春の全校遠足

４月２６日に春の全校遠足を行いました。小学部の行き先は「世紀公園」です。低学年は直接公園に向かい、３年生がリーダーとなって、公園内を散策しました。高学年は市民運動公園から世紀公園までの約２ｋｍを歩き、公園では、班に分かれてオリエンテーリングを行いました。様々なミッションを仲間と協力してクリアすることができました。そのあと、青空の下、みんなで食べたお弁当はいつにもまして、おいしく感じられたようです。中学部は市民運動公園で出発式を行い、国学公園までの約５ｋｍを１時間半ほど歩きました。道中では、学校生活や趣味など色々な話題で、他の学年と交流をしました。国学公園では季節の花や風を感じながら、青空の下でお弁当を食べたり、学年で写真を撮ったりしました。自然の中でお互いの仲を深めることができた楽しい１日となりました。

上清路小学交流会

小学部は、上清路小学の児童を日本人学校に招いて、交流会を行いました。第一部では、和太鼓の演奏や「世界に一つだけの花」の合唱で上清路小学を歓迎しました。第二部では学年ごとに分かれて自己紹介をし、その後、新聞かぶとや折り鶴を作ったり、けん玉をしたりするなどして、仲を深めました。楽しい時間はあっという間で、すぐに上清路小学が帰る時間となってしまいました。別れ際に、「再見。」「また来年会おうね。」と声を掛け合う子どもたちの姿が印象的でした。この交流会をきっかけに、日本と中国の絆がますます深まることを期待しています。

中学部宿泊学習

５月２２日（水）から２４日（金）までの３日間、中学部は青島市のさまざまな場所を巡る宿泊学習を行いました。１日目の午前中は膠南市の南部にある瑯琊台に行き、秦の始皇帝に命じられて日本に渡来したと伝説がのこる徐福の資料館を見学しました。午後は日本語学科を有する青島第九中学との交流を行いました。２日目の午前中は獅王日用化工（青島）有限公司で、歯ブラシと歯磨き粉ができるまでの工場見学や「働くとはどういうことか」についての講話を聞きました。午後は青島亀田食品有限公司で、柿の種などのお菓子ができるまでの工場見学と、実際にせんべいづくりを体験しました。３日目は旧市街のかつての日本の足跡を探しました。旧青島神社や青島第一小学校などを巡ることで、戦前に日本人が４万人ほど住んでいた時代を想像することができました。この３日間を通して、青島と日本の今と昔のつながりをたくさん学ぶことができました。ご協力いただいた企業や学校の皆様、本当にありがとうございました。

　※　児童・生徒数……小学部６６名，中学部１５名，合計８１名（２０１９年６月５日現在）

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