皆さま、こんちには。月刊青島の「ジェトロからのお知らせ」コーナーも担当してもおります日本貿易振興機構(ジェトロ青島代表処の吉川です。今回はこちらにも出張寄稿です。
当方の出身は愛知県の春日井市なのですが、今回は皆さまにとってもより身近で、春日井市のお隣でもある名古屋市の自慢、かつグルメ方面でのご紹介にしておこうと思います。
少し前まで、それら名古屋のローカルフードに「名古屋めし」などという名前がついて観光資源になる日がくるとは思ってもいませんでした。今やJR名古屋駅を降りると「名古屋めし、あります」といった居酒屋などののぼりが至る所に立っています。「他と違うモノを持っている」というのはそれだけでも大きな資源になり得るのだなとしみじみ思います。
名古屋めしと聞いて、どこら辺が思い浮かぶでしょう?大定番だと、味噌かつ・味噌煮込み・きしめん・手羽先・ひつまぶし・天むす等々。少しだけマニアックなところで台湾ラーメン、赤から鍋、あんかけスパ?名古屋めしの特徴は、基本B級グルメで、そしてどれも茶色い。。。本格料亭!といったお店では、むしろ名古屋の味は満喫しにくいかもしれないです。名古屋めしは、名古屋駅前のチェーン系ローカル居酒屋などでも気軽に提供されているので、是非出張の隙間時間にでもふらっと寄って、手頃・手軽に楽しんでみてください。
「名古屋めし」の味覚を支える味噌づくり これも代表的な名古屋めし「鉄板ナポリタン」
(八丁味噌の味噌蔵@岡崎市)
「上のはもう一通り食べたよ」という名古屋通の方、「味噌串カツ」や「ひきずり鍋」辺りは如何でしょう?「味噌串カツ」、大阪の串カツがソースにどぼっと漬けるのに対して、ここでは赤味噌だれにどぼっと漬けます。有名店だと早めな時間から地元民や旅行者、出張者が隣り合ってわいわいと楽しんでます。ちょっとだけ飛び込むのに勇気が要るかもしれないですが、一人でも全然楽しめます。立ち飲みもあり。「ひきずり鍋」は鶏肉メインのお鍋。提供しているお店は少なめ、名古屋の人にとっても若干マイナー気味ですが、名古屋らしい一品です。こちらは多人数で是非ゆっくりと。
名古屋は観光資源は少なめですが、食事系の楽しみは上のような「名古屋めし」以外にも和菓子・駄菓子等々事欠きません。是非途中下車してでもご賞味ください! |