皆さん、こんにちは。山口銀の竹中です。
私は、銀行に入行したとほぼ同時にゴルフを始めましたのでゴルフ歴は30年という事になります。青島赴任までは月一程度のプレーで、100を切ることもできませんでしたが、最近は週1以上のプレーで、念願の90を切ることができました。
2020年は、私にとってゴルフが大きく変化(成長)した年となり、新型コロナの影響もあってこれまでにはないほどラウンドしました。7月からの半年で40ラウンド、初めてのセルフラウンド、自己ベスト4回更新(2019年までの自己ベストは92。1月ベスト91、7月90、9月88、11月82)、半年間の平均スコア100以下と自分にとっては記録だらけ(笑)、上達を実感できる1年となりました。
上達できた原因は、「矢部塾」(矢部塾とは、青島日本人会ゴルフ同好会の矢部会長に毎週1~2回程度レッスンをしていただいている会です。)で矢部プロに毎週レッスンを受けた事と、毎週のように一緒にゴルフしてくれる方々がいた事に尽きます。ただ、順調にレベルアップできたわけではありません。「矢部塾」でのレッスンは、2018年秋に始まりました。それから、毎週レッスンを受けましたが、自己ベストを更新するまでに1年半かかりました。それまでは、ドライバーが大きくスライスするのが特徴で相当左に向かって打たないとフェアウェイに球を運ぶことは出来ませんでした。レッスンでは、当初の1年間は8番アイアンと、ウェッジしか使わせてもらえませんでした。ですが、不思議な事に1年が過ぎるとドライバーはスライスしなくなり、1年半を経過するとまっすぐ遠くに飛ばせるようになりました。ドライバーの練習はほぼしていないのに、未だに自分でも信じられません。基礎や本当の技術を教わるというのはこういう事なんだなと感じています。レッスンを始めた頃は、もう50歳も過ぎているし、正直本当に上達できるかな、また成果を出せるまでに時間もかかりましたので、無理かもと思う時期もありました。でも、どうしても80台でプレーできるようになりたい、教わって「これか」とは思いたくは無く、とりあえずは、誰よりも練習はしてみようと思い、練習場に行き、家では素振りやストレッチをしたりしました。必ず週に3回は練習場に行く、ラウンドした日は帰ってから練習に行くことを課題にしました。とは言え、50歳を超えた私が「ゴルフ」はどのようにスィングするのか、自分の体と頭で理解できるようになるまでには随分と時間がかかってしまいました。レッスンでは「体を回さない、むしろ止める。」と100回以上言われ、「はい」と言いながら、頭の中では「体を回さないでどうやって打つ?」の繰り返しでした。矢部プロから言われている事を、理解できていなかったという事です。レッスンを受けた際に教えていただいたことを、YouTubeで探し、繰り返し見ました。また、自分のスウィング動画を見て、自分がイメージしているスィングと現実との違いにいつもがっかりしていました。
ようやく昨年の秋頃から、自分でもスコア以上に上達を実感出来るようになりました。それまでは、今までよりドライバーやアイアンの飛距離が伸び、ナイスショットが出てもスコアにつながらず、どうしてなのかと思っていましたが、9月にベストを更新した際にラウンドを振り返り、会心のショットではなく、大きなミスショットをする回数が減ったことに気が付きました。1年前はこんな事を考えもしませんでした。とにかく毎ショット1ヤードでも飛ばす=成功でしたから。今は、ゴルフ場に行き毎回いろんな事を考えたり、時には試したりしながらプレーする事が楽しくて仕方ありません。
こんな私(50歳オーバー、特に運動が出来るわけではない。)でも上達する事が出来ましたので、どなたでも出来ると思います。是非、上達したい、ゴルフしたいという方がおられたら一緒にレベルアップしましょう!「Come On 矢部塾!」
特にこの2年間は、青島市以外の威海や烟台のゴルフ場に何度かゴルフ合宿に出かけたり、海南島の三亚までプレーしに行ったり、上海で開催されたPGAツアーで世界トップ選手のプレーを近くで観戦したりと、日本ではなかなか経験できないことや、また、日本では知り合えなかった多くの方々とお知り合いになれたことは、かけがえない大切な思い出になっています。2014年11月に赴任し6年間が経過した私の青島生活は、あと数か月の内には終了し帰国する予定です。これからあと何ラウンド出来るかは分かりませんが、寒くても、最後の最後までゴルフを楽しんで、もう少し青島でゴルフしたかったなと思いながら帰りたいと思っています。
次回は、2020年も1年中数多くのラウンドを共にした申会同級生の酒井さんです!よろしく願いします。
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