青島日本人会  
 
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*-* 2013年度 商工会 活動方針 *-*

 

商工会会長 渡部英司
(副会長 江口規和、田島譲、田中博之手代木和人、藤武秀三、北条尚子)

 
2013年度の活動方針
全人代(3/5-17)が開催され、新指導体制が動き出しました。最大の課題は環境対策、汚職撤廃と過剰生産です。
内需に賭ける期待は益々大きくなりました。また、中国独自の宇宙ステーション建設がスタートする希望の
年でもあります。私達企業を取り巻く環境は、これから拍車をかけて変化していきます。企業の真価を問われる
本番の年となると言えるでしょう。現在、中国における日系企業は2万社を超えました。1,000万人以上もの
雇用を生み出しています。世界のGDP3位と2位の国である日本と中国が世界経済に与える影響は大きく、
1社でも多くの企業が、中国で成功を収め、中国と共に発展していくことを願っています。そのためには、私達は
これまで以上に中国のことを知り、理解する必要がありますし、中国の人たちにも日本のこと、日系企業の中国で
の貢献のことを知ってほしいと思います。私達商工会は、前年にも増して、これから起こるであろう変化を先取りし、
総領事館、JETRO等と協力し、皆様企業に役立つ情報発信を行ってまいりたいと思います。

(1)交流とセミナーについて
青島市政府が今年初にオープンした城市規HUA展覧館(青島市の都市計画の歴史と
これからの発展計画をビジュアルで知る施設)の参観を行います。
また各種セミナーを開催します。商工会全体セミナーでは、法務・財務・税務・労務等の各企業共通の
ものを取り上げて行きます。また、商工会の4つの専門部会がありますが、
@食品部会、A繊維部会、B機械・電気・化学部会、C流通・サービス部会の
それぞれの部会でも、専門フィールドに立ったセミナーや工場見学や懇親会を実施してまいります。

(2)提言について
市政府・機関並びに他国商工組織との交流を進め、更には日本商会白書などを
通じて、関係機関へ提言します。今年3月には突然の召集ではありましたが、青島市
政府が外資企業を囲む座談会があり、出席する機会を得ました。日本企業と政府との
交流を一層活発にして頂きたいと申し上げました。また企業経営に大きな影響を与える
施策については、十分な対応時間が取れるよう、又、所管部署により解釈や対応が
異なることのないように、進出企業の発展をよりサポートするよう折に触れ今後も
申し入れていきたいと 思います。
以上、皆様と共に、この時代を生き、この青島で生活、ビジネスが出来る幸運に感謝し、
新しい一歩をともに元気に歩んで参ります。
今年度もどうかよろしくお願い致します。