月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
目次

在青島日本国総領事館からのお知らせ

 
   

○「在外選挙人名簿登録」の手続きのご案内
今年の夏に「参議院議員通常選挙」が行われます。
海外から投票するためには、「在外選挙人名簿」への登録申請を行い、事前に在外選挙人証を取得しておく必要があります。当館でも申請受付を行っています。登録申請後、在外選挙人証の受領まで2~3ヶ月を要しますので、在外選挙人証をお持ちでない方は、お早めに登録申請手続をお願いします。登録資格は満18歳以上の日本国籍の方で、山東省に3ヶ月以上お住まい(またはお住まいになる予定)、かつ、日本国内の最終住居地の役場に転出届を提出済みの方となります。在外選挙に関する詳しい情報は当館にご照会いただくか、外務省のホームページ(以下のURL)をご参照ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/index.html

○中国から日本への肉製品持ち込み禁止及び対応の厳格化について
世界各国で口蹄疫鳥インフルエンザ等の家畜の悪性伝染病が発生しています。また、平成30年8月、アジア地域で初めて中国においてアフリカ豚コレラの発生が確認され、ベトナム、モンゴル、カンボジアでも発生が確認されています。
  現在、中国から日本への肉製品持ち込みは禁止されており、平成31年4月22日から、海外からの肉製品の違法な持込みに対する対応が以下のとおり厳格化されていますので、日本への渡航に際してご注意いただくようお願いいたします。
  ・任意放棄の有無にかかわらず、違法な持込みは厳正に対処されます。
  ・手荷物の中に輸入申告のない肉製品などの畜産物が確認された場合、罰則の対象になります。
  ・輸入検査の手続でパスポートや搭乗券の情報を記録するため、検査に時間を要することがあります。
  なお、家畜伝染病予防法により、輸入検査を受けずに畜産物を持ち込んだ場合には、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられます。
  詳細につきましては、以下の関連サイトをご確認下さい。(外部リンク:農林水産省動物検疫所)
  http://www.maff.go.jp/aqs/topix/mizugiwa.html
  (家畜の伝染性疾病の侵入を防止するために ~海外へ旅行される方へのお願い~)
  http://www.maff.go.jp/aqs/hou/43.html
  (輸入禁止地域と物)
  http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/aq2.html
  (肉製品などのおみやげについて)

○ラマダン月に伴う注意喚起
  5月6日(月)頃から6月4日(火)頃(※)は,イスラム教徒が日の出から日没まで断食を行うラマダン月に当たります。ラマダン終了後には約3日間(6月5日(水)頃から6月7日(金)頃),イードと呼ばれるラマダン明けの祭りが行われます。近年,ラマダン月及びその前後に世界中で多くのテロ事件が発生しています。最新情報の入手に努め,テロの標的となりやすい場所を訪れる際には,安全確保に十分注意を払ってください。
※ラマダン月の期間は目視による月齢観測に依拠するため,上記日程は直前に変更されることがあります。
 
  近年,ラマダン月及びその前後の期間に多くのテロが発生していることを認識し,以下の対策をとってください。
(1)最新の関連情報の入手に努める。
(2)特に,金曜日に注意する。金曜日はイスラム教徒の集団礼拝日であり,その際,モスク等宗教施設や群衆を狙ったテロや襲撃が行われることがある。本年のラマダン月については,5月10日,17日,24日,31日が金曜日に当たる。
(3)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識する。
観光施設,観光地周辺の道路,記念日・祝祭日等のイベント会場,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパーマーケット,ナイトクラブ,映画館等人が多く集まる施設,教会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等。
(4)上記(3)の場所を訪れる際には,あらかじめ非常口等の避難経路を確認しておき,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え,その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。
(5)現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には,警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。
 
【車両突入の場合】
・ガードレールや街灯などの遮へい物がない歩道などでは危険が増す。
・歩道を歩く際はできるだけ建物側を歩く。
 
【コンサート会場,スポーツの競技場等の閉鎖空間】
・会場には時間より早めに入る,終了後はある程度時間をおいてから退出するなど,人混みを避けるよう努める。
・セキュリティの確保されていない会場の外側や出入口付近は危険であり,こうした場所での人だまりや行列は避けるようにする。
・不測の事態の発生を念頭に,会場の出入口や非常口,避難の際の経路等についてあらかじめ入念に確認する。
・周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める。
 
【爆弾,銃器を用いたテロに遭遇した場合】
・爆発,銃撃の音を聞いたらその場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとる。
・頑丈なものの陰に隠れる。
・周囲を確認し,可能であれば,銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合,出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり,注意が必要。

 

 
   

 
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