月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
目次

青島日本人学校          

小学部6年生修学旅行

5月29日から31日までの3日間、山東省の泰安、済南、維坊へ、小学部6年生は修学旅行に行ってきました。
児童の一番の思い出は1日目に登った世界遺産の泰山です。想像以上の階段の多さ、また傾斜の厳しさに、へとへとになりながらも励ましあい、協力しながらゴールである南天門まで2時間かからずに登りきることができました。泰山から見る景色、夕日はとてもきれいでした。

しかし、2日目の朝、天候は雨!日の出が見られず残念でしたが、気を取り直して黄河、大明湖、黒虎泉、山東博物館を見学しました。特に、黄河の大きさには児童も驚いていました。

3日目は楊家埠中国民俗大観園を見学しました。そこでは、凧づくり体験として着色を行いました。同じ形の凧でも一人ひとりの個性が出て、色鮮やかな凧を作ることができました。また、予定にはなかった版画も作ることができるなどラッキーなこともありました。

今回の修学旅行では、自然を体感したり、歴史の理解を深めたりすることができました。また、時間やルールを守り、友達を思いやる姿もたくさん見られたので、これらの学びや経験を今後の学習へとつなげていきたいと思います。

 

 

 

 

小学部4年生消防博物館見学

6月4日に4年生は社会科見学に行きました。社会科「火事からくらしをまもる」という単元のまとめとして、「青島市消防博物館」に向かいました。青島の消防の歴史に関するコーナーでは、社会科担当から「矢島彦太郎」という日本人が青島の消防団の組織を大きく整備した歴史があるという説明を聞きました。そのため、中国の消防の電話番号が119番になったことなど、日本と青島が消防で結びつきがあることに、驚き納得していました。また、昔使用していた消防服や消防道具の展示コーナーを見学することで、現在の消防設備や道具が進歩していることを理解しました。ガス爆発があった現場の再現コーナーでは、「とても怖いけど、見た人が火事の恐ろしさを理解するために必要なのかも」と火事の恐ろしさを改めて実感し、身近な防災への意識を高めることができました。

 

 

 ※ 児童・生徒数……小学部66名,中学部15名,合計81名(2019年7月5日現在)

              学校概要    

学校名

青島日本人学校

開校期日

平成16年(2004年)4月1日

運営主体

青島日本人学校運営理事会

学校形態

全日制日本人学校
小学部 各学年1学級 計6クラス 中学部  各学年1学級 計3クラス

所在地
入学・転入学の問い合わせ先

〒266034
青島市市北区同安路56号
電話:0532-8569-8260
FAX:0532-8569-6163
E-mail:qingdaojs@qingdaojs.org
URL:http://www.qingdaojs.org

入学金・授業料

入学金15,000元 授業料(月額)5,000元

青島日本人学校では,小学部・中学部ともに,随時転入学を受け入れております。「学校の様子を見学したい」,「こんなことを聞いてみたい」等のご要望に対しても,常時電話やメールで対応いたしますので,お気軽にご連絡ください。

 


 
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