小学部5年生宿泊体験学習
6月26日~28日にかけて、小学部5年生は日系企業3社にご協力頂き、宿泊体験学習を行いました。青島月星靴業では、靴のアッパー部分の製造過程を見学しました。手作業で素早く丁寧にひとつひとつの部品が仕上げられる様子は、職人技です。不良品と良品の検査体験もさせてもらいました。新日清制粉食品(青島)では、唐揚げ粉や天ぷら粉などが製造される工程を見学しました。その粉を用いて、ドーナツとうどんの調理体験をし、その後試食したことで、お腹も心も満たされました。山東朝日緑源農業高新技術(緑源唯品)では、牛乳工場見学や、牧場見学をしました。自分たちで収穫した野菜でのカレー作りは、とくに思い出に残っているようです。どちらの班も美味しく仕上がりました。玉ねぎの袋詰めの農作業では汗をたらしながら黙々と頑張り、農作業の苦労や大変さも肌で感じることができました。
どの工場でも、金属や異物混入を防ぐための徹底された管理が行われたり、環境にも人にも優しい循環型のシステムを導入したりと、安全・安心な商品を作り出すために様々な工夫がされていることに気づいた子どもたち。「感謝の気持ちをもち、五感を使って学ぼう」というスローガンのもと、お世話になった方々や、食に対して感謝の気持ちをもつことができた学びの多い3日間となりました。 |