
青島日本人会の皆様、新年おめでとうございます。
昨年は大阪関西万博が半年間にわたり開催されました。開催前は消極的な声も聞かれましたが、蓋を開けてみれば延べ2557万人の一般入場者を数え、当初の想定数こそ及ばなかったものの、某新聞社の事後調査によれば「良かった」と感じる人が74%に達するなど、日本人の国際化という面では大きく貢献したと思っています。
昨年はまた、戦後80周年という節目の年でもありました。中国では「人民抗日戦争・世界ファシズム戦争80周年」と呼んでいたこともあり、日本との関係では若干重たい雰囲気がありましたが、比較的静かに推移し万博も明るい話題だと思っていただけに、11月以降、両国関係を暗雲が包んでしまったのは残念でした。今の日中関係の難しさをあらためて思い知らされた気がします。
そのような状況下でも、青島市内では昨年、日本人会として恒例の縁日やクリスマス会、学校行事、更にはボウリング大会やジャパンディといった日中交流事業を予定どおり実施すことができました。準備に工夫の余地はあれ、あらゆるイベントを過剰に自粛する必要はないことを示せた点でも、成果があったと言えるのではないでしょうか。
中国の状況とともに日本企業の中国との付き合い方も変化してきました。青島でも日本人駐在員が減少しつつあり、日本人会に求められる役割も変わりつつあります。当館としては本年も引き続き、日本人会の皆様方とともに、当地日本人社会の安全な生活、日本企業の健全な活動環境の確保を第一に、働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります!
また山東省内には、皆様の会社のスタッフと同様に、大勢の知日派・親日派の皆さんが日本への関心を持ち日本と中国との関係強化を望んでいます。当館としては、このような皆さんのニーズにも応えるべく、今年も知恵を働かせて様々な交流の機会を創っていく考えです。引き続き皆様方のご支援とご協力を宜しくお願い致します。
最後になりますが、本年は午(うま)年です。この一年が皆様にとり、全ての事がウマく運び実り多き年になることを祈念し、私の年始のご挨拶と致します。
2026年1月
在青島日本国総領事
斎藤 憲二
|