月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
目次

在青島日本国総領事館からのお知らせ

 
   

○夏休みに海外に渡航・滞在される方へ~テロ・犯罪・感染症対策と「たびレジ」登録のお願い~
 夏休みが近くなり、旅行計画を立てている方も多いかと思われます。安全な旅行のため、
出発前に渡航先の安全情報を海外安全ホームページで確認するとともに、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録し最新情報を入手してください。万一に備え、家族、友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておいてください。
■外務省海外安全ホームページ https://www.anzen.mofa.go.jp/

●欧米やアジアを含め世界各地でテロが発生しています。観光名所やイベント等に集まる不特定多数の群衆を標的とするテロ等の発生が懸念されます。
●最新の治安情報を確認するとともに、周囲の状況に注意を払い、不審な人物等を察知した場合には速やかにその場を離れる等安全確保に努めてください。

1 犯罪等の一般的な安全対策
・強盗等は、武器を所持していることがあります。絶対に抵抗しないでください。
・違法薬物に関わると、外国人でも死刑等の重刑が科される場合があります。絶対に関わらないでください。
・性的暴力被害に遭う事件が発生しています。女性の単独行動や夜間の外出を控える、よく知らない人からの誘いは断るなど、十分に注意してください。
2 感染症に関する安全対策
・日本では馴染みがない感染症が発生しています。渡航先の感染症関連情報をご確認ください。

○渡航先からの「いきもの(動植物や昆虫等)」の持ち出しに関する注意喚起
最近,海外の空港において,絶滅危惧種に指定され持ち出しが禁じられている,または輸出許可が必要な動植物や昆虫を無断で日本に持ち帰ろうとした日本人が逮捕される事案が散見されます。「知らなかった」では済まされませんので,安易に動植物を持ち出さないようにして下さい。

1 表向きはペットショップを装った希少動植物マニア専門の密売ブローカーなどから,SNSなどを通じて,世界各地に生息する希少動植物や昆虫などを持ち帰ってくれば,高価で買い取る旨を持ちかけられるケース,あるいは個人収集目的で事前に手続を調べずに安易に動植物を持ち出そうとすることにより,邦人が現地当局に逮捕される事案が報告されています。

2 日本国内のブローカーなどは,インターネット(掲示板,SNS)を通じて,「海外からの希少動植物や昆虫の高価買い取り」「旅行代金は当社負担」といった誘い文句で,現地では動植物は持ち出し禁止であるとの情報や持ち出しにあたっての手続の必要性を説明することなく,主に若者の勧誘を行っているようです。このような言葉巧みな勧誘に安易に応じてしまった結果,犯罪に荷担することとなり,場合によっては現地で何年間も服役しなければならなくなることもあります。

3 短期間で簡単に報酬を得られるような仕事は,海外においても「怪しい話」である可能性が高いことに留意し,安易にそのような依頼や勧誘に応じて,犯罪に荷担することにならないよう注意して下さい。

 

 
   

 
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