月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
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グリーン放弾
 
 

はじめまして。青島市市南区在住の稲山と申します。赤坂さんよりバトンを受け、本コラム4月号の担当をさせて頂くこととなりました。とはいえ、わたくしクラブに凝っているわけでも名門コースでのプレー経験があるわけでもなく、ゴルフに関するネタを全く持ち合わせておりません(泣)。そこで、ここでは簡単な私の今までのゴルフキャリアと、中国にいるという事でゴルフに纏わる中国語をご紹介しようと思います。

私が初めてゴルフのラウンドを回ったのは2008年の夏。当時勤めていた会社が深圳にあり、地元のゴルフコース(名前は失念)でゴルフデビューしました。天気は大雨の超バッドコンディション。スコアは135。初めてにしてはそこそこの滑り出しでした。

その後、2010年の8月頃姫路に異動となり本格的に?ゴルフをスタート。1500円打ち放題で1日1000球の特打をしたり、ほぼ毎週ゴルフコースに通ったりと、一時ゴルフにのめり込んだ時期もありましたが、スコアはデビュー当時から変わらず安定の130台。。。 悪いスコアを出すたびに、”もうゴルフなんてやるもんか、自分にはゴルフセンス無いしやってもお金と時間の無駄だ、ヤフオクでゴルフクラブを売ってしまおう”と必ず思うものの、時間が経つとナイスショットの感覚が蘇って来て、また行ってしまう。それでまた悪いスコアが出て・・・の繰り返しで1年程何も考えずゴルフをしていました。

その後仕事も忙しくなりゴルフに対する熱も冷め2年程ゴルフから離れた期間が有りましたが、現在勤めている会社(本社は東京)へと転職した後でゴルフ熱の第二波が再来。デビュー当時から使用していた叔父から譲り受けたキャロウェイのゴルフクラブを涙ながらに手放し、タイトリストのアイアン(AP2)、テーラーメイドのドライバー・フェアウェイウッド(ロケットボール)へと取り揃え、ゴルフ生活再スタート。東京近郊では恐らく定番のアクアライン降りてすぐの千葉のゴルフコースに通い、その翌日には練習場にてスコアが悪くなった原因の分析と改善、を繰り返していくうちにスコアは100前半と良化していきました。

2年程そんな生活が続きましたが結果100を切ることもなく、そのまま2019年1月に青島へ。「青島では100を切るぞ!」と鼻息荒く出国したものの、仕事や何やらで時間が取れず、部屋の隅に置かれたキャディバッグは地蔵の様に沈黙を保っていました。そしてついに2020年の国慶節に青島初のラウンドへ。キャディバッグの表面を覆っていた分厚い埃を払い、いざ青島最難関?のコース“岭海高尔夫俱乐部“へ! 1年半から2年弱振りに握ったゴルフクラブの感触は、久し振りにあった友人と握手をした時の感触と似ていました。そして結果は・・・・・・・・・・・・・・・、

「看球〜!(いわゆる”ファー”)」がコースに響き渡る衝撃な結果を迎えました。スコアはデビュー時よりも悪い145。 目に浮かんだ涙を拭いながらコースをあとにしました。
その後現在まで月に一度くらいのペースでコースを回っては、YouTubeのゴルフチャンネルを見て練習を繰り返す日々。スコアはマシになったもののベスグロには遠く及ばず120前後を行き来しています。そろそろ独自練習は辞めてレッスンに通ったほうが良いのでは・・、と思う今日この頃です。

さて、私の薄いゴルフキャリアはここまでにして、ゴルフで使う中国語を幾つかご紹介します。ご存知の方も多いかとは思いますが、青島に来たばかりで中国語勉強中の方は、キャディさんとのコミュニケーションで使ってみては如何でしょうか。

  1. OB: 界外球 (jie4 wai4 qiu2)
  2. 池ポチャ: 下水 (xia4 shui3)
  3. ピン: 旗杆 (qi2 gan1)
  4. グリーン: 果岭 (guo3 ling3)
  5. バンカー: 沙坑 (sha1 keng1)
  6. キャディ: 球童 (qiu2 tong2)
  7. ウッド: 木杆 (mu4 gan1)
  8. アイアン: 铁杆 (tie3 gan1)
  9. パター: 推杆 (tui1 gan1)

上二つは出来るだけ使いたく無いですね(苦笑)。


(おまけ) 青島の難関コース、岭海高尔夫俱乐部の写真。写真を撮った数分後、筆者が打ったボールは意気揚々と右に見える池へと飛び込んでいった・・・。

次回5月号は青島のフィル・ミケルソン、宮田氏にバトンを繋ぎます~

 

 


 

 
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