月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
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-Toby’s Kitchen(その99)

白身魚のネギ香味蒸し

 
 

中華の定番として、魚を一匹蒸しあげ、ネギで香味をつけたものがありますが、今回は手軽に買えるキンメダイのカブトを和風に仕上げてみました。

 
   

【材料】キンメダイのカブト1枚分
キンメダイのカブト1枚、長ネギ2本、生姜中半個、三つ葉か青ネギみじん切り少々、酒大さじ3杯、サラダ油大匙3杯、塩小さじ1杯。タレとして、鶏ガラスープ半カップ、酒大さじ1杯、醤油大匙1杯、ゴマ油大匙1杯、みりん小2杯、鷹の爪1本。

 
   
作り方】

キンメダイのカブトは40度ぐらいの湯で、手でこすりながら洗い、鱗もきれいに落とします。キッチンペーパーで水分をとってから塩を振り、少し置いてから酒大さじ3杯で洗います。ネギの白い部分は二つに切ってから斜めに細切り、生姜は数枚の薄切りと針生姜切りにしておきましょう。生姜のスライス数枚とネギの青い部分を鰓の下に敷き、アルミホイルで作った舟にいれ、皿にのせて湯気が出てきた蒸し器で15分程蒸します。タレの材料は合わせて、軽く煮詰めてから味を調整しておきます。魚が蒸し上がったら、細切りネギと針生姜を上にのせ、フライパンで煙が少し出てくるまで熱したサラダ油をジュッとかけてから、タレをかけ、アルミホイルの上を閉じて、5分程蒸したらできあがり。青ネギ刻みか三つ葉を乗せて召し上がれ。

 
   

【調理のポイント】

臭みの少ない白身魚でしたら色々使えると思います。魚の内臓、血の部分をきれいに取り除き、臭みの出そうなところは楊枝でしっかり取るのが大切です。肝があったら一緒に蒸すととても美味です。魚の代わりにカキでも、最初の蒸し時間を5分に減らして、美味しく仕上がりました。酒を紹興酒、サラダ油をゴマ油、三つ葉を香菜に変えると一気に中華に変身しますよ!

 

 
   

 
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