月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
目次

住めば都よ、一度はおいで!
 

 住めば都と言うものの、かくも悲しき宮仕え。社命に従い東奔西走、明日は何処に行くのやら。語学研修有名無実、行ってこいやの片道切符。家族帯同最初のうちだけ、今は寂しき単身赴任。とは言え人の住むところ、人煙あれば文化あり。人煙なくても自然あり、それはそれでと面白い。毒を喰らわば皿までと、折角の海外赴任楽しんでおいきなせぇ!

 
第8回  - イスラマバード -
 
寄稿: 吉田明弘(青島在住2ヶ月)
 

 青島日本人学校にこの春に赴任しました吉田明弘です。私は、青島に来る前の4年間、パキスタン・イスラマバード日本人学校で教壇に立っておりました。今回パキスタンというミステリアスな国から来たということで、怖いもの見たさといいますか、NHK等のマスコミに人気者の国・パキスタンの事を知りたい人もいるのではないか…ということで、執筆をさせていただきます。
 正直、皆さんは、パキスタンといっても全く未知の世界かと思われます。しかし、宮崎駿監督のアニメ「風の谷のナウシカ」の舞台になったと言われる場所がパキスタンにある…と書けば多少親密感をいだいてもらえるのではないでしょうか。そこは、パキスタンと中国の国境にあるフンザと呼ばれるところです。さすがにオウムのような虫(?)はいないと思いますが、本当に山の奇麗なところでパキスタンに行ったらぜひ一度は行きたいとイスラマバード日本人会でも評判のスポットです。風の谷…ということもあってか、フンザ付近の風が強いと飛行機が飛ばない…よって、余裕のない旅行にはお薦めできませんが…。一説には、パキスタンの「P」は「Perhaps」(たぶん)の「P」とも聞きますが定かではありません。
 私が毎週、パキスタンで楽しみにしていたことに日曜日の市場訪問があります。その市場は、日曜日しか開かれない現地の人が利用する市場です。市場に行けばその国に必要なものがすべて揃うのではないでしょうか。衣料品や日常生活用品はもちろん新鮮で旬の野菜や果物が安く手に入れることができます。日本でブームになり定着した果物マンゴーなどはインド・パキスタンが原産地ということもあり、種類が豊富で低価格です。1キロ(大人の男性のコブシほどの大きさのマンゴー5,6個)100円ほどで買うことができます。ちなみに私は、この市場でジャッキー・チェンに間違えられたことがあり、思わずファイティング・ポーズをとりました。市場で会う外国人は少ないからでしょう。
 パキスタンというと危険な国のイメージの方が強いと思います。確かに街中も宗教的にデモやテロがしばしば起ります。知人のパキスタン人は、日本に滞在していたこともあり日本語が堪能で、日本のマスコミ関係者に通訳兼ガイドの仕事をしています。仕事の内容は、早い話「危険な国パキスタンの紹介」であり、母国パキスタンが危険になるほど自分の仕事が増える…ということに彼は葛藤していたようでした。国際テロ組織アルカイダやオサマ・ビンラディンことは、パキスタンの氷山の一角にしかすぎません。そして、悪い事の方がニュースとして取り上げられ、私達のイメージを悪くしてしまします。
 パキスタン…。多くの人が穏やかであり、人が良いのが私の印象です。まさに住めば都。このコーナーにふさわしいところです。

 

シャルカミ
ナウシカの国の女の子達は、この服装に近いと思います。
下のパージャーマー(パキスタンの国語・ウルドゥー語)と呼ばれるズボンは、寝る時に使うパジャマの語源になりました。要するにダブダブで寝るのに適しています。

前の女の子は、日本人。
後ろは、パキスタン女性です。

田舎に行くと外国人(アジア人)は珍しいからか、よく一緒に写真を取ってもらうように言われます。

服は、オーダーメイドで作ってくれます。

生首
パキスタンはインドから独立した国です。
インドといえばカレーでしょうか。
よってパキスタンも何でもカレー。
正確には、スパイスを使った料理。
脳みそカレーもあり、市場に行けば山羊の頭が売っています。
イスラマバード日本人会・サッカー部
大使館の方、商社の方、JICAの方、国連の方、NGOの方、マスコミの方、教員で日本チームを形成。年に二度、オランダ、イギリス、ロシアなど各国のチームと国際トーナメント試合を楽しむ。写真は、昨年度、準優勝の時。
サル使い
誕生日などのイベントに呼ばれる。道端でオファー待ち。平和。
犠牲祭
生贄として牛、羊、山羊などを殺します。日本でパキスタン人の方がやったら警察が来たとか…
パキスタン名物 デコトラ トラックとは思えない遅いスピードで走る。
マリーと呼ばれる地区での写真
パキスタンは、本当にのどかなところです。

 
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