月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
目次

青島発 素敵な旅先案内人!
 

~マカオ~

 

さて、久々の旅先案内人、今回は、街中が世界遺産、澳門(マカオ)をお届けします。
澳門といえば、何を想像します?カジノ?ドックレース?

ギャンブルもいいけど、意外や意外、結構コンパクトでいい感じの観光地です。

今回はギャンブル関係ヌキでもっぱら観光方面をご案内!
 
感動度: ★★★★ 古い町並みを利用した観光開発の見本!!
アクセス: 直行便はありません!香港or深圳or広州経由がお勧め
言語 ★★★ もともと広東語andポルトガル語が公用語ですが、返還に伴って普通語が結構通じます。というか、観光地なので、英語でも大丈夫。
料理 ★★★★ 広東料理、ポルトガル料理、ポルトガルワインなど、青島から行くとちょっと感動もんです。
予算 ★★★ どこからどう入るか(香港からか、広東省からか)、宿泊するのか、しないのかによってご予算は変わってきます。カネがなくなったら、カジノで一発逆転も(?)
 

【澳門までの道】
 まず、最初に申し上げてしまうと、青島から澳門まで直行便はありません。
 じゃ、どうやって澳門までたどりつくかっていうと、①まず香港まで行ってそこからフェリー、②澳門まで直行便が出ている国内の街(上海など)まで行ってそこから空路、③広州、深圳まで行ってそこからバス、という方法があります。
便利さでいうと、①の香港経由がおススメ。ついでと言っちゃなんですが、香港との組み合わせをお勧めします。香港からは、香港島(上環)、九龍(中港城)、香港国際空港からそれぞれフェリーが出ています。所要時間は約1時間、料金は150HKD(上環、中港城)、250HKD(香港国際空港)です。それぞれ往復割引アリ。
安く行きたい!という方は③の広州あるいは深圳からバスが出ています。広州(天河バスターミナル)、深圳(羅湖)からは陸路約3時間、料金は100元程度です。

 

【澳門について】
 澳門は半島部分とタイパ島、コロアン島からなっていて、このうち澳門半島部分全体が世界遺産に指定されています。半島部分の広さは東京の渋谷区ぐらいですので、一日かけてゆっくりと歩いて回るのには十分な広さ。
 で、澳門をご案内する前に、先ず澳門の歴史についておさらいしておきましょう。
 1999年に返還されるまで、澳門はポルトガルの植民地(海外領土)でした。マカオへのポルトガルの進出は意外に古く、16世紀。1557年にポルトガルが明から居住権を得て東アジア進出の拠点としたのが始まりです。その後、アヘン戦争のどさくさにまぎれて1887年、ポルトガルは清朝との条約を締結、行政権を確立しました。1999年に返還されるまで、約400年にわたってポルトガルの施政下にありました。

 

【みどころ】
 みどころは、世界遺産に指定されている澳門半島部分の「澳門歴史市街地区」です。みどころ集中していますので、基本的に歩いて回れます。
 まず、香港からフェリーで到着した方は、バスやタクシーで「セナド広場(議事亭前地)」まで行きましょう。ここが澳門の中心になります。セナド広場から澳門のランドマーク・セントポール天主堂跡 (大三巴牌坊)(なぜ「跡」かっていうと、1835年に火災が発生して正面の石造りの部分を除いて消失してしまったため)まで、古い町並み、教会が続きます。古い町並みなのですが、いい感じに開発してあって、スタバがあったり、土産物屋があったりと、同じ「古い町並み」を擁する青島にとって、観光開発という意味で大いに参考になりそうだ、と思うのは私だけでしょうか....。セントポール天主堂跡の裏手は丘になっていてモンテの砦(大砲台)と呼ばれております。ここから澳門の市外が一望できてしまいます、ていうか中国側の珠海市が目の前に迫っております。改めて澳門の狭さを実感。

 イギリスが本国の国力に物を言わせて本気で経営した香港と違って、17世紀、18世紀には国力が衰え始めたポルトガルに統治されていた澳門。いい感じに古いヨーロッパ(それも南欧)の街並みが残っています。狭い街ですので、ぷらぷらと歩き回ると意外な感動に出会えるかもしれません。

 

【グルメ】
 青島では絶対に味わえないグルメは何と言ってもポルトガル料理です。
 ポルトガル本国の味に、南ア、ゴア(インド)、マラッカ(マレーシア)など、ポルトガルの拠点だった地域の風味が加わった澳門ならではの味が楽しめます。
 おススメは「アフリカンチキン(非洲鸡)」。おそらくインドの影響を受けたローストチキンです。これにポルトガルワインを合わせると、もう、至福です。
 あと、ケンタッキーでも売っているエッグタルトも実は澳門名物だったりします。

 

【お泊り】
 申し訳ありません!!マカオには泊ったことがないので(いつも香港から日帰り)、あまり偉そうなことは申し上げられません!!基本的に香港を朝イチのフェリーで出れば観光+昼飯で日帰りは可能です。ただ、ゆっくりと観光したい方、夜はカジノで、という方はお泊りになってもよいかもしれません。
 お泊り情報は、以下のHP「マカオ・ナビ」(http://macau.navi.com/)で収集されることをお勧めします。
 個人的には、昔の建物を改造した雰囲気のあるホテル(たとえばボサウダ・デ・サンチャゴホテル(http://www.saotiago.com.mo/))とかに泊ってみたい気はします。かなり高いですが...)
 ギャンブルはの方は是非カジノ付きのホテルが死ぬほどありますので、そちらにどーぞ!!

 

【総論】
 お好みにもよりますが、澳門単独というよりは、香港+澳門、あるいは広東省+澳門という組み合わせで行かれることをお勧めします。
 しつこいようですが、澳同じ欧米列強が作った古い町並みを擁するといった点で、青島と共通点のある澳門ですが、いい具合に観光開発をして多くの外国人観光客を呼び込むのに成功しているような気がします。
 青島が澳門の真似をするのがはたして良いか、という議論はあるでしょうが、ちょっと青島の旧市街はもったいないような気がします。


 
<< トップへ戻る