月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
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-Toby’s Kitchen(その95)

肉吸い

 
 

吉本新喜劇の花紀京さんが、難波千日前のうどん屋「千とせ」で「肉うどん。うどん抜きで!」と二日酔いの時に頼んだのが発祥と言われています。「肉吸い」とは「肉のお吸い物」という事なのでしょうか?今回は、白だし&とろろ昆布で試してみました。

 
   

 

 

【材料】2人分(翌日の肉うどん汁を含む)                      
牛肉コマ切れ200g、絹ごし豆腐1~2丁、長ネギ2本、白出し60㏄、とろろ昆布大匙2杯程、七味唐辛子少々、水1.2リットル。

 
   
作り方】

豆腐1丁は二つに切ってから6個切り、長ネギは斜め切りにします。ネギのやや青い部分は薬味用に細かく切りとっておきましょう。鍋で沸騰させた水に、斜め切りにしたネギと豆腐を入れ、白だしを加え、煮込みながらお好みの味に調整してください。ネギがしっかり柔らかくなってから、牛肉を加えさっと火が通ったら、火を止めてアクと浮いた脂をとり、器に盛り付けてから、とろろ昆布をのせ、青ネギの薬味と七味唐辛子で召し上がれ。食べきらないで、翌日に肉うどんにすると最高です。汁が足りなかったら、湯と白だしを加えて増量してください。冷や飯と卵で雑炊にしてもイケます。

 
   

【調理のポイント】

肉はしゃぶしゃぶ感覚で、煮すぎない事。浮いた脂はしっかりとりましょう。とろろ昆布は煮込まずに、熱いうちにのせるといい味に仕上がります。

 

 

 
   

 
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