月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
目次

【山東省旅行①】
青島までひとっ飛び!山東航空リアル搭乗記

 
   

先日、中国・山東省を4泊5日で回ってきました。

行くことが決まるまで山東省については何も知らなかったのですが、あの有名な「青島ビール」の青島市があるのが山東省。省都は済南という少し内陸にある都市だけど、青島は早くから都市開発が進み、現在では海辺のリゾート地ということもあって、一番栄えているらしい。

そんなわけで、まず目指すは青島。往復とも、山東航空の関空ー青島直行便を利用したのですが、中国語の先生に「山東航空で山東省に行く」と伝えたときに言われたのが、
・山東航空のパイロットは軍人だからめっちゃ速く飛ばすよ。
・他の航空会社が4時間で飛ぶところを、山東航空は3時間で飛ぶよ。
・悪天候で他の航空会社が欠航しても、山東航空は飛ぶよ、軍人だから。

……ホンマかいな?(関空発だから関西人気分になってる)

ところで関空の中をゲートに向かって歩いていたら、大阪万博のレガシーを見つけました。
万博期間中は入場列に並んで、押し合いへし合いする人々の頭の隙間からやっと見たのに、ここでは足を留める人もいない。う~ん、諸行無常。

飛行機は、小さめの3列:3列で、ほぼ満員でした。
座席についてまず気になったのが、文字情報の多さ!広告がやたら貼ってあるのです。

窓の上にもペタペタと貼ってあるなあと思ってよく見たら、これは広告ではなくて、山東省が生んだスーパースター、孔子様の『論語』から抜粋したありがた~いお言葉なのでした。

「子曰く、」なんて国語の授業ぶりだわ。青島まで3時間あるので、ちょっくら読んでみましょうかね。

子曰く、
「政を為すに徳をもってすれば、譬えば北辰のごとし。
その所に居りて、衆星これに共う」

徳をもって国を治めることは、北極星のようなものである。

自らはその位置に静かにありながら、他の星々はおのずとその周りに集い、従うのである。
ふむ。
もういっちょ。

子曰く、
「父母の年は、知らざるべからざるなり。
一つにはもって喜び、一つにはもって懼る」

子としては、父母の年齢を知らないわけにはいかない。
一方ではその長寿を喜び、もう一方では年を重ねていることを思って案じるべきである。

ふむふむ、2500年前も今も、人間なんて同じですな。

ちなみに山東省は孔子の出身地であるせいか、教育熱が高いことも特徴だそうです。
そんなこんなしているうちに、いい匂いが漂ってきて機内食の時間に。往路の選択肢はチキンライスかポークライスで、私はチキンライスにしました。
細かく刻んだ鶏肉と茄子、ニンジンがオイスターソース(たぶん)風味のシチューになっていて、なかなかイケました。紙ボックスに入っていたザーサイを混ぜて食べたら、コリコリした食感と発酵の風味が加わって、ますます美味しかったです。

中国の地方の航空会社って、どうなのかしら?と思ったけど、ごくごく快適な空の旅でした。

特段に速さも感じなかったけれど、帰路の関空上空で低気圧のせいでめっちゃ揺れたときは、さすがに「元軍人、頼む!」と思ってしまいましたわ。

あと、エコノミークラスの最前席に、明らかにカタギではない……じゃなかった、プロフェッショナルな眼光を放つエア・マーシャル(航空安全員)が座っていたのも印象的でした。胸のところにビデオカメラを付けて、2、3回機内をチェックしてた。

関空からの飛行時間は、行きが約3時間、帰りは2時間半。青島への直行便は、山東航空が関空発着とセントレア発着を、ANAが羽田発着を運航しています(2026年5月現在)。

これから4泊5日の山東省旅行で印象的だったことを報告していくので、どうぞお付き合いください。


  

 

<元記事>
【山東省旅行①】青島までひとっ飛び!山東航空リアル搭乗記。(note)
https://note.com/harukatze132/n/n91426be31d70

 

 

   
      

 
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