月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
目次

グリーン砲弾
 
 
青島日本人会の皆様、はじめまして。
この度、日郵物流(中国)有限公司の井波様よりバトンを受け取りました青島扶桑精製加工有限公司の高橋と申します。弊社は1994年7月29日に創業しまして、間もなく31周年を迎えようとしております。酸味料やpH調整剤など食品添加物のご用命がございましたらお申しつけくださいますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。  

私は昨年末までタイランドで合計7年間勤務した後、今年1月から青島での生活を開始しました。南国の太陽で毛穴の開いた皮膚が氷点下の海風に攻撃されて少し痛かったことはもう半年前で、今はすっかり青島の恵まれた環境を実感し、温かい人たちと美味しい料理を囲みながら楽しく交流するなど日々を満喫できております。今後とも皆様から青島の良いところを色々と教えていただければ嬉しく思います。

メインテーマのゴルフについては、日本で営業として仕事をはじめた20年前ころに年2~3回くらいの会社行事や取引先コンペに参加するため、先輩方に教えてもらいながら練習をはじめました。グループに迷惑をかけない程度にラウンドできるようになれればいいかと何の気なしに取り組んで、特段のめり込むことはなく自分とゴルフはつかず離れずの関係が長らく続きました。しかし突然、転機が訪れることになりました。それはタイランドへの転勤でした。

私がいわずとも皆様ご存じの通り、タイランドはゴルフ天国です。商談で初めて会った人でも二言目にはゴルフの話になり、では次回はグリーンミーティングで、という展開がもっとも話がまとまる予感すらします。また出張者もゴルフを楽しみ(目的?)に来る人が数多くいますから、必然的に駐在員の出動回数は増加します。特に赴任、帰任が多くなる時期は歓迎、送別ゴルフも入ってきて、グリーンがオフィスなのかオフィスがグリーンなのかわからなくなります。これまで日本でゆるりと年2~3回しかやってこなかった私も突如として月8回ペースに。当然ながら生活スタイルがガラリと変わってしまいました。そのような環境変化でスコアも自然とよくなってくれるとありがたいのですが、1ヵ月で3年分のゴルフをしたからと言ってスコアが急によくなるものではありませんでした。むしろラウンド回数が増えたことで1打の重みが以前より軽くなり集中力が下がるというデメリットがあるという説もあります。(本当か?)私の場合は日本で染みついたお付き合いゴルフをタイランドでお楽しみゴルフ方向へ舵を切ってしまったように思います。四季や自然を感じながら、一緒にラウンドする人たちとの会話を楽しんで、共に時間を過ごすことができたならこれ以上によいゴルフはないと思っています。

青島駐在開始からまだ日が浅くゴルフの回数もそれほど多くありませんが、これからできるだけたくさんの方と出会い一緒にゴルフができれば嬉しく思います。皆様、これからどうぞよろしくお願いいたします。

次回は日本興亜財産保険(中国)有限責任公司の岡本様にバトンをお渡ししようと思います。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 
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