5 月 29 日、日照市外事弁公室の招聘をうけ、青島日本人会顧問 在青島日本国総領事館総領事・井川原賢ご夫妻、青島日本人会商工会会長本多亮氏(三菱商事青島総経理)を始めとする 14 名の同会会員が日照市ツアーに参加し、日照市五蓮山景勝地、白鹭湾芸遊町、日照財富センター、万平口旅行区、瀚林春生態モデル茶園などの文化旅行プロジェクトを見学し、日照市の豊富な自然生態資源、特色のある旅行プロジェクトと文旅産業発展モデルへの理解を深めました。
また、一行は日照市の経済・社会発展、観光業への投資環境と重点観光プロジェクトの状況の紹介を聞き、日照市と中国に滞在している日本人を日照観光に誘致することについて交流しました。双方は今回の訪問を契機に青島駐在日本企業界の人々と日照市の旅行、経済貿易などの分野での友好交流を深め続けることを確認しました。この機会に、日本人会の会員の皆様に日照市について、ご紹介したいと思います。
日照の概要
日照は「日の出に先に照らされる」ことで名付けられ、山東半島南部に位置し、日本と海を隔てて向かい合う都市で、面積 5372 平方キロ、総人口 309 万人です。 生態環境が優れ、冬は暖かく、夏涼しい、「国連ハビタット賞」受賞都市です。 日照と日本の静岡、韓国宝城の緑茶は三大海岸緑茶と呼ばれています。 交通施設が完備し、港、空港、高速鉄道、高速、重負荷鉄道、長距離パイプラインからなっている総合交通輸送システムを有しています。
日照港では日本の関東、関西、九州への航路が開通しています。中国大陸沿海では第 7 番目、世界では第 11 番目で、100 余りの国と地域との間に航路を有する港であり、また日照からは、飛行機、高速鉄道に乗って国内の 90 余りの都市に到着できます。 産業基盤は良好で、先進的な鉄鋼、自動車と自動車部品、総合エネルギー、全域観光旅行、現代物流など 5 つの優位産業を形成しています。 先進的な鉄鋼製造業を有する国家レベルの沿海先進鉄鋼製造基地で、2025 年の年産は 4000 万トンに達する見込みです。 自動車部品産業は山東省が重点的に建設した自動車完成車と部品産業基地で、長城、中興、韓国現代車企業が次々と進出し、350 社の企業が完備した産業チェーンを構成しています。 日照は中国の重要な原油、石炭上陸の港で、石油ガスパイプラインの総距離は 2000 キロに達しています。
日照には「青空、碧海、金色の砂浜」があり、豊富な「海、山、古跡、森林、温泉、お茶」の観光資源があります。 現代物流は区域的な国際水上運輸物流センター、「一帯一路」の総合的拠点を形成しています。 開放的で包容的な日照は日本、韓国と地理的に近く、人の縁が深く、往来が密接です。日照市は日本室蘭市と友好都市を提携しています。日本はわが市にとって第一の輸出国です。現在、日本からの投資総額は累計 1 億ドルで、日照パーカ表面処理有限公司、日照日鍛バルブ有限公司など 19 社の営業中の日資企業があります。


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