目 次

■ 2011年青島日本人会新年会開催
■ ジャパンデー開催決定
■ セレッソ大阪 済南にて試合
■ 在青島日本国総領事館からのお知らせ
■ 青島日本人学校からのお知らせ
■ 月刊青島2011年2月号 特集 〜金融放談〜
■ 広げよう!楽しもう!チンタオ友の輪!
■「青島発、素敵な旅先案内人」
■「やっぱりこれが好き!」 〜中国茶編〜
■ 新コーナー 〜若狭屋久兵衛のお薦めグルメスポット〜
■ 青島・老房子と日本人 【番外人物編】
■ 会長はシェフ! 〜2月号「鶏火鍋−山東田舎風」〜
■ 浮山情的書評 〜蒼穹の昴〜
■ 新コーナー! 山東省の歴史  第1回:太公望呂尚と斉の国
■ チンタオ写真館
■ げっちんアンケート
■ イベントカレンダー
■ げっちんエンタメ情報!
■ 新コーナー! 青島日本人会会員消息

 

 

NEWS

2011年日本人会新年会開催

    

  

   

   

 1月22日(土)、リージェンシーホテルにて恒例の日本人会新年会が開催されました。今年は新年会の開催前に会場にて餅つき大会を実施。「よいしょ!」「頑張って!」の掛け声の下、賑やかに餅つきが行われました。子供たちも日本の餅つきを初めて見る子もいる中、「わぁ、おいしい!」「僕もやってみたい!」と興味津々で参加していました。今年の新年会は500名以上が参加し、過去最多数を記録。飛坂会長の挨拶でスタートした後、まぐろの解体ショー、個性溢れる各同好会の自己紹介、豪華商品を目指して喜びと落胆の声が混じり合うプラチナ抽選会など大いに盛り上がりました。

お手伝いして下さったボランティアの皆様、協賛企業の皆様に非常感謝!

 

 

 

ジャパンデー開催決定

 昨年の秋、延期を余儀なくされたジャパンデーですが、3月の19日(土)、20日(日)の両日開催する予定で調整中です。詳細は次号にてご案内します。乞うご期待!!

 

 

 

セレッソ大阪が済南にて試合!

 AFCチャンピオンズリーグ2011 グループステージ(Group G)の試合が済南で行われ、日本代表のセレッソ大阪がやってきます!!お相手は山東魯能!!毎年AFC中国代表の一角を占めている強豪チームです。3月16日(水)15:30、山東省体育中心体育場にてキックオフ予定!サッカーファンなら行くっきゃないっしょ!!なお、中国側サポーターとの不要なトラブルを避けるため、観戦場所、観戦方法等については一定のルールが設けられる見込みです。詳細はセレッソ大阪のHPで!!
http://www.cerezo.co.jp/news_detail.asp?c_idx=10004631&contents_code=100100100

 

 

 

在青島日本国総領事館からのお知らせ

総領事館代表電話:0532-8090-0001
総領事館ホームページ http://www.qingdao.cn.emb-japan.go.jp 



〜パスポートの紛失・盗難に気をつけましょう〜

 パスポートは、海外であなたの身分を証明する唯一のものです。くれぐれも紛失しないよう、また、盗難に遭わないように気をつけて下さい。
万一、紛失または盗難に遭われた場合、「パスポートの再発給」や「帰国のための渡航書の発給」及びそれら渡航文書による中国出国には、最寄りの派出所や公安局担当部門での諸手続が必要となります。
また、事件や事故に遭った場合ややむを得ぬ緊急事態が発生した場合は、当地を管轄する公安に届け出るとともに、当館の緊急連絡電話(0532-8090-0001)までご連絡下さい。

(参考)
    ○パスポート紛失・盗難時の手続きについて
     http://www.qingdao.cn.emb-japan.go.jp/jp/connection/index_090730.html

    ○在青島日本国総領事館 領事情報(パスポート、安全・生活情報など)
     http://www.qingdao.cn.emb-japan.go.jp/jp/connection/index.html




 


 

 青島日本人学校からのお知らせ

http//www.qingdaojs.org/
 

ANA航空教室

 

 12月に全日空の方に来ていただき,航空教室が行われました。パイロット,客室乗務員(CA)、整備士の方がそれぞれの仕事の内容をお話してくれました。お話のあとは,実物に触れようというコーナーがあり,CAの方と同じスカーフを巻いたり、パイロットや整備士の方が使う道具を触らせてもらったりしました。ますます飛行機や空港を身近に感じることができるようになったひとときでした。全日空の方々、本当にありがとうございました。

  

全校書き初め会

 

 新年を迎え,全校で書き初め会を行いました。小1・2は硬筆で、小3から中3までは毛筆で行いました。真っ白い紙の上に、一筆一筆気持ちを込めて書いていく姿はみんな真剣で、会場はシーンとした緊張感のある空気でいっぱいでした。気持ちを込めた書き初めはどれも,書いた人の元気や迫力が出ていて、素晴らしい作品となりました。書き終わったあとのみんなの顔も、書き初めに負けないくらいステキな笑顔でした。2011年のスタートとして、素晴らしい会になりました。

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月刊青島20112月号 特集

「金融放談“2011年、中国ビジネスのこれから”」

     

 今月の特集は「金融放談」と題し、チンタオの日系企業を支えるみずほコーポレート銀行青島支店吉田暁支店長、山口銀行青島支店兼重清史支店長、飛坂有三青島日本人会会長に、最近の中国経済とチャイナリスク、中国ビジネスへのアドバイスについてお話を伺いました。

編集部:皆さんのチンタオ歴と会社業務についてご紹介ください。

飛坂氏:
 三菱商事の飛坂です。チンタオに来たのは2005年8月、もう5年半になりました。旧三菱商事は戦前のチンタオに存在し、山東省済南支店の分所として1910年代にオープンしたそうです。もちろん終戦とともに閉所してしまいましたが、今でも当時の三菱商事の建物は館陶路に歴史保存のネームプレートがついた建物として保存されています。現在の三菱商事は1988年に事務所を開設、2003年に現地法人を設立しました。現在は主に農水産物の加工品、セメント、山東省の特産である塩に関連した苛性ソーダ等の化学品の貿易取引や、事業投資の管理や開発を行っています。

吉田氏:
 みずほコーポレート銀行の吉田です。2008年1月に正式赴任したので、ちょうど丸3年が経ちました。青島支店も同じく2008年春に開業しましたので、もうすぐ3年経とうとするところです。 中国では上海に本店がある他、北京、大連、深せん等と、北から南まで合わせて13の拠点があります。青島支店は中国全体では8店舗目ですが、2006年に現地法人化した後の第1号店舗となりました。現地法人化に伴い、支店開設が自由にできるということで、青島支店の担当は山東省地区だけとなっています。山口銀行さんが幅広くされていらっしゃるのとは逆ですね。こちらでは特に外貨を扱う時ものすごく規制が多い。引き出すのも入金するのも必要な書類がたくさん必要。日本ならネットでボタン1つなのに、両替しようとしても、現金を出そうとしても簡単にできません。さらに中国の銀行で中国語で銀行のサービスを受けるのは日本人には大変です。そうした日系企業の皆さんに日本語でのサービスをさせていただいています。

兼重氏:
 山口銀行青島支店の兼重です。私は2003年に青島へ赴任し2008年に一旦帰国、改めて2009年4月から当地に再登板となりました。青島ライフは7年になります。青島市が友好都市(中国では姉妹都市と呼ばない)の締結を山口県下関市と行ったご縁により、山口銀行は外資銀行として初の青島事務所を1985年11月に開設、支店開業認可を取得後1993年2月から銀行営業を行っています。日本の地方銀行のなかで、唯一中国国内において人民元建てのご融資が可能な銀行として、大企業様はもちろんのこと中堅・中小企業の皆様を含め、北京や上海までエリアを拡げお客様を増やしているところです。

 

 

中国経済はどう変わる?

編集部:最近は外資優遇政策も変わる中、中国の経済はどのように変わってきていると思いますか?

吉田氏:
 2010年は外資、日系企業にとって、ワーカー不足とストライキがクローズアップされた年だったと思います。ワーカー不足に伴い、賃金も上がった。労働集約型産業が低コストを理由に中国で生産し、日本に輸出する、というこれまでのビジネスモデルを変えていかなきゃいけなくなった。2010年はその分岐点になったと思います。しかし、2008年のリーマンショック時に比べ、投資は復活しています。中国をターゲットにした企業の進出は山東省だけでなく、全国規模に増えています。

飛坂氏:
 吉田さんの言うとおり、中国進出のモデルは変わってきていますよ。それにしても、中国の経済はなぜこんな高成長をキープしているのかな?“老衰経済”と呼べる日本の現状がありますよね。それに対して中国は確かに活力はある。問題は今の成長が市場のメカニズムに基づいていないことですよ。中国経済を引っ張っているのは、固定資本形成と輸出と政府支出。固定資本形成は不動産、土木、政策に関連した事業が中心。建物をどんどん作れば、固定資本形成が伸びるからね。その分、経済成長率として反映されるということでしょう。でも、人民元にしても、固定資本形成にしても輸出にしても、土地の供給にしても、すべて政策によってコントロールされていて、その下での成長でしょ。今後は政策の転換も必要となるだろうし、風向きも変わると思う。日系企業もビジネス・モデルを変えていく等の対応を迫られるでしょうが、これってそう簡単では無いでしょうね。そう言えば、中国のWTO加盟が承認された時、僕は「あ、世界はパンドラの箱を開けちゃったな。」と思った。まだWTO加盟には不安要因がある中でなぜ中国を世界経済に組み込んだのだろう、WTOのスタンダードにまだ達していないのに、と。中国も口ではWTOのメンバー国としての義務・責任を果たすとは言ってるけど、実行していないことがまだまだ残っているでしょう。このあたりの動きも要注視でしょうね。

兼重氏:
 私ども銀行員としてご融資させていただく立場から申し上げますと、現在お客様から二つの需資に対するご相談が多くなっています。一つは、中国国内販売が好調であるための増加運転資金・追加設備投資資金。もう一つは、人手不足および給与の高騰に伴う省力化機械の導入資金です。これまでマンパワーの方が安くついていたものが、一部生産工程に変革を求められています。少なくともあと5年ぐらい、世界に占める中国経済の優位性は揺らがないのではないでしょうか。「世界で勝つためにも、まず中国国内で勝たなければならない」という構図が、ますます顕著になると思います。

 

 

進出日系企業へのアドバイス

編集部:進出企業に対してアドバイスがあればお願いします。

吉田氏:
 昔と違って、中国政府が「誰でも、何でも来てくれ!」という時代じゃない。企業も業種も選ぶ。この傾向は毎年強烈になっています。技術力の無い企業、もしくは既存技術の企業は歓迎しません。今、中国が最も奨励している、近代的サービス業や親環境型などの業種、規模の大きい投資などに限られてきています。奨励されていない企業はあまり歓迎されなくなってきている。5、10年前ならあった税制優遇措置などの優遇もなくなり、外資への優遇はなおざりにされてしまう。

飛坂氏:
 でしょうね。

吉田氏:
 さらにこれからは、外資系にも都市維持建設税も適用される。この手の話はもっと増えるでしょう。

飛坂氏:
 わかりやすくいうと、これまではバーの“ハッピーアワー”で半額だった酒が、フルプライスになったということですよね。政策というより、中国政府の“商魂”。そう考えるとシンプルな構図です。だから投資環境面にしても、あらゆる優遇や政策は“今がハッピーアワー”ということを認識して来ないといけない。そのハッピーアワーはもちろんそう長くは続かないというリスクに対応する必要がある。例えば、投資に際して、日本なら自社工場でやっていたコアな部分だけ自社で作って、その他の部分は他企業の工場にアウトソースして任せるとか。マネーリスクも労務リスクもどうやって軽減するか。生産工程を分割・削減するって非常に難しいけど、色々な方法でのリスク・マネージメントが必要でしょうね。

兼重氏:
 日本でうまくいかないから中国で勝負するという図式は、まず成功しないと思います。リーマンショック後も成長を続ける中国の消費市場は世界最大の激戦区であり、競争相手は韓国・台湾を始め、他にも欧米の一流プレーヤーが一堂に会するところです。そもそもよその国で儲けようとする外資が、そう簡単にうまくいくはずがないのです。中国で勝ち抜くため、中国の拠点を製造するだけの「分工場」的な立場から脱却させ、開発や営業力を伴った真の「会社」として機能させていくことが急務です。最近では中堅・中小企業の社長さん方も意識改革が進み、かつては番頭さんを中国に送り込むだけだったのが最近では逆に番頭さんに本社を任せ、社長さん自らが頻繁に中国入りし製造工程のチェックや中国国内のトップセールスなど、ビジネス競争に勝ち抜くため中国重視の姿勢を鮮明に打ち出しておられるところが多く、たのもしく感じています。



新たなチャイナリスクとは?

編集部:新労働法の成立や社会保険法の外資への適応など、新たな外資にとっての制約要因が増えてきているといったことも聞きますが、今までのチャイナリスク、新たなチャイナリスクとは何でしょう?

吉田氏:
 新たなチャイナリスクというよりは、チャイナリスクというのはこれまでも、現在も常に潜在的に存在していたと言えると思います。中国は日本や欧米と違って、自由・資本主義の国じゃない。それは5年、10年前も同じです。ちょっと勘違いしやすいのは、市場が開放されると外資も多く入り、さらにWTO加盟も加えて、自由主義の国と同じように開放が進んでいくものと思ってしまっている人も多い。だけど、どこまで行っても共産主義な訳だから、いつ何が変わるかわからない。日本の常識、世界の常識は通用しない。そういう国でやっているんだ、という考えが無いとダメでしょう。そういう意味では昔から同じだと思います。そういう中国に私たちはやって来て、ビジネスをしているんですよ。この意識をしっかり持つことが大事でしょう。

飛坂氏:
 中国にとっても取りうる政策オプションは減ってるよね。市場経済化がスムーズにいかないと、人民元はその内大きく暴落する可能性もあるんじゃないかな。“その内”がいつ来るかはわからないけど。この経済のアンバランス状態は長くは続かないと思うし、政策上も次に何が来るかわからない。これが今のチャイナリスクと言えるでしょう。

編集部:発表される数字と現実の乖離は?

吉田氏:
 数字は多分に政策的な影響を受けますからね。例えば、今日(1月19日現在)の米ドルに対する人民元の換算レートは6.58で、ここ4、5年来の最高値です。明日から胡錦涛主席がアメリカに行くから、その手土産なんだろうけど。でもアメリカも来てもらって、今ならボーイングを買って欲しい、という裏の事情もある。人民元は今年も上がっていく、という見方が大半を占めていますよね。

飛坂氏:
 例えばGDPの構成を見ても政府支出13%、固定資本形成44%、個人消費が35%、純輸出8%で、中国のGDPを伸ばす方法は公共投資を増やして、皆の収入を増やせばいいといったところ。これにからんだ不正行為による利益も固定資本形成の一部。ちょっと橋やビルを作れば、その利益率は高いはずだし、なんといっても土地という打ち出の小槌を持っていますからね。固定資本形成と輸出の伸びを外すと、中国はゼロ成長に限りなく近づく。やっぱり変換を余儀なくされると思います。

兼重氏:
 チャイナリスクについて日本では尖閣諸島問題以降、薄々感じていたけれどもやっぱりそうか、という具合に中国の印象が変わったなと思います。尖閣諸島問題が発生するまでは、ほとんどのマスコミが中国礼賛・日本の救世主的な位置付けで特集記事を組んでいたかと思えば、尖閣諸島問題の発生後は一変し中国の負の面ばかり強調した貶め方をするなど、どちらも両極端すぎて適切ではありません。商売は一番売れるところに経営資源を投入するのが常道であり、その場所が今中国であることは紛れもない事実です。中国が社会主義の国であり、また発展途上の段階にある国ということを勘案すれば、真に中国という特殊事情に起因するマイナスの条件は限定され、企業判断でそれらへの対処法を検討していくしかないのです。

飛坂氏:
 中国にいるなら、グローバルマーケットの中で中国を生産と販売の拠点にするといった視点とか、米州や欧州、他のアジア地区、アフリカにも目を向けたグローバル戦略を持つ必要もある。中国だけを見ていたら地域戦略にしかなりません。

 

グルメたちの一押しレストラン

編集部:さて、この辺でやわらかめの話題に移りたいと思います。おいしいものをよくご存知の皆さんのおすすめレストランを3つ教えてください。

飛坂氏:
 そうねえ。1店目は江西路と雲シャオ路の角にある、「京九排骨米飯」。かなり庶民的な店ですが、排骨も煮込んだスープの味も旨い!それに安い!だって定食が7種類あるけど、すべて12元、7人でつっつきながら食べて、全部で84元ですから。2店目は、高雄路にあるクエ鍋の「斉海漁聖」。クエは日本では高級料理ですが、ここではそれよりずっと手軽な値段でクエ鍋が楽しめます。3店目は江西路にある、「宏錦記」。きのこ鍋料理ですが、牛や羊の肉は入れず、烏骨鶏ときのこと野菜だけで食べてみてください!滋養溢れる味です。しめは店自慢のちぎり麺を入れて食べるのがおすすめです。

吉田氏:
 先ずは、延安三路にある一人鍋の「燕京」と「順風」。どちらも会社の皆とはよく行きますが、燕京は個室もあるのでお客様と一緒でもOKじゃないかな。以前はポン酢を持ち込んでいたんですけど、今はお店で用意しているので必要ありません!次は、市政府裏の府新普大厦の後ろにある「利康養生園青島ニ店(閩江路12号)」。ナマコを入れたテールスープが100元するけど、おいしくて特に二日酔いに効くんです!こじんまりとした店ですけど、キレイでおすすめです。

兼重氏:
 私は、中華料理の王道はスープにありと考えています。お薦めは東海中路の「東海山荘」。ここの佛跳牆は絶品です。戒律の厳しい修行中のお坊さんも、その匂いに誘われ思わず壁を飛び越えてしまったという禁断のスープ。色々な所で食べましたが、ここが一番です。ここの服務員(女性)は、アイシャドーのラインから髪のまとめ方まで統一されており、非常に気合が入っています。それと市内中心部にある「香港97」で食べた、名前は忘れましたがフグのアラを煮込んだ皮や肝も無骨に浮かぶ牛乳味ベースのスープ。心身ともに衰弱している際にいただきましたので、とてもおいしくかつパワーがみなぎっていく感じがしました。若干のスリルも味わうことができる、おまけ付きです。

 

チンタオライフでの目標

編集部:皆さんのこれからのチンタオライフでの目標を教えてください。

飛坂氏:
 僕は今一番興味があるのはチンタオで畑!一昨年から畑を借りてベビーリーフやトマトなどの野菜を作っているんですが、手作りの有機野菜は本当においしいですよ。今は残念ながら霜が降りてシーズンオフ。できれば通年栽培できるよう、温室を作りたい!

吉田氏:
 私は少しでも長くチンタオで仕事ができればいいですね。目標といえば数字、数字といえばゴルフですが、今年の目標はベストスコアを伸ばすことと家内に勝つことです!それと月刊青島1月号にも今年の抱負として挙げた「健康第一」を成就するため、ゴルフだけじゃ足りないので最近ジムに通い始めました。ランニングマシーンで夜走っていたら、1キロ減ったんですよ。効果が出るとやる気も出るので、頑張って走り続けたいと思っています。

兼重氏:
 私は限られた時間を、最後まで仕事に捧げたいと思います。日本企業は技術面だけではなく、仕事への取組み姿勢やサービス面において中国で高い評価を得ています。工場運営の企業様だけではなくサービス産業の方まで含め、幅広く仕事のお手伝いがしたい。ある中国系企業が掲げる標語でおもしろいものがあるんですよ。それは「ドイツの品格、中国の価格、日本のサービス」です。それと話は変わりますが、皆様からお声が掛かったこともあって、また青島に居たんだという足跡を残すため、新しく月刊青島に山東省の古代史を題材としたエッセイを短期連載で担当させていただきます。

飛坂氏:
 それから、何とか青島日本人会の中から「チンタオでこんな日系企業や日本人が頑張っている!」というニュースがどんどん出てくるようにお手伝いをしたいですね。

吉田氏:
 そうですね。私も商工会活動で、役に立つこともやってみたいですし、学校運営委員会の副理事長を務めていますので、日本人学校の生徒数をもっと増やしたい。今年はどうにか生徒数100名を越せるかな、と期待しています。

飛坂氏:
 それに日本人会でいえば、婦人会の活動も今年はクローズアップして、よりその力を発揮してもらいたいと思っています。小さいコミュニティのよさを活かして、いい地場コミュニケーションを作っていく、っていうのは大事ですよね。

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広げよう!楽しもう!チンタオ友の輪!


19人目:宮前和哉さん(東麗即発(青島)染績股份有限公司)

 


 私が住んでいるのは青島即墨市。ここに住んでもうすぐ4年になる。青島市内から車で北北東に車で走る事約1時間。惜福鎮を過ぎ15分くらい走り続けると、タクシーも飲食店もない街の一角に辿りつく。そう。そこが私の住む「即墨市龍山工業園」なのである。どれ位田舎か説明するのはそんなに難しくない。青島人に向って、「住在即墨非常寂黙」といえば必ず笑いが取れる位 「即墨=寂しい場所」なのである。そんな私の唯一の楽しみは青島市内に週末くりだす事。中でも欠かせないアイテムが3つ。 
@テニス A在水一方(サウナ) B知り合いタクシー運転手である。
@ 週2回 テニス馬鹿が集まる。たわいもない話がとても楽しい日本人会テニス部。
  個人としては、たまに無国籍チームとして、日中韓団体戦にも参加している。
A 青島に住居を持たない私の週末の宿泊場所はここ。
  こんなでかい風呂は今まで見た事がない。耳かきで癒されるのもよし〜。
B 兎にも角にも、私の移動を助けてくれる2人の仲良くなったタクシー運転手。
  何先生と先生。なぜかこの二人は底抜けにいつも明るい。
  青島ー即墨との往復時、いつも彼らから元気のエネルギーをもらってまた一週間頑張ろうと思う。 こんな生活も3月で5年目を迎える。

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「青島発、素敵な旅先案内人」

 〜 台湾

      

 両岸関係の進展に伴って、ぐーんと近くなった青島と台湾!青島と台湾の間にも観光、経済等、活発な交流が行われています。というわけで、今回は編集長が台湾をご案内!イザ行かん!台湾へ!!

 感動度  ★★★★  万里の長城とか、アンコールワットのような、
                       といった観光名所があるわけでもありませんが、
                       中国大陸から行くと色々なところに感動が!
 アクセス ★★★★  直行便の開設によりたったの2時間半です。
 言語   ★★★★★ 中国語ができれば大丈夫。日本語も結構通じます。
 料理   ★★★   青島から行くとちょっと感動薄いかも。
 予算   ★★★   物価は青島より高いですが、どういう旅をするかで予算次第
                       自由自在です。

【台湾への道】
 両岸関係の進展に伴って、中国大陸から台湾へのアクセスはぐーんと便利になりました。以前は青島からだと香港等を経由していたのが、青島―台北直行便の開設によって、なんとたったの2時間半、便も一週間に8往復も飛んでます。ちなみに香港経由でいくと青島を14:50発、台北着は20時過ぎ、台北市内の宿に入って23時過ぎです(私はワケありで香港経由としましたが、皆様には是非とも直行をお勧めします)。ちなみに台湾第二の都市、高雄にも週1便飛んでます(所要時間3時間)。
 空港は台北市郊外の桃園というところにあります。台北市内まではバスかタクシーで1時間ぐらい。現在台北までの鉄道建設中だそうです。バスで台北市内まで行って、そこからホテルまではタクシーが便利です。バスは空港から市内まで150NT$、タクシーは初乗り70NT$ぐらいです。

【ホテル】
 高級ホテルからドミトリーまでお値段自由自在です。予約は台北ナビというウエブサイトを通じてインターネット予約がお勧め。夜遊びしたい人には台湾の歌舞伎町、林森北路付近がお勧めです。

【旅の装備】
 北回帰線が台湾の南部を通っており、基本的には直下亜熱帯ですが、冬に行かれる方は要注意。摂氏15度以下になると湿度が高いので結構寒く感じます。基本的にホテルに暖房はありません(苦情をいうとヒーターを貸してくれることころもあります)。反対に夏は暑いので日射病対策を。

【見どころ】
 アンコールワットとか万里の長城とか、とりたててダイナミックな見どころがあるわけではありませんが、台北市内はもちろん、台湾の随所に日本統治時代の建物がゴロゴロ残っています。台北市内でいえば、総統府(旧台湾総督府)、行政院、法院等々。結構日本時代の建物を大事にしていたりして、日本人としてちょっとキュンときたりします。日本時代の建物マニアには台北、台南(台北から新幹線で1時間半ぐらい)がおススメ!あと地方の駅は日本時代のものをそのまま使ってたりします。台北郊外の故宮博物館は必見です。
有名な肉の形をした石とか、ヒスイに白菜とキリギリスを彫刻したものなどなど、展示しきれないほどの文化財が収蔵されています。また、温泉好きの方は台北市内の北投温泉をはじめあちこちに温泉がボコボコ湧いています(なんでも老舗加賀屋が北投温泉に支店をオープンしたとか)。時間があれば、映画「非情城市」の舞台になった台北近郊の九份、台湾の古都・台南とか、南部の高雄、映画「海角七号」の舞台になった高雄郊外の恒春、台湾中部の阿梨山などにも足を延ばされることをお勧めします。台湾新幹線(JR東海方の新幹線)で高雄までたったの2時間です。


【グルメ】
 青島に鼎泰豊が出来てしまった今となっては、わざわざ台湾に小籠包を食いに行くでもなし、青島に住んでいる我々にとってはちょっと感動は薄いかもしれません。
そこで、私のお勧めは屋台、夜市での買い食いです。個人的には、水煎包、卤味、盐酥鸡がおススメ!晩飯は屋屋台で買ってホテルで台湾ビール、というパターンがすっかり定着してしまいました。港町高雄の夜市で打っている「からすみ」も超美味かつ便宜!!士林に代表される夜市はB級グルメマニアには超おススメ!!気になるものを見つけて買い食いしましょう。

【言葉】
 基本的に中国語ができれば何の問題もありません、ないはずですが、台湾の人たちの普通語(台湾人は国語という)の発音は独特で「zh」、「ch」、「z」、「c」がぜーんぶ「c」になったり、「sh」の音が「s」になったりと、南の人間独特の癖があります。
例えば「中山北路」は「ジョンシャンベイルー」ではなく「つんさんぺいるー」と発音されます。また、「是」は「シー」ではなく「スー」、「很少(ヘンシャオ)」を「へんさお」などど発音します。また、語尾は絶対にr化しません。「台湾に遊びに来たの?−你来台湾玩儿」は「ニラータイワンワァー」ではなく、「ニーライタイワンワン」と発音されます(え、そこで終わっちゃうの、という感じ)。慣れるまでは要注意。また、大陸とは単語が違います。台湾独特の言い回しだったり、日本語が残っていたりします。
例)タクシー→「黄車(フアンチャー)」(台湾のタクシーは黄色いから)
  運転手→「運将(ウンチャン)」(日本語の「運ちゃん」から)
「おじさん(欧吉桑)」「おばさん(欧巴桑)」という言葉も単語として残っています(意味はそのまま)。日本関連の造語も多いです。一番笑ったのは、高雄の床屋さん。角刈の絵に「山本頭」!。おそらく山本譲二をイメージしているのでしょう(何故「北島頭」ではないのだろうか…)。
なお、人口の7割を占める「本省人」の大部分は、福建語の方言である「台湾語」を話します。私みたいに台湾人顔をしている人間は普通語ではなく、福建語方言の一種である台湾語で話しかけられてしまいます。私の場合、一生懸命「国語(普通語)」を話そうが、タクシーの運転手の答えは80%台湾語です。ちなみに台湾語で「你好」は「りーほー」と言います。「歹勢(ぱいせ)」(「ごめん」とか「ちょっとすみません」といった意味))、「按呢(あねー)」(「えーっと、えーっと」といった意味)なんかは台湾人がよく使う台湾語のチャンピオン。しょっちゅう耳にします。中国語が出来なくても老いも若きもかなりの確率で日本語が出来る人がいますので、まったく没問題(ぼーぶんてー)!!


【感想】
 同じ中国人が住んでいるんですが、青島の人たちとはちょっとメンタリティーが違うような気もします。
もともと台湾の中国人は福建とか広東から渡ってきた人(「本省人」という)ですので北方人と南方人という違いもあるのかもしれません。これに原住民(どちらかというとフィリピンとかマレーの人たちに近い文化を持った人たち)のアイデンティティー、日本統治50年で日本的な価値観がプラスされました。戦後、国民党政府とともに移住した「外省人」(意外と山東省の人間も多いらしい)による統治なども加わって、大陸の人とはちょっと違ったメンタリティーが形成されています。
 なによりも、「日本大好き」率が高いです。基本的日本のものは良い、日本は良い、というところから話が始まります。(こっちが「いやいやそんなことはないですよ」というと、日本がどれだけいいか説教される始末)。そういった意味からは台湾の人と話していてもあまりストレスを感じません。中には皇室に対する尊敬の念も持っている人もいます(昭和天皇が皇太子時代に行幸した記念碑があったり、5歳ぐらいの女の子が「愛子」(愛子親王にあやかったものと思われる)という名前だったり、悠仁さまのお誕生日の記事に「歓度(めでてくおむかえになる)という単語を使ってみたりします。ただし、本省人の人は植民地時代のトラウマが、外省人の人はお爺さんの世代に国民党兵士として日本軍と戦った記憶がありますので、全員が「無条件日本大好き!!」というわけではありません。日本に対する好意の中にも複雑な感情があることも頭の隅においといてください。
また、弁当文化(そもそも弁当のことろ「便当(ベントン)」と言う)、チッキ(鉄道貨物)制度など、古き良き日本の習慣がそのまま残っていたりします。こういうところを見つけるとなんとなくホッとしたりします。

【旅情報】
 航空券 青島−台北直行で3000元チョイ。

 ビザ   日本人は1カ月以内の旅行であればいりません。

 ガイド 基本的に要りません。
          ガイドブックを手にメトロ、タクシー、徒歩などで歩きましょう。

 交通 市内交通はメトロ(捷運)、タクシー、徒歩を組み合わせれば主要なところ
    はだいたいカバーできます。
        地方都市への移動は高鉄(台湾新幹線)、鉄道あるいはバスを使いましょう。
旅の準備には台北ナビというサイト(http://www.taipeinavi.com/)がおススメです!

   


*質問等ございましたら、編集部経由でお受けいたしますのでお気軽に御照会下さい。

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やっぱりこれが好き! By 黄島小僧

 中国茶編  

   


 ふと気が付けば最初数回分だけ書くつもりでお受けした「やっぱりこれが好き!」のコーナー、何故か毎月寄稿する羽目になっていますね。中国での食材に関する事を徒然なるままに書き綴るだけですし、政治や宗教とも無縁なので書く方も気が楽なのですが、毎月連載というといささかシンドくなってきました。まあ好きで書いている部分もあり、単身赴任で且つ酒を嗜まない小生としては、家でのひと時、ゆっくりお茶でも飲みながら原稿を書くのは良い気分転換になるんです。という訳でいささか前振りがわざとらしいですが、今回の「やっぱりXXが好き」はホッと一息つける中国茶の話題で行ってみましょう。

以外に思われるかもしれませんが、小生こう見えても(読者の皆様にどう見えているんだ?)最近中国茶にどっぷり嵌っています。横山光輝の漫画「三国志」の第一巻で、若かりし頃の劉備玄徳が母の為に茶葉を買い求めるシーンがありましたが、当時は貴重な茶も今は誰もが飲めるのは有難い事です。
お茶に関しては小生よりも広く深い知識をお持ちの方が沢山おられると思いますので間違ってたら御免なさいですが、中国茶には以下のような種類があるのだとか。
@ 緑茶 A青茶 B黒茶 C白茶 D黄茶 E紅茶 F花茶 G茶外茶
まあ紅茶や緑茶は解りますね。青茶は烏龍茶の事。黒茶は普耳茶(プーアル茶)。花茶はジャスミン茶系とでもザックリ覚えておけば十分でしょう。

さらに深い世界がある訳ですが、簡単に体験してみたいのなら近くのお茶販売店で飲ませてもらうのが一番です。かくいう小生も近くの天福茶でお茶を馳走になったのが嵌るきっかけ。妙齢の御嬢さんが優美な手つきで入れてくれたお茶はたいそう美味しかったです。美味しいお茶目当てで数回通い(けっして御嬢さん目当てで通った訳ではありませんぞ)、所作を覚え、やがて自分で淹れるようになると、茶葉にこだわりたくなる。水や薬缶も急須や茶杯といった道具も欲しくなる、さらには茶盤(茶芸の台)までとキリがありません。とは言え普通に楽しむ分にはお茶はそんなに高い物ではありません。カラオケでボトル入れるのに比べたら安いもんですので茶葉ぐらいは贅沢しましょうか。

小生のお好みは烏龍茶、半発酵のお茶です。閩南・閩北(福建の南北)系だとか台湾系だとか広州系さらに、種類により色々あるらしいんですが、正直良くわからない。中国のお茶屋さんは色々試飲させてくれるのがありがたいですね。店主お奨めを色々飲んでみて気に入ったものを買うようにすれば外れはありません。美味しい茶葉を見て思うのは、良い物は色や形が美しく、茎や欠けた葉などがない事。夾雑物がなく、美味しいお水で(お湯の温度には気をつけましょう)、淹れると普段雑に入れたお茶と明らかに違います。
爽やかな香りに微かな渋みとふくよかな甘み、上質なお茶で一服というのはささやかな至福の時です。何かのご縁でお茶大国の中国にいるのですから、烏龍茶にかぎらず色々楽しんでいきましょう。

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色気も! 食い気も!!

〜若狭屋久兵衛のお薦めグルメスポット〜   

 山東省青島、私たちの住むこの町は、この広い中国の中で、一番安くてまた本格的な韓国料理をいただける街ではないでしょうか。市内にも郊外にも本当にたくさんのお店がありますが、今日は値段・味・量・サービス、いずれもが 及第点という人気のお店、韓国料理の「绣罗」を庶民派グルメの若狭屋久兵衛が紹介しましょう。場所はとても便利な古田路、チャンコの「玉海力」さんの3軒南ですから、ご家族連れで買い物帰りに、
また食い気のあとは色気で頑張りたい殿方衆にもアクセス抜群のロケーションですね。

[若狭屋の総合評価 ★★★★☆

味付け:あっさり、マイルドで日本人向け。
量:ガッツリいけます。満腹保証!
環境:若いカップル、家族向け。オンドル式の暖かい座敷も3箇所あり。
プライス:50〜60元/人。
サービス 反応良し、愛想も良し。韓国人女将の教育がGood!
メニュー:日本語の表記もあり。ただし少し怪しい?

住所】市南区古田路12号 「玉海力」さんの3軒南です。 開発区にも分店あり。
【電話】0532-85885329
(中国語とハングルのみ)  
       平日でも待たされることが多いので、事前予約をお薦めします。


【コメント】このお店のもう一つの魅力は、オーナーである韓国人夫妻の細かな気配りと店員教育から生まれるサービスにもあるようです。初めてチヂミを「打包」して持ち帰ったときのこと、きれいに密封容器に入れて、調味ダレも新しいのを用意し、お店オリジナルのペーパーバッグで持たせてくれたのです。日本の小粋な料理屋さんのレベルを感じました。また何度も通った関係からか、割引の効くVIPカードをご主人からもらっていますが、レジの小姐が割引計算を忘れると、ご主人は「ゲスト的フェイス、フェイス」と注意しながら、お客との人間関係の大切さを諭しています。中国語がほとんど喋れないご主人とハングルが出来ない私の共通話題はゴルフ、チャンスあらば一度グリーン上の日韓対決と洒落てみたいものですね。

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青島・老房子と日本人

【番外人物編】

〜八大君の最初のコンサート〜

  寄稿:武藤直大さん

   

 八大君と初めて会ったのは昭和18年(1943年)、私が小学5年か6年の時だった。青島の第一国民学校から転校して第二国民学校の原田先生の組に入ってきた。「中村ハチダイ君です」と紹介されて変な名前だなと思ったが、私の直大と似ていたので親しみを感じた。私は「ナオヒロ」と読むのだが、あだ名は「チョクダイ」だったからだ。帰る家も忠の海の方角で私と同じだった。当時は同方向の児童はまとまって一緒に登下校することになっていて、私はそのグループの班長だった。6年生のある土曜日の放課後。校門の近くで班の全員が揃うのを待っていたが、八大君がなかなか出てこない。教室に呼びに行かせると「弁当を食べている」とのこと。こちらは家に帰ってから食べるので腹が空いている。もう一度「速く食べろ」とせかせにやった。
その様子が周りからは、我われ悪ガキが八大君をいじめている、と見えたらしい。原田先生に注進がいったのである。教室にいた一人がやってきて、「先生が職員室に来いって」班長の私と呼びに行った者が入っていくと、「なんで友達にそんなことをするんだ」と怒られて、しばらく立たされた。八大君は小柄できゃしゃな体格だった。傍からはいじめに見られても仕方がなかった。2、3分で「もういいから、早く帰れ」と言われ、校門に行くと全員が揃っていた。「お前のおかげで立たされちゃったぞ」「そうなんだってねぇ」と笑いあって終わり。いつものようにおしゃべりしながら帰った。
実は八大君は当時、土曜日の午後は学校帰りにドイツ人のピアノの先生に習いに行っていた。だから弁当を食べないともたなかったのである。普段は速く食べて、昼飯を食べないで帰る我われをほとんど待たせなかったのだが、その日は何かの事情があって食べるのが遅くなったらしい。そういう細かいことは先生に説明しなかった。原田先生は軍国主義を信ずる厳しい先生だった。当時としては当然のことで、厳しくても熱心な授業で曲がったことが嫌いな先生を、クラスの全員が好きで信頼し尊敬するようになっていた。私もちょっとぐらい誤解されるのは平気だった。昭和19年の卒業文集に八大君の言葉も載っている。
「断じて行えば鬼神もこれを避く。山本元帥(注・戦死した連合艦隊司令長官)の国葬に参列した私は二度とない気持ちを味わった。涙が自然に出るのである。私は真珠湾の奥深く水く屍と散った横山少佐(注・特殊潜航艇による真珠湾攻撃で戦死、軍神とされた)のこの言葉を信条として生き抜く」クラスの全員がこれに似たような決意を書いている。なお原田先生は戦後、教師をやめて、ずっと自分の行動を反省されていた。
昭和19年には青島中学に入った。太平洋戦争の真っ最中である。ある日突然、全校生徒が講堂に集められた。勤労動員のなかった日で700人ぐらいいた。何があるのかと思っていると、音楽の黒澤先生が壇上から重々しく訓示した。「我が校にピアノの天才が入ってきた。中村八大君である。今日は特別に演奏してもらうことにする。滅多にない機会だからよく聴きなさい」学生服でピアノの前に座った八大君は、最初にベートーベンのピアノソナタ「月光」を弾いた。難しい曲はその1曲で、後は当時よく歌われていた軍歌のメドレーになった。
勇壮な曲、哀愁のこもった曲などを強弱をつけ、感情を込めて一時間近く弾きまくった。皆が聞き惚れて終わると大拍手だった。八大君にとっては最初のコンサートだったに違いない。中学1年の13歳。選曲も演奏のスタイルも自分で決めたものだろう。今から思うと、編曲はピアノ独奏用に自分で考えてやったはずである。ラジオやレコードなどで聴いていた軍歌とはかなり違った感動が伝わってきた。
最後に会ったのは八大君の晩年で、あまり大きなコンサートなどに出演しなくなってからである。私も新聞社を退職して時々、本を書いていた。ある出版社が私との関係を知って、八大君のことを書いてくれないかと言ってきた。会うと快く承諾してくれたが、話しているうちに私の音楽的な素養の無さが痛感された。クラシックもジャズも専門的な知識はゼロだから、いいものを書く自信がなくなった。「もう少し勉強してからにしよう」と延ばしていた。その時、話をしているうちに八大君が地方の小・中学校を回ってピアノ演奏をしていることを知った。全くお金にならない、誰にも知られない地味な仕事である。どうしてそんなことをしていたのだろうか。理由までは聞かなかった。
 つい先日、NHKの年末番組に指揮者の小沢征爾が出ていた。彼が忙しい日程の合間に「音楽キャラバン」をしていることを知った。バス1台に小人数のオーケストラを乗せて、日本の田舎を回っているのである。演奏場所は小学校やお寺の本堂。もちろん無料である。そこにはオーケストラやクラシック音楽など生まれて初めて、という子供やお爺さんお婆さんなども聴きに来る。「お婆さんの表情を見ていると、うなづいてくれる。それが嬉しいんです。音楽は世界共通、確かに分かってくれたことが伝わってきてね。大都会、大ホールのコンサートでは味わえない歓びですよ」と話すのを聞いて、私は小沢さんを見直した。それとともに八大君を思い出した。音楽家として、きっと同じ心境だったに違いない。そうしてその原点は、私が聴いた青島中学の無料コンサートだったのかもしれない。
 最後に中村君に聞いた話を混えながら、彼の音楽家としての略歴をたどってみよう。
昭和6年1月20日青島生まれ。小学校に入る頃、父が八大君の姉のためにピアノを買った。ところが姉さんの方はピアノがあまり好きじゃなくて、代わりに八大君が小さな体で椅子によじ登って弾いて遊んでいた。
 第一国民学校の校長をしていた父親は、八大君が小学校2、3年になってもピアノが好きだったので才能を認めるようになった。一時期、日本の音楽環境のいい学校に転校させたが、すぐ青島に戻る。父親が校長を退任すると、八大君は私のいた第二国民学校に転校してきた。この頃には本格的にピアノを練習していて、個人レッスンを受けるドイツ人教師の家に近いからである。それで冒頭の弁当事件が起きたのだ。
 戦後、落ち着くと、八大君は郷里の福岡県から上京して、早大学院、そして早大文学部に入った。大学在学中からプロのバンドに入って演奏、やがてジョージ川口、松本英彦、小野満と組んで「ビッグフォー」を結成、たちまちジャズ界で日本一の人気バンドとなった。
 演奏活動を続けながら、30代半ばぐらいから作曲に重点を移していく。最大のヒット作は「上を向いて歩こう」(1961)だろう。日本だけでなくアメリカでも発売され(1963)、「SUKIYAKI」の曲名で全米チャート1位(ビルボードが3週連続、キャッシュボックスが4週連続)になった。日本人では初めて。これは坂本九が歌ったものだが、後にアメリカ人の歌手たちも歌ってヒットさせ、世界中で流行った。
 他にも「黒い花びら」「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」などでレコード大賞を受賞している。平成4年没。63歳の生涯で数え切れないほどの作品を残したが、どんな曲にも優しく明るく深みのある「おとなの味」がする。普通のポピュラー音楽作曲家とはかなり違うのである。
それは八大君にクラシックの素養があるからだろうが、私には全曲を通じて初夏のアカシアの甘い香りが感じられる。そして中国大陸の広大さも。「明日があるさ」「おさななじみ」などを聴くと八大君の生き方そのものだ。あの豊かな才能の中には、青島の自然が育んだ部分もあると感じてしまうのである。

<寄稿者プロフィール>
 元週刊サンケイ編集長。チンタオで少年期を過ごし、青島第二国民小学校卒。本コーナー著者の足立吉弘さんとは同じ羊会会員。著作、編著書に「新聞記事に見る激動昭和史」(グラフ社)、「証言記録・太平洋戦争」「サラリーマンのマイホーム作戦」などがあり、今回はこのコーナーのために、特別に寄稿して下さいました。

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会長はシェフ!

 サービスアパートメントの少ないコンロや電磁調理器などを利用して、手軽においしく作ることのできるレシピをご紹介したいと思います。一人でも、不便でも、面倒がらずに自炊にトライ!

〜2月号「鶏火鍋−山東田舎風」〜

 8時間、弱火で茹でる山東省の田舎風の大作!畑で薪をくべて作るのは大変ですが、
 電気式のスロー・クッカーがあれば簡単ですよ!朝仕込んで、夕食には出来上がり!
                 

    


  材料4人前  *電気式のスロー・クッカーがあると便利です*
元気な犬。種類は問いません。
鶏1匹、できれば地鶏。黄鶏という種類がお勧め。
砂肝10個
山芋 1本
ニンジン 1本
スウィートコーン 1本
細かく刻んだミカンかオレンジの生皮 小さじ半分
粗挽き黒コショウ ひとつまみ
丸のままの花椒 5粒
付けダレ:荒塩、生姜、細葱。お好みで、香菜、おろしニンニク、オリーブオイル。

 作り方
・鶏は丸ごと(皮付き・できれば足ごと。頭ははずす)砂肝と共に水であらっておく。
・山芋・ニンジン・スウィートコーンは皮をむいて、食べやすいサイズに切ります。
・これらをクッカー入れ、みかんの皮・荒塩ひとつまみ・黒胡椒・花椒加え、
  材料が3cmぐらい水で覆われるようにし、一旦沸騰させたら、火を弱め沸騰させ
 ずに8時間以上煮込みます。
・水が減ったら、足し水をしてください。
 仕上がったら鶏を箸でつつくと簡単にばらけます。
・小皿に荒塩・細葱・細切にした生姜、お好みでおろしニンニクを入れ、鍋に浮いた鳥 
  の脂か温めたオリーブオイルを加えた付けダレで召し上がれ。
・スープにもこの付けダレをいれると美味しい。

調理のポイント
 
スロー・クッカーは200元以下で買えるし、何かと便利。長く沸騰させるとスープが濁ってしまうので、一旦沸騰したら保温モードに切り替えます。ディップにいれるものは、おこのみで適当に調整しながら食べてください。

犬はどうするの?残した鳥の骨と残った頭を食べさせてください!

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浮山情的書評 -(その9)-

 〜蒼穹の昴 〜

 浅田次郎(2004年講談社文庫 全4冊)

 空港の本屋に平積みで、NHKでドラマ放送開始と派手な帯がついている。開いて見ると、活字も大きくルビがふってあり、舞台は清の末期、西太后の時代。流行作家浅田氏の作品ゆえ間違いなかろうと購入する。

出だしは得たいの知れない占い師の婆の予言から物語は進み、科挙の制度、宦官の生態について詳しく、また、宦官たちが宮殿から追われて乞食のような生活をしながら、しかし、一級の腕をもつ料理人や芸人として登場するあたりは非常に楽しい。主人公二人の出世物語が1つの軸になっている。

別の展開として、西太后と宮中の世界がある。浅田氏は西太后を絶世の美女のように描いているが、晩年の多くの写真を見る限りにおいては(?)で、大体が清の后妃は不美人が多かったといわれる。それはさておき、彼女を取り巻くグループと皇帝を取り巻く変法派の葛藤があり、その政局を日本や欧米の新聞記者に解説させ、世界と清の位置を示す。

物語のもう一つはオーソドックスな歴史の流れとは別に、清の最盛期に君臨した乾隆皇帝が現れる。よく権力者は孤独であるというが、西太后が丘に上り対話するのは乾隆の亡霊とである。イタリアの宣教師(絵師)も亡霊で出てきて龍の玉にいわくありそうな展開があり、引退したはずの李鴻章が颯爽と馬に槍をかざして出たり、ミセス・チャンという西太后の孫娘というのもある。<四季>で有名なヴィヴァルディや毛沢東少年まで広がっていく空想力には感心する。

文庫には最後に解説がついていて、陳瞬臣氏が担当されている。
「この『蒼穹の昴』は破天荒な小説である。」と一刀両断。それ以上にこの本の内容に触れていない。普通は「ヨイショ」もあるかと思うがこのように切り捨てるのは非常に珍しい。史実をできるだけ忠実に書こうとする陳氏と史実を借りて自由奔放に書いていくエンターテイナーの違いであろうか。題名の『蒼穹の昴』ももう一つよくわからないのだが、物語の間口がどんどん広がるのだが、話の結末が描かれず、わからないままに次の場面に展開するので何か尻きれトンボのように感じたものである。

テレビで25回に亙って放映されるとのこと。登場人物も多く、場所も北京の故宮、頤 和園が中心となって展開されるだろうし、当時の服装や、作法など含めて見所は多いだろう。理屈抜きの読み物として、<楽しくなければ小説ではない>というところか。

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 新! 山東省の歴史

 漢籍にお詳しい諸先輩達や学校の先生方を差し置いて、私のごとき浅学非才の者がこのような欄を受け持つのは僭越の極みですが、是非にとのお話を頂戴しましたので短期連載にて、悠久の歴史を彩る中国山東省古代の歴史や人物をご紹介させていただきます。

 【第1回:太公望呂尚と斉の国】

 呂尚の姓は姜ながら、一般的には太公望という呼び名で広く知られている。殷末から周初(紀元前11世紀頃)、周の文王、武王、成王の三代に仕え周王朝の建国を支えるとともに、山東省の大半を占める「斉」国を与えられ治めた人物である。

 太公望と呼ばれた理由は、呂尚が釣りをしていた際に偶然通りかかった周の文王が、「これぞ、わが太公(祖父)が待ち望んでいた人物である。」と言って召抱えたことに由来し、日本では釣り好きの人を「太公望」と呼んでいる。かねがね周の文王は祖父から、いつか必ず周の統治変革を助ける一人の賢人が現われるとの予言を受けており、偶然に釣りをしている呂尚を見かけ言葉を交わしたところ、博学見識振りに驚き連れ帰り政務を任せた。果たして呂尚は敏腕な政治家かつ軍事戦略家として活躍し、「酒池肉林」で悪名高き殷王朝最後の紂王を滅ぼし、周王朝建国の覇業を助けた。

「斉」国は臨淄(今の山東省淄博市)を首都とし、山東省は海に面し塩の生産が盛んであり経済的に恵まれ、また鉄の産出地でもあったため東の強国として大いに栄えた。現在の淄博市では、郊外に点在する斉国古城跡などが、かつて栄えた斉都であったことを静かに物語るのみである。しかしながら新しい道路に、古代この「斉」国で活躍した王や宰相の名を冠した、「桓公路」「晏嬰路」などの名前を見ることができる。このような誇らしきネーミングに、淄博市がかつて古代山東省の中心地であったという歴史の息吹を感じるのである。

 最後に、太公望に関係するとされる諺を一つ。「覆水盆に返らず」・・・
同じ意味を表す英語の諺は「It’s no use crying over spilt milk.」(こぼしたミルクを嘆いても無駄)。

 これは太公望が周に仕官する前、ある女性と結婚したところ仕事もせず本ばかり読み耽っていたので、その女性から愛想を付かされ、離縁させられたことで話は始まる。時を経て太公望が「斉」に封ぜられ顕位に上ると、その女性は太公望に復縁を求めた。そこで太公望は水の入った器を持ってきて、床にこぼして言ったとされている。「この水を盆に戻してみよ。こぼれた水のように、元に戻ることはありえないのだ。」私も男女関係に拘らず、色々な場面を想定し一度は相手にビシッと言って見たい言葉ながら、言われることはあっても言うことはあり得ないなと思う次第・・・。

 
次回は「管鮑の交わり」で著名な、「斉」国の名宰相「管仲」のお話を。(文・兼重清史) 

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「チンタオ写真館」

〜チンタオ写真館では写真同好会の皆さんの作品をご紹介します〜

 テーマ「夢希望」

                                                       

      

              

 

テーマ「冬」

                                                       

    

      

             

 

テーマ「自由」

                                               

    

      

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「げっちんアンケート!」

 げっちんアンケートでは、チンタオにお住まいの読者の皆様を対象とし、「どんな人が、どんな風にチンタオで暮らしているの??」の素朴なギモンのもと、毎月アンケートを実施。アンケート結果は翌月号にて掲載します。チンタオ古株の方もチンタオ新参者の方もぜひ添付のアンケートにお答えください。

 1月のげっちんアンケートでは、皆さんの「春節の過ごし方」ついてお聞きしました。アンケートにお答えいただいた方、どうもありがとうございました!今回の回答を見ると、春節の過ごし方は「海外旅行」が「日本に一時帰国」より多い結果となりました。行き先は香港、東南アジア、暖かい国など寒いチンタオを脱出してのんびり過ごしたい!・・・は皆の共通の願いですね。青島みやげには「チンタオビール&関連グッズ」「食品」などが人気のよう。干しアサリ、干しアナゴは海産物の多いチンタオならではのおみやげですね。海産物なら他に干しホタテや干小エビもおすすめです!中国雑貨ならジャスコの地下街や即墨路市場(1階や地下)が探しやすいかもしれません。お茶なら日本では手に入りにくい、高山茶(ウーロン茶の一種、香り高いのが特徴)や、お湯を入れるとパッと花開く工芸茶(花茶)、ライチ紅茶などもおすすめ。

Q1:『あなたの春節休暇の過ごし方を教えてください』

          その他→1:香港  2:ゴルフ三昧  3:東南アジア  4:暖かい国へ

 

Q2:『日本へのおみやげは何を買う?』

    その他→1:干し芋と上好佳のお菓子  2:風呂敷
            3:青島ビールグッズ(ビール博物館にて販売)   4:干しアサリ、干しアナゴ
            5:プリッツ  6:中国語の書いてあるお菓子  7:中国らしい雑貨

 

今月は「あなたのおすすめの中華料理&韓国料理店を教えてください!」です

下記のアドレスをクリックして頂きアンケートにお答え下さい。

http://www.efeel.to/survey/gekkanqingdao/

ユーザー名:user   パスワード:qingdao  です。

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イベントカレンダー

【日】日本人会 【領】総領事館 【学】日本人学校 【貿】ジェトロ

2

11日:【学】全校集会
15日:【学】音楽朝会
21日:【学】学年末テスト(中学部)
25日:【学】授業参観・懇談会

 

 3月

 3日:【日】学校理事会
 4日:【日】繊維部会
15日:【日】日本人会理事会
19日:【日】ジャパンデイ
20日:【日】ジャパンデイ

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げっちんエンタメ情報!

【音楽・劇】

   

   

上記の入場チケットについては全国チケットセンター「中国演票通」
  http://qd.piaowutong.com
又は400-818—3000(全国)0532-83803353(青島)までお問い合わせ下さい。

 

【映画】(2011.1.5 ランキング順)

映画内容の詳細、青島市内で見れる映画館・上映時間、興行状況等については
ここをクリック!

 

 

げっちんエンタメナビ!〜青島的古典音楽鑑賞入門〜

                                            
ナビゲータ 日本水産  礒  利彦

 漫画「のだめカンタービレ」の影響もあり、クラッシックに嵌る方も多いと聞く昨今ですが皆様いかがお過ごしでしょう。嬉しい事にここ青島には立派な交響楽団があり定期的に演奏会をしております。さらに喜ばしい事には時々青島日本人会より無料券の案内があったりする訳で、気軽にクラッシク音楽を楽しむ事ができるというのはここ中国、いやいや世界各地の駐在地でも欧州を除けば稀有な事例なのではと思います。そういう僥倖に感謝しながら今回は青島でのクラッシック音楽鑑賞に皆様をご案内いたしましょう。

まずはチケットの手配から!
 月刊青島の記事にはエンタメ情報案内のコーナーがありますので、まずはここからチェック!
その後は青岛票务通  (http://qd.piaowutong.com/default.htm) で販売場所を確認しましょう。南京路にチケット発行の事務所がありますし、会場の人民会堂でも手に入ります。もしチケット入手が難しかったとしてもご心配なく、当日会場付近に、ほぼ確実にダフ屋のオジサンが出没します。でもダフ屋の前に、会場でも正規のチケットの売れ残りを格安で売っているケースが多々ありますのでそれをチェック。
(先日除いてみたら180元の席が50元で売っていて悔しい思いをしました) つまり手順としては、
@ 正規チケットを事前に手配する(これは絶対確実)
A 当日会場で正規チケットを売れ残り価格で買う(これもほぼ毎回可能らしい)
B 最後の手段としてダフ屋に御厄介になる。(値段はともかくこれも確実)
 ということで、日本のように販売数分後にチケット完売なんていうのとは無縁の世界ですし、座席に拘らなければ当日夜に行っても十分楽しめるんです。
(ちなみに先日、「清水の舞台から飛び降りるつもりで」買った一番良い席は380元也。
開演前日に買ったのに席は前から5列目のど真中というVIP席、オケの各パートの息遣いさえ感じられて大興奮でした。)

服装コード・マナーに関して
 ぶっちゃけた話バッチリ決めていく必要はありません。小奇麗な格好で十分です。客層は青島でクラシック音楽を聴こうというのだから皆ある程度のレベルの方ですが、中には無料券で初めてコンサートに来た方々もいます。マナーに関しては、演奏中に子供が歩き回ったり、ボソボソ話をしたり、お菓子の袋を開ける音やら、ポリポリと食べる音がする事は残念ながらありますね。
 集中力を維持できない方が日本に比して多いのか?世界基準でのような完璧な聴衆道徳を期待するのは酷かもしれません。過度の期待を抱かない事が肝要かと・・・。


会場へのアクセス
 バスかタクシーで、人民会堂 運転手さんには東方飯店近く、大学路と言えば大体は判るはずです。現在地下鉄工事中につき、大学路の方からしか入れません。

開演
 コンサートの開始は19時半。開門は40分くらい前からです。周りでお茶出来る所は東方飯店の喫茶店があるのみですので早めに行っても時間を持て余すだけです。当日の演目の解説・説明会が中国語のみですが開演40分位前から行われています。曲の説明や指揮者、演奏者の説明を書いたパンフレットも配ってくれています。会場では飲み物や食べ物の販売はありません。肝心の座席は古くないし、綺麗で中々座り心地は良いです。

 開演開始のブザーがなり、オケ(オーケストラ)の団員が登場し、コンマス(コンサートマスター)による調音・音合わせ、そして指揮者が登場しタクトを振り上げ、あなたを時には甘く・そして優美に・さらに力強いクラシックの世界へといざないます。

 どうです?切符の手配も楽、服装コードも気兼ねなくと、青島でのクラシック鑑賞は実にお手軽・簡単。オケの音を全身一杯に浴びるとなんだか元気になりますよ。是非あなたも如何です?ご不明な点は青島日本人会事務局経由でお受けいたします。

 黄島在住のナビにとっては、実は切符の手配や当日フェリーで青島まで出ていく手間、更に青島に泊まらねばならず、チケット代よりもそういった余計なコストが面倒なのです。青島在住の方が羨ましい!!

ということで、今回はここまで。
次回は実際の鑑賞実況レポートをいたしますのでよろしくお付き合いくださいませ。


* 音楽、映画、スポーツなどなど、チンタオで経験したあなたの鑑賞感想をお寄せ下さい。
           投稿は gekkanqingdao@yahoo.co.jp まで

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青島日本人会会員消息(1月末現在)

正会員】 391社    個人会員  62名

 

〜新入会会員〜

@ 会社名:青島納科電子有限公司
   住 所:青島市城陽区流亭街道維徳思路4号
  電 話:8771-9151
  親会社:ナック電子(株)

A 会社名:王子制袋(青島)有限公司
   住  所:青島市城陽区正陽路196号銀盛泰国際商務港939室
   電  話:8096-4888
   親会社:王子製袋(株)&中越パルプ工業(株)

B 会社名:青島緑心食品有限公司
   住  所:青島即墨市劉泉鎮北部工業園
   電  話:8653-8806
   親会社:さかえ屋

C 会社名:瑞萨電子(中国)有限公司 青島分公司
   住  所:青島市市南区香港中路10号頤和国際A棟23A楼07室
   電  話:6677-7600
   親会社:ルネサスエレクトロニクス(株)

D 会社名:東営盛世化工有限公司
   住  所:東営市垦利県永安鎮市北外環路以南,石大路以西
   電  話: 
   親会社:セントラル硝子(株)

E 会社名:青島久保田電子工業有限公司
   住  所:青島経済技術開発区斉長城路5号
   電  話:8676-9607
   親会社:久保田制作所(株)

 

〜代表者及び社名変更(敬称略)〜

@ 青島帕卡機電配件有限公司     ・総経理 澤田 尚吾 

A 山東龍藤不二食品有限公司     ・総経理 鈴木 清仁

B 青島日東食品有限公司       ・総経理 蔭島 末彦

C 青島九喜貿易有限公司       ・総経理 黒川  昌博

D 東芝電子亜洲有限公司 青島代表処 ・首席代表 坂下 秀明

E 済南九華創新広告有限公司           ・社長 蓋 秋穎

F 淄博緑通格世万燃気有限公司     ・副総経理 佐野 利一


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編集後記

 つい先日、お正月が来たと思ったら、ひと月あまりのうちに中華民族最大の祭日である春節を迎えました。今年は暦の上では8連休。日本人会会員の皆様は、日本に帰られたり、第三国や中国の地方に遊びに行かれた方も多かったのではないでしょうか。中には私のように脱出に失敗し、8連休どこにも行かず(行けず)、青島で悶々とあるいはのんびりと過ごされた方もおられたと思います。8連休、のんびり過ごせるのは良いのですが、朝から夜中まで鳴り響く爆竹、花火の音に悩まされた方も多いのではないのでしょうか。初日は、「あー、春節らしくていいねー」などど風流を囲っていても、これでもか、これでもか、と言わんばかり、それこそ1日21時間ぐらいなり続ける爆竹に「ええ加減にせいよ!!」とキレそうに....。何でも、爆竹の生産量の大半はこの時期に消費されるとか(大半というか、ほぼ90%はこの時期に消費される気がする…)。
瀋陽では、爆竹だったか花火の火だったかが燃え移ってホテルが火事になったりしたとか。こうなると風流どころじゃありません。
思えば、10年前、北京在勤中は市内での爆竹は禁止されていて、わざわざ郊外の農村まで爆竹を見に行ったものでした。それが今では市内の至る所で爆竹、花火を打ち上げているようです(By CCTVニュース)。
せめて、「風流」と思えるぐらいでやめてほしいと思うのは私だけではありますまい。
 さて、今月号は、会長、吉田支店長、兼重支店長による、ちょっと硬めの対談です。それぞれのご経験をもとに、中国でビジネスを展開する上で留意すべき点等を語っていただきました。私も司会をしながら大変勉強になりました。これからも硬軟取り混ぜて、楽しいのはもちろんですが、ただ楽しいだけではなく、勉強にもなる、そんな「げっちん」を作っていきたいと思います。

                                                            編集長

 

〜あなたの声をお聞かせください〜

『声』 〜あなたの声をお聞かせください!〜 チンタオライフ、満喫していますか?こんな事があったらいいなあ、こんなことはできないだろうか?などなど、 あなたの日頃の想いとグッドアイデアをお聞かせください! 記名、匿名問いません。
あなたの貴重な声をお待ちしています! 声はこちら→gekkanqingdao@yahoo.co.jp

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