本人 〜青島第一日本国民学校〜
■ 会長はシェフ 〜スモールキッチンでも作れる簡単レシピ〜
■ だーぐぅ爺のひとりごと 〜天高く馬肥ゆる〜
■ 浮山情的書評 〜新繊維王国 青島〜
■ チンタオ写真館
■ げっちんアンケート
■ イベントカレンダー

 

 

NEWS

 

青島日本人会成立20周年記念式典開催

 今年成立20周年を迎えた日本人会の記念行事式典が去る9月22日に行われました。シャングリラホテルで開かれた前日夜の「前夜祭」では、日本からのゲスト10名を含めた100名を越す日本人会会員が参加。この日のために駆けつけて下さった伊藤忠商事青島支店元総経理の塩川氏、全日空青島支店元総経理の須田氏、終戦前の元在留邦人の皆さんのチンタオ生活での思い出をお聞きしたり、人気音楽グループ「ルージュ」の特別出演を楽しんだりしながら、それぞれの胸にあるチンタオへの想いを改めて感じた夜でした。
 翌日22日に青島日本人学校で行われた記念式典では、中学部による元気のいい太鼓演奏を幕開けに、東大大学院研究員・山本一生氏による特別講演、記念碑のお披露目式、記念植樹等が行われました。“戦前の学校教育”をテーマにお話いただいた講演会はチンタオの歴史を知る貴重な機会として、中学部の生徒たちも参加者も熱心に聞き入っていました。学校の入り口近くに植えられたアカシアの樹と「友誼長存」と書かれた記念碑には、これからの日中友好への想いが込められています。

   

  

  


 

 

 


在青島日本国総領事館からのお知らせ

〜領事出張サービス開催のお知らせ〜


下記の日程で煙台市、威海市、青島市(胶南市、黄島経済開発区)において領事出張サービスを開催します。

   10月22日(金)14:00〜17:00 烟台市
   10月23日(土) 9:00〜12:00 威海市
   10月30日(土)10:00〜11:30 青島市(胶南市)
   10月30日(土)13:30〜16:00 青島市(黄島経済開発区)

 取扱い業務等、詳細は総領事館ホームページをご覧下さい。  http://www.qingdao.cn.emb-japan.go.jp

 

 

 

 

 青島日本人学校からのお知らせ

http//www.qingdaojs.org/

修学旅行(中学部)〜  

  

 9月14日から17日までの4日間、中学部の2年生5名が修学旅行へ行ってきました。場所は山東省めぐりで、1日目は孔子の故郷でもある「曲阜」、2日目は世界遺産にもなっている「泰山」、3日目は日系の製紙会社である寿光麗奔製紙有限公司工場の見学、4日目は潍坊で博物館や遊園地と充実した活動をしてくることができました。今まで知っているようで知らなかった自分たちが住んでいる山東省のことを知ることができました。また、修学旅行後に日本に帰国してしまう級友とのかけがえのない思い出作りにもなり、充実した旅行にすることができたようです。

 

農業体験学習 

   

 9月16日・17日と小学5年生,中学1・3年生の計32名が,莱陽にある朝日緑源さんに農業体験に行ってきました。大根やホウレンソウの種まき、堆肥運びやビニールハウスづくりなどを体験するだけでなく,同じ莱陽にある日本企業の工場見学もさせていただくことができました。めったに土に触れることのない子ども達にとっては、新鮮で貴重な体験になったと思います。朝早く起きて作業をすること、一つ一つの作業を丁寧にしていくこと、常に良いものを作り続けるために一生懸命考えること、など美味しい食品を作るために働いている人達の苦労や想いを感じることができた2日間になりました。

 

 

 

婦人会定例会開催のお知らせ

 10月26日(火)、婦人会の定例会を開催します。今回は百麗広場にオープンした、世界10大レストランとしても名高い「鼎泰豊」にて、小龍包作り体験とランチを予定しています。
ご参加希望の方は婦人会までご連絡ください。新しいメンバーも募集中です。お気軽にお問合せ下さい。

定例会詳細、お問い合わせはチンタオWEB(http://qingdao-web.com/)をご覧下さい。

 

 

 

ちんたお文庫 秋の総会開催


 9月26日(木)にちんたお文庫の秋の総会が開かれました。総会では、今年前半期4月〜9月を中心とした利用者数、登録本数の報告、規約改正について話し合いが行われ、後半期の新役員の紹介が行われました。ちんたお文庫の最新情報、開館状況につきましては、日本人会ホームページにてご確認下さい。                              http//www.qingdaojs.org/qd-nihonjinkai/index.html

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月刊青島10月号 特集

「匿名座談会 〜婦人たちのチンタオライフ〜」

 今月ご登場いただくのは、チンタオに住むご婦人方。夫を支え、家族を支えるために日本を離れ、異国の地での不安を抱えながらも自分なりにチンタオライフを切り拓き、エンジョイしようと頑張っています。今回は婦人たちの集まりである青島婦人会の方々に、婦人会の活動やチンタオでの生活についてお話を聞きました。

  

  



〜婦人会の活動と現状〜


編集部:婦人会の活動について教えて下さい。

Aさん:
 去年は4月に総会、5月はワイナリー見学、6月はLISASレストランで臨時総会と定例会ランチ、9月はフラワーアレンジメント講座、10月は定例会と旧市街散策、12月はクリスマスチャリティーバザーを行いました。役員の新旧交代は毎年4月の総会で行います。いつも集まって食事するだけではつまらないですし、チンタオにはおけいこ事が少ない。ワンデーレッスンのような形なら皆さん参加しやすいかもしれないと皆で話し合って、去年はワンデーレッスンの実現に力を入れました。本当は毎月何かの講習会をしたかったけれど、先生を探したり、場所を確保するのが難しかったので全てはできませんでしたが、Bさんの青島アンチエイジングの会の活動と相まって、非常にイベント豊富な1年にすることができたと思います。

Bさん:
 上海にあるアンチエイジングの会の活動をチンタオでも是非ご紹介したいと思い、いくつかイベントを開催させて頂きました。そんな時、たまたまご縁あって昨年の婦人会役員を急遽、引き受けることになったので、その活動を皆さんに広くご紹介することができたと思います。

Aさん:
それに昨年はチンタオWEBに協力してもらったことも大きいと思います。普通は真っ先に青島日本人会を検索する方は少ないでしょうけれど、チンタオWEBは間口も広くて入りやすい。フラワーアレンジメントをした際は、広州の婦人会からコメントをいただいてとてもうれしかったです。



編集部:今年はどんな活動をされたのですか。

Dさん:
 今年は6月の定例会の際にワンデーレッスンとしてカラーコーディネート講座をしました。30名以上の方が集まって下さり、とても好評でした。今度の集まりは10月の定例会ですが、ディンタイフォンで小龍包の包み方講座とランチを予定しています。北京や天津のディンタイフォンでは人気のあるワンデーレッスンだそうですが、チンタオでは初めての試みらしく、お店との調整に少し苦労しています。

Aさん:
 うれしいことだけど、会員数も少しずつ増えてきたから、お食事の場所を決めるのも大変よね。チンタオに長くいる方は以前からの低価格な参加費が当たり前だろうし、これまでの定例会も4、50元以内、と聞いているから。

Eさん:
 中華を食べるのなら安いけど雰囲気がイマイチ、という意見も聞きます。せっかく婦人同士の集まりだからおいしいもの、素敵なところに行ってみたい、というご希望もあると思います。でもチンタオは洋食価格が高い。それに物価もずいぶん高くなって、レストランでの食事の値段も少しずつ上がってきていますよね。そんな中で年会費は30元、というのは10年前から変わらないから、金銭面での調整がいちばん苦労します。

Dさん:
 そういう意味でも日本人会からの補助金は本当に助かっていますよね。あれがないとワンデーレッスンはできません。それに毎年きっと役員の方が頭を悩ませるのは年末のクリスマス会。年に一度の大きな集まりの参加費が200元は高すぎる、でも100元ではご期待通りには実現できない。。。

Bさん:
 
婦人会活動の参加費はリーズナブルで参加しやすいわ!と思いました。これから益々物価が上がるとしたら、年会費や毎回の参加費はどうしたらいいのかは課題ですよね。


チンタオ赴任前のイメージと赴任後の感想〜

編集部:チンタオに来る前のイメージと実際に来た後の感想はどうですか?

Cさん:
 私は中国内からスライドでチンタオへ来ましたが、事前にチンタオについて調べることが全くできませんでした。だから先にチンタオに来ていた主人から学校とは幼稚園情報などについて教えてもらいました。銀都(銀都花園)に住んだので、知り合う方も多く色々と教えてもらえることができました。チンタオはみんな親切でアットホームでいいですよ。人数が多すぎないから学校環境もいいと思います。

Dさん:
 私はほとんど何も調べずに3歳の子を連れて来たから、チンタオに来てからが大変でした。前任者もいないし、銀都にも住んでいなかったから、情報収集が大変で。。。1ヵ月後にやっと中国人らしくない、外国人そうな方に話しかけてインターナショナルスクールの情報を得て、子供をまずそこに通わせました。その時に出会った日本人の奥様に色々と教えて頂いたり、婦人会を紹介していただいて情報が広がりました。

Eさん:
 
私は前任地上海からですが、チンタオにはMIXIからの情報が全然無くてびっくりしました。あの頃はチンタオWEBの存在も知らなくて、チンタオガイドで一生懸命チンタオ情報を調べていたなあ。上海の友人たちからチンタオはのんびりしているから子育てにはいい、とは聞いていました。赴任してチンタオに来てからは私の友人の友人が、チンタオで同じマンションに住んでいらして、子供を連れてマンションの公園で遊んでいたら「Eさんですよね!?」って声をかけられて本当にびっくり。そんなこと、日本人で溢れている上海ではまずありませんよ。でも声をかけて下さって、色々と情報を教えてもらえたのはとてもうれしかったですし、恵まれたケースですよね。

Aさん:
 
私はチンタオに来た時、昔の上海みたいって思った。チンタオらしいといえば、この街のコミュニティの小ささ。○○さんがね、って家で話しただけでもどこの○○さんなのか、すぐに主人に分かってしまう。

Eさん:
 そうそう、うちも!主人にナイショで婦人会に入ったけど、すぐに分かってしまったもの。「XXの旦那さんから聞いたけど、婦人会に入ったんだって?」って。

Aさん:
 ほんと、迂闊に家で名前をつぶやけないよね。。。それからチンタオはゴルフ場も近くていい。タクシーで10分や20分で行けるゴルフ場が街中にあるなんて北京や上海ではないもの。毎日ゴルフ三昧になりそうで怖い。実際には資金不足で無理だけど。

Bさん:
 チンタオって空気がいいですよね。鼻の中とかもきれいな気がする。(笑)窓のサッシも上海だと黒かったけれど、こっちではそんなことはない。それにさっきお話されたように、日本人が少ないですから、とてもアットホームな感覚がありますよね。その反面、気を遣われてしまう方もいらっしゃると思います。


 


婦人たちのつながりの場として〜

編集部:チンタオで婦人のおけいこ事はどんなものがありますか?

Eさん:
 
中国語、お習字、中国茶芸、ヨガ、二胡、テニス、カンフー、中華料理、それに少し前からとても流行っているのが韓国エアロビ。韓国エアロビはかなりきつい動きのエクササイズだそうです。最近新しく始まったのは中国画かな。こうしたおけいこ、って主婦の暇つぶしみたいに思われてしまいがちだけど、慣れない海外生活の中では大切な日本の方や他の国の方々との出会いの場、情報収集の機会なんです。そうした外出や機会が無いと、新しい環境に馴染めず病んでしまう方もいらっしゃいます。

Dさん:
 週末しかご主人が帰って来ない方なら相談も日本語で話すこともできない、という場合もあるよね。ご主人も新しい環境で頑張り始めたばかりだから尚更言えない、とご自分で抱えてしまう奥様もいらっしゃるでしょう。幼稚園や学校に入っていれば自然と知り合いができますが、学校に入る前のお子さんをお持ちの方や、お子さんがすでに独立されていらっしゃる方など、どこかのコミュニティにつながりにくい方にこそ、ぜひ婦人会を活用していただきたいと思います。

Aさん:
 他の地域だと婦人会は日本人会商工会の中の一つの機関というところもありますよね。北京や以前の上海のように、日本人会に登録すると自動的に奥様は婦人会に登録される、っていうシステムがあれば、もっとたくさんの方が出会うことができるとも思うのだけど。。。

Eさん:
 会社の婦人会だととっても緊張して、ご挨拶とか主人の為にも失礼が無いようにしなきゃ、ってプレッシャーもあったけど、チンタオの婦人会はそういうプレッシャーは全く無いからいい。30、40代の方を中心にして、すごく気さくでカジュアルな雰囲気だもの。

Bさん:
 私は97年から上海に住んでいましたが、当初あった婦人会は、今は無いと思います。婦人会活動に参加しなくても、MIXIで検索すると色んな情報やサークル活動情報が手に入って外国にいるとは思えない。でもチンタオの婦人会は、本来の海外に暮らす日本人婦人の為の役割を担っていると思いました。私自身もチンタオに来て早々、婦人会の役員をさせてもらっていい経験になりましたし、チンタオライフが一気に充実しました。

Aさん:
 役員になったら楽しいよね、自分たちのしたいことができるし。

Cさん:
 でもそれって大事。自分たちがしたいことをするからこそ他の方にも楽しんでもらえると思う。

Eさん:
 婦人会で違う年代の方と出会えてお話ができることもとっても楽しいし、子育ての先輩たちの経験談を聞くと何年か後の子供の姿を想像できる。これまでは同年代の集まりばっかりだったから、どちらかというと自分の子と比べてしまいことばっかり。それにチンタオの婦人会は子供も一緒に参加できるのがいいよね。会社の婦人会だと子供は絶対にダメだった。

Dさん:
 私もそう思う!婦人会の活動に参加したいから、「すいません、子連れで。」って言ったら、「全然いいよ、大丈夫!」って言ってもらえて本当にうれしかった。子育てママだってたまにはおうちを出て、外出したいもの。

 

婦人会としてやってみたいこと〜

編集部:婦人会として活動目標などがあれば教えてください。

Aさん:
 昨年は「今年はとにかくボランティアをしよう!」という目標がありました。他の婦人会ではボランティアをしているところも多いけれど、それまでのチンタオ婦人会では経験がありませんでした。だからと言って、お金の寄付をしようにもどこへ?どこが安全?という疑問と不安もありました。結局クリスマス会の時にチャリティバザーを行い、その売上額を中国でもいちばん信頼のあるユニセフに寄付しました。品物をご提供頂く企業の方々にも、奥さんのアソビに使われているのではありません、と伝えたかった。

Dさん:
 私たちも今年のクリスマス会の方向性をどうしよう、って検討しているところです。今年もチャリティはぜひしたい。それに今こうしてご縁あって中国に住まわせてもらっているのだから、中国に還元したい、という思いもあって、今回もユニセフに寄付したいと役員同士で話しています。

Aさん:
 イーオンもボランティア活動してるけど、今度一緒に何かしたいですね、って言われたの。とてもいいことじゃない?

Dさん:
 ぜひしたいですね!何かお手伝いできることがあれば喜んで協力したい。それから駐在するご家族のためにお役に立つことができれば、と思います。

Aさん:
 もっと婦人会と日本人会の提携というか、つながりを持ったら、私たちができることも広がるのではないかしら。私も前任者のいないケースだったから、チンタオに来るまで不安だった。そういう人たちのために、日本人会に登録した企業の方々には婦人会について事務局から伝えておいてもらうとか。新規登録した方の奥様が赴任前に婦人会に連絡することができたら、きっと情報収集のお役に立てるよね。

Eさん:
 確かに。うちの会社は赴任前に婦人にも渡航前研修、というのがありましたけど、アブダビに行く人も、イタリアに行く人も皆同じ研修だったから、実際に中国に来て戸惑うことも多かった。

Dさん:
 私もそういう研修はあったけど、でもアフリカと中国は全然違うよね。しかもチンタオは違う!お肉の調達一つにしてもわからなかったし、病院や学校の情報、子供の予防接種のこと、知りたいことはいっぱいだった。住居の広告も見ただけではわからなかったわ。

Bさん:
 新年会や総会、運動会などの日本人会の行事でも、婦人会として何かお手伝いできることがあれば、婦人会役員だけではなくて、婦人会メンバーの中からボランティアを募ることもできますよね。



〜チンタオライフで望むこと〜

編集部:これからのチンタオライフに望むことはありますか?

Dさん:
 
子供の習い事が少ないことが悩みかな。あるのは水泳、カンフー、テコンドー、ピアノ、語学に塾、など選択の幅が広くはありません。中学生になってここに残るかどうかのポイントにもなりますよね。それに文化的なものも無い。音楽会とか京劇とか、子供も連れて楽しめるイベントがもっとあったらいいのに。

Cさん:
 チンタオは前任地に比べるとずいぶん都会よ。当時(2004年)は、シティスーパーがカタログ販売して宅配してくれた、そんな状況でしたから、ジャスコに行って、いつでも日本製品が買えるチンタオは便利だなぁと思いました。

Eさん:
 シティスーパーの宅配、いいじゃないですか!チンタオももっと買い物のデリバリーが充実して欲しいなあ。小さい子がいるから、水物のボトルは重いし、ベビーカーを抱えての買い物は大変。一昨年のオリンピックでは家の前が道路閉鎖になってしまってタクシーが家の前まで行けない。重い荷物と子供を抱えてどうしようかと思いました。

Dさん: 
 ほんと。以前、カルフールが紙おむつなどをデリバリーしてくれた時は助かっていたけれど、今は無くなってしまったのが残念。メトロも大物しか送ってくれない。

Aさん:
 それに最近タクシーがつかまりにくいよね。雨が降ったり、ビール祭りのようなイベント時はもっと大変。中国の人はあまり順番を守らないから、まるで“タクシー争奪戦”みたい。

Bさん:
 ほんとにひどかったよね。ビール祭りの時に白タクに乗ったら、香港中路まで200元って言われてびっくりした!

Eさん:
 タクシーと言えば、タクシーの運転手さんの態度も全然違うますよね。上海では接客第一。ベビーカーに子供乗せてると降りてきて手伝ってくれるのは当たり前だけど、チンタオでは何もしてくれない。「チッ」と舌打ちされることもあって、サービス精神が低い。もっとタクシーの運転手さんのサービスが良くなってほしいなあ。だから日本に一時帰国した時には、タクシーのきれいさに感動。自動なのに思わず自分でドア閉めちゃった。(笑)

Dさん:
 山東省の人の特性なのか、子育てへの口出しもすごいよね。冬に子供が薄着していたら、スーパーで「帽子を被れ。もっと長い靴下を履かせろ。」って、よく叱られました。最初はうるさいなあ、と思ってたけど、最近は他人の子供のことまで気にしてくれるいい人たち、って思えて来たわ。そうした現地での小さな経験を積み重ねて、ちょっとやそっとのことでは動じない、違いを受け入れられるようになった。気持ちに余裕が出てきたのかな。

Cさん:
 希望と言えば、日本人会の新年会などのイベントに参加する時、もっと家族単位で楽しみたい。クジ引きで席を決めるとか、せっかく新しい色んな人たちと、家族同士で知り合ったり、交流できるチャンスですから。例えば新年会でのベストドレッサーコンテストをするとか、運動会で親子参加種目を増やすとか、ママや子供たちが参加しやすい、楽しめる工夫をしてもらえたらうれしいな。

Bさん:
 そうね。パパたちはパパたちで固まって、ママたちが子守のするのは違う!それだと奥様たちは日本人会のイベントに参加しづらくなってしまうものね。

Aさん:
 それと、日本人会の○○部会が週末にあるのはなぜ?週末くらい、家でゆっくりして、栄養補給して欲しいのに。やっぱり日本人会と婦人会がもっと身近になれたらいいね。役員の引継ぎの時や機会があれば、生活文化会の役員の方々ともっとお会いしたいね。

編集部:わかりました。生活文化会に皆さんの思いを伝えましょう!今日は本当にありがとうございました。
 

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〜広げよう!楽しもう!チンタオ友の輪!〜


15人目:不破 賢治さん(みずほコーポレート銀行(中国)有限公司 青島支店 駐在歴2年8月)

   


 みずほコーポレート銀行の 不破 と申します。幣行が2008年4月にオープン以来、青島の多くの皆様には大変お世話になっております。今回、“友達の輪”の大役を 磯 様 より仰せつかわりましたので、とりとめも無く、最近行きました成都への“パンダと四川料理の家族旅行”について徒然に綴らせていただきます。
中国で初めてパンダを見たのは、95年の北京動物園。当時パンダは日本の動物園の 熊 と同じ待遇。十数頭が一つの柵の中で、かなり雑な扱いを受けていたことを記憶しております。しかしながら、現在は、“国宝(グォー・バオ)”として一頭一頭大切に保護される中、驚いたのはパンダとの記念撮影。更に驚くのが、撮影は一人につき1,000元。4歳の息子と妻が「一緒に」と係員に頼むが、それなら2,000元とのこと。ネゴも利かず、止む無く妻は付添いで写真館に入ることを許されるも、息子のみが彼と同じくらいの大きさのパンダと並び僅か3分くらいの撮影。あくまでも、1,000元は“国宝 パンダ様”への寄付金であり、どれだけ高価な笹を食べるのかと、想像いたしました。

 ちなみにもう一つの目的 四川料理 麻婆豆腐発祥の店 陳麻婆豆腐店 の麻婆豆腐(大皿20元)と宮保鶏丁(18元)は雰囲気もあって美味。3分1,000元の撮影と18元の宮保鶏丁。仕事や生活上いろんな矛盾と直面する中国において、また一つ驚きを感じました。

 次回は、同じ72年生まれ 了一会(ねずみ年の会)の 山口銀行 渡邉 丈晴さんにパスいたします。宜しくお願いいたします。

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〜同好会 Q&A〜

同好会無くして青島ライフは語れない?!
公認サークルはじめ、各同好会の様子をお伝えします



Vol.5 テニス同好会

     

  

@最近行った活動、イベントは?
 10月17日(日)に青島で最大のテニストーナメント青網杯が開催されます。韓国人チームの青網会(青島網球会主催なので)「青網杯」ですね。日中韓12チームが参加し、技術とチームワークを競います。日本チームは3年前に準優勝してから一昨年がベスト8、昨年が予選落ちと低迷が続いています。今年こそは初の栄冠を目指して練習に励んでいるところです。

A今年のテニス同好会の目標は?
 今年の目標は全体的なレベルアップですね。今は初級者以上の方に入会してもらっていますが、今後は初心者の方々にもテニスを楽しんでもらおうと受け入れ態勢を同好会で模索しているところです。「テニスを通して色々な方と知り合い、身体を動かすことで心身ともにリフレッシュし、青島生活を充実させる。」というのが本同好会の大きな目的です。

B今後の活動予定
 使っているラケット、血液型、出身地別による部内戦や毎年恒例の日韓戦、新入会員の歓迎会、日本に帰国される方の送別会、12月はクリスマストーナメント&クリスマスパーティーを予定しています。

Cテニス同好会のアピールポイント
 初級者には上級者がついて球出し練習や技術指導、試合運びのやりかたなどやさしくコーチングしています。今後は初心者にも入会していただき、徐々に門戸を広げていきたいと考えています。純粋にテニスを楽しめるのはもちろんのこと、練習後のお昼の食事会ではビールを飲みながらいろいろな業種のかたからのお話がきけるので青島ビジネスの情報交換にも役立ちます。今年10月から初心者の方も入会が可能になりました。


D連絡先 会長 森 豪利 13969777994 

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新コーナー「住めば都よ、一度はおいで!」

住めば都と言うものの、かくも悲しき宮仕え。社命に従い東奔西走、明日は何処に行くのやら。
語学研修有名無実、行ってこいやの片道切符。家族帯同最初のうちだけ、今は寂しき単身赴任。
 とは言え人の住むところ、人煙あれば文化あり。人煙なくても自然あり、それはそれでと面白い。
毒を喰らわば皿までと、折角の海外赴任楽しんでおいきなせぇ!

 第1回 〜南米チリ編〜 

寄稿:日本水産(株) 礒 利彦

 本当にひょんな事から新コーナー「住めば都」の初回に寄稿させていただく事になりました日本水産の礒です。この辺りの事情を書くと長くなってしまいますので割愛させていただきますが、「口は災いの元、もとい災い転じて福となる」とだけでも申しましょうか。
 さて日本水産勤務20年のうち、海外勤務が約10年の小生、最初の海外赴任地は1995年から1999年にかけて南米チリのサンチアゴ市でした。ということで、「住めば都」の第一回目はここから始めさせていただきます。

 弊社は魚を追い求め戦前から世界各地で魚を捕っており来年創業100周年を迎えます。海外の事業所は必然的に魚が捕れる海沿いに集中します。その中でも日本から最遠なのが今回ご紹介させていただくチリです。日本から飛行機を乗り継いで最短でも30時間以上かかるチリは南米のペルーの下アルゼンチンの隣にあり、南北4,000キロに対し東西は最大でも約300キロという縦長の国です。幅が短いのはアンデス山脈の峰々が国境線になっているから。ペルーやボリビアから連なるアンデス山脈は徐々に高度を下げながら南極近くまで続いております。

 南半球なので北部ほど暑く乾燥した気候。また南部に行くほど南極に近くなり氷河とフィヨルド、森がつらなる寒冷な気候となります。一方中央部は東にアンデス山脈、西に太平洋、北に砂漠、南にフィヨルドと外部と隔絶したエリア。地中海性気候で、夏は暑いけれど乾燥しており過ごし易く、また冬は寒いものの平地では雪は降らないという誠に結構な気候です。火山もあるので温泉もでるし、沿岸は南極から流れてくるフンボルト海流(寒流)が流れており、海沿いを散策しているとオットセイやらペンギンやらに出会ったりと自然大好き派には垂涎の中々侮れないエリアなのです。

チリの3W
 チリは3Wの国と言われております。1つ目のWは天気のWeather。上述のように非常に過ごし易い気候です。2つ目のWはWine。昨今のチリワインの躍進振りは皆様も良く耳にされるでしょう。長い日照時間と乾燥した気候がブドウの栽培に適し、非常に良いワインができる国です。3つ目のWはWomen。中南米でCの頭文字の国は美人が多いと一般的に言われておりちなみに該当国はチリ(Chile),コスタリカ(Costa Rica),コロンビア(Colombia)です。確かに街中を歩くと美人が多かった。まあ3つ目のWに関しては当時新婚早々で着任した小生には縁のなかった話なんですが・・・(残念)。ワインと美女この2つのキーワードだけでもチリを訪れてみたくなった御仁もおられるのでは?

青島とのつながり?
 気候が良く、農作物の物成りが良い。海産物が豊富。ワインもある。といった時点で既に皆様お気づきかもしれませんが、条件的にここ青島に良く似ているんですね。また、南米の中ではドイツ系移民の比率が特に高いのがチリ。田舎に行くとドイツ風の街並みなんかがあって、南米にいるのかスイス辺りにいるのか判らなくなってしまうような光景にも出くわします。ドイツ風の街並みが残るなんて点も青島と共通ですね。

チリの食事
 ワインが美味しく、そして野菜や果物、魚など素材は良いものが採れるのに、食事が超まずいのがチリの欠点です。別に小生が舌の肥えたグルメという訳ではありませんが、何はともあれ全ての食事が塩辛かった。そして何故かパンも不味い。頼みの綱の中華料理もチリ化しており美味しくない。という訳で、家で自炊が多かったです。ここ中国や東南アジアでは外食で十分美味しいものが食べられて幸せです。

 というわけで、今回ご紹介した南米チリ、小生が居たのは首都サンチアゴでしたが、夏はカラッとした気候、冬はアンデスまで1時間程でスキーが出来、無論ゴルフは一年中、そして自然の見どころ沢山という事で、食事が美味しくないのと日本から遠い事を除けば非常に過ごし易い場所であり、まさに「住めば都」という所でしょうか。機会があればまた訪れてみたい場所の一つです(なんて調子乗って言ってると次にチリ駐在があり得ます。クワバラクワバラ)。

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青島・老房子と日本人

 1915年から1945年の30年間、2度に亘って日本の統治下に置かれた青島では、4万とも5万ともいわれる日本人が住んでいた。かつて街のいたるところでは「中野町」「 伊勢町 」といった日本名の道路名が名づけられ、着物を着た日本人が往来を歩いていた。今でも約70年前と変わらず、街のあちらこちらには日本人がかつて住んでいたり、勤めていた、縁ある建物が残っているのをご存知だろうか。かつて青島で子供時代を過ごし、現在青島にお住まいの足立吉弘さんが、そんな“老房子”をご紹介します  

〜青島第一日本国民学校〜

 1945年の終戦時、青島には日本の小学校が5校ありました。これを開校した順に並べると次の通りになります。
  第二日本国民学校。1915年(大正4年)4月、
  旧ドイツ総督府実科中学校跡に青島小学校として開校。
  第一日本国民学校。1918年(大正7年)4月、武定路に新築開校。
  四方日本国民学校。1923年(大正12年)4月、分校から独立、開校。
  滄口日本国民学校、1923年(大正12年)4月、開校。
  第三日本国民学校。1941年(昭和16年)4月、第一国民学校から分離開校。

以上のように青島に最初に開校した青島小学校(広西路)は1917年(大正6年)4月、仮校舎に移転して第一青島尋常高等小学校になり、元の青島小学校の位置に第二青島尋常小学校が新設されました。
なお、1923年(大正12年)3月31日、山東還付協定による中国政府への山東返還に伴い、青島の各小学校は居留民団立となり、名称も青島第一日本尋常高等小学校、青島第二日本尋常小学校のように改称されました。さらに1941年(昭和16年)4月から小学校は国民学校になりました。

 さて、第一青島尋常高等小学校の新築工事は1917年(大正6年)2月に始まり、翌1918年3月に落成しました。設計は小山良樹、田尻正義、長岡平蔵の3名によるものですが、敷地面積は1万7762坪。
校舎の総建坪が666坪(1930年増築後)、近世ゴシック式煉瓦造、低圧蒸気暖房装置。
というように、小学校としては極めて贅沢な規模と設備を持ち、その重厚なデザインは、現代建築の校舎と比べても決して引けをとらない立派なものでした。
さらに
1922年(大正11年)1月、運動場敷地購入。1927年(昭和2年)4月、大運動場拡張工事着工、同年9月、1万3100坪の大運動場が完成し、名実ともに日本最大級の小学校が誕生しました。

 1938年(昭和13年)1月、青島は再び日本軍の占領下に入り、それ以降、邦人人口は一層増え続けます。青島第一小学校の児童数も、いつ2千名を突破するかという状況になり、1941年(昭和16年)4月、旧青島神社裏の松山路に青島第三日本国民学校が新設され、第一国民学校の713名が分離移籍しました。それでもなお第一小学校の児童数の増加は止まず、同年12月には雨天体操場を拡張改装した講堂兼雨天体操場が落成し、本校舎との間に渡り廊下が設置されました。
 さらに本校舎3階にあった講堂を改装し、教室5、礼法室1に生まれ変わりました。
私が5、6年生のときは、この講堂を改装した教室で学びましたが、50人の生徒が机を並べてもまだ余裕があるという広さでした。
 青島第一日本尋常高等小学校6代目・中村和之校長は、新任の教師が着任すると、船まで迎えに行き、港湾で働く中国人労働者の姿を見せ、「もし中国人を蔑んだ目で見る者がいたら、このまま日本に帰りなさい」
と諭したと言われています。
 民族差別意識を最も忌み嫌った中村名物校長を始め、日本各地から集まった質の高い教師のもとで学んだ私たちは、戦時中であっても、この広々とした大運動場で、いじめも仲間はずれもない、楽しい学校生活を送ったのです。

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会長はシェフ!

 〜スモールキッチンでも作れる簡単レシピ〜

 サービスアパートメントの少ないコンロや電磁調理器などを利用して、手軽においしく作ることのできるレシピをご紹介したいと思います。一人でも、不便でも、面倒がらずに自炊にトライ!

10月「にんじんのジンジャースープ」

 秋の夜長には薬効一杯のショウガとビタミンAをたっぷり。体ホカホカ、視力もばっちり。初期の風邪にも効果テキメン!  

   

   


  材料:(2人分)
 ニンジン 2本
 
    たまねぎ 1個
 
    しょうが 小ぶりをひとかけ
     コンソメのブイヨン(缶詰のコンソメスープでも可)
     バター少々
 
    水1カップ
 
    塩少々
 
    お好みで、乾燥したバジル、ローズマリー、オレガノ等の香りの強いハーブや、   サワークリームチーズ、生クリーム等。


 作り方
 @ ニンジンは皮をむいて薄く輪切りにし、鍋にいれて1カップの水で煮込みます。
  沸騰したら、塩少々とバターを入れ、ブイヨンを加えて煮込みます。
  ニンジンが柔らかくなったら、火を止め荒熱をとっておきましょう。
  缶詰のコンソメスープを使うときには、水を減らしてください。


 A たまねぎはみじん切りにして、フライパンでバターを加え弱火で焦げないように炒  めます。たまねぎが透き通ってきたら、すりおろしたショウガを加え炒めます。
  これも荒熱をとっておきましょう。


 B 荒熱がとれた、@ニンジン+コンソメスープ、Aたまねぎとショウガをミキサーに  入れて、良くよくかき混ぜたら、鍋にもどして暖めて出来上がり。


 C お好みで、オレガノ、バジル、ローズマリー等の香りの強いハーブを加えたり、
  サワークリームチーズや生クリームを落として召し上がれ。

ポイント
 ショウガの発汗・発散効果は風邪の初期症状に、健胃止嘔作用は胃腸の冷えなどによる胃腸機能低下防止に効果テキメン!動物由来のビタミンA(レチノール)は妊婦の方の 過剰摂取が問題とされていますが、植物由来のベータカロチンはその危険性が少ないとの事。バター由来のビタミンAもあるので、妊婦の方は、他のビタミン剤・動物由来のビタミンA(レバー・豚肉等)も考慮に入れ、過剰摂取に気をつけましょう。鶏肉スープ・ベーコンスープをベースにしても美味しいです。

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だーぐぅ爺のひとりごと

 〜天高く馬肥ゆる〜

 今夏、日本は猛暑で熱帯夜が続き 残暑も厳しく、これまでの記録を塗り替えるなど大変だったらしい。ここ青島といえば、例年より雨が多かったが、夜降って朝には止むという風で、海からの涼風に恵まれ,避暑地というにふさわしい天候であった。高層に住んでいると網戸にして、窓を半分開けておくだけでクーラーはほとんど必要なかった。

 さすがに秋の彼岸近くなると、空は何処までも青く、海もはるかに見渡せ、街路の広葉樹が排気ガスを吸収して新鮮な空気を送り込んでくれているようでステキナトコロ<青島>というのがピッタリする時期。気持ちも清々しくなる。

 「天高く馬肥ゆる秋」という句が自然と口から出てくるが、日本では、食欲の秋を讃えたもので、北海道に行ったときなど、鮭が上ってき、毛蟹にホタテ、畑からは完熟したスウィートコーンや馬鈴薯が食べ放題で、山海の美味を前にして、また体重が増えると思いながら舌鼓をうったものだが。。。
本来、この句の元の意味はまるきり反対で、古代中国では、秋空が広がると、辺境の異民族が穀物や肥えた馬を狙って攻めてくるから気をつけろという農耕者による警句じゃそうな。苦労して育てたのを一瞬にして失うのだからたまらない。
そういえば、黒澤明の「七人の侍」という映画を思い出した。雨中の決闘シーンが有名じゃが、実りの秋になると村に賊が収奪に来る。そこで村民が侍を雇い、一緒になって撃退しようというストーリーであった。

 農暦8月15日の満月を仲秋の名月として中国では仲秋節で月餅を配る風習だが、西洋でも、秋分のころの月はHARVEST MOON(収穫の月)というそうで、洋の東西問わずこの季節の月は収穫に関係ある。

 ところで、日本では彼岸にはお供えに萩の花を持っていくが、昔は春はサクラの花見、秋は萩の花見というのがあったそうで、オハギは秋の彼岸に食べるので萩の花にあわせて若干小振りで花の1つ1つを表すためか粒餡になっているそうな。
ボタ餅は「牡丹餅」と書くように春のお彼岸用でボタンに見立てているからゆったりとやや大きめになっている。

 ちなみに、来年、2011年の仲秋は9月12日。その週の日曜日が9月18日で、満州事変から丁度80年ということになる。予定は空白にしとくほうが無難かの。   (10.09.24)

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浮山情的書評 -(その5)-

 〜新繊維王国 青島〜

 佐々木幸雄   東京図書出版会(2004年)

 タイトルに「青島」とついた本をアマゾンで検索すると1869件あり、明らかに宮崎県、人名、旅行書などを除いていくと184件目の本書、185件目に「青島黄昏慕情」がヒットし買い求めた。「黄昏慕情」の方は、表紙に青島の景色があり、どんな内容かと期待したが、青島を題材にした下手な詩が1編あるだけで、あとは青島とは全然関係ない詩集である。通販の場合、中身を見て買うのではないので仕方ないがおカネを戻せと言いたい代物であった。

 今回紹介の硬いカバー表紙をつけた本は、著者が02年に上海からユニー青島事務所長として転勤され、青島を中心に韓国、華北の繊維工場関係を視察されたルポである。読んでいくなかで、特に青島が繊維の中心というのではなく、生活ベースとしての青島ということで、表題には(?)と思わざるを得ない。

 評者のような繊維業界に無縁なものには織物と編物の区別も良くわからないが、とにかく店頭に繊維製品を届けるのが筆者の仕事だから、糸から染織、縫製と下請工場まで検査に出かけ、その工場や経営者の評価の報告になっている。

 基底にあるのは、この十年誰よりも熱心に中国の縫製工場を指導してきたのは日本人で、日本向け衣料を生産するところならどこにでも出かけ、情熱を傾け技術指導を行ってきた。結果として、程度の差こそあれ、中国の縫製業レベルを底上げしてきた。(P52)

 もう一つは中国(人)に対する見方で 「貧困からの脱出を希求する手先が器用で字の読み書きできる9億人の人が居る地域は他にあるだろうか」。或いは、「日本人マネジャーのアドバンテージは日本のマーケットに対する理解の深さ、経験の長さ、人脈くらいしか思い浮かばない。本社に対する交渉力や説得力の差ということはあるかもしれない。しかしこれらは仕事の本質とはいえない。(中略)われわれの引退後には、日本人などどこにも存在せず、経験を積んだ中国人が日本市場を自由にあやつることになるだろう」。(P160)日本の技術者が教え、技術移転した後はもはや必要なくなるという危機感である。

 この本で印象に残ったのはSARSについてであった。日本(本社、マスコミ)による過剰対応、中国政府の措置、外国の駐在員と日本企業の駐在員、現地の中国人の対応などなど。それまで薄い感じがしていたのが、一気に事件(ドラマ)となって生活感や思考が描かれている。欲を言えば、内容をSARSを中心に据えてもっと、地元の人の生活風景やマスコミの対応などで構成すれば面白い書物になったように思う。(10.09.26)

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「チンタオ写真館」

〜チンタオ写真館では写真同好会の皆さんの作品をご紹介します〜

 テーマ「植物」

                  1位                        2位

                         

        

 

 

テーマ「生き物」

                  1位                          2位

  

  

 

テーマ「静物」

                     1位                             2位

  

  

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「げっちんアンケート!」

 げっちんアンケートでは、チンタオにお住まいの読者の皆様を対象とし、「どんな人が、どんな風にチンタオで暮らしているの??」の素朴なギモンのもと、毎月アンケートを実施。アンケート結果は翌月号にて掲載します。チンタオ古株の方もチンタオ新参者の方もぜひ添付のアンケートにお答えください。

 9月のげっちんアンケートでは、皆さんの「チンタオ歴」と「前任地」についてお聞きしました。アンケートにお答えいただいた方、どうもありがとうございました!回答者 16人と多くはありませんが、チンタオ歴3年〜5年の方が目立ちました。前任地は日本に次ぐアジア地域が、昨今の「中国スライド駐在」を反映しているように見えます。

 

 

今月のテーマは「国慶節休暇の過ごし方を教えて!」です

http://www.efeel.to/survey/gekkanqingdao/

にアクセスして下さい。

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です。

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イベントカレンダー

【日】日本人会 【領】総領事館 【学】日本人学校 【貿】ジェトロ

10月

13日(水):【学】中間テスト(中学部)
16日(土):英語検定 1次試験
19日(火):【学】中学部交流会
22日(金):【】持久走大会
23日(土):【領】領事出張サービス(威海)
25日(月):【学】下関小学校交流(小学部)
26日(火):【日】婦人会定例会
29日(金):【日】商工会セミナー(シャングリラ)
30日(土):【日】日本人会ゴルフ(JUSCO杯)

 

11月

 6日(土):【学】学習発表会
14日(日):【学】英語検定 2次試験
28日(日):【学】中国語検定試験
29日(月):【学】期末テスト(中学部)

 

〜あなたの声をお聞かせください〜

『声』 〜あなたの声をお聞かせください!〜 チンタオライフ、満喫していますか?こんな事があったらいいなあ、こんなことはできないだろうか?などなど、 あなたの日頃の想いとグッドアイデアをお聞かせください! 記名、匿名問いません。あなたの貴重な声をお待ちしています! 声はこちら→gekkanqingdao@yahoo.co.jp

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