月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
目次

グリーン放弾

 

 
 

みなさま、初めまして。三菱日聯銀行(中国)有限公司(三菱UFJ銀行)の澁谷です。
前回執筆の森さんよりご指名を頂戴し、大変僭越ではございますが、私のゴルフ歴と
最近のゴルフ課題につき寄稿させていただきます。暫しお付き合いください。

私のゴルフスタートは中国着任前に遡ります。私の赴任が決まった2003年秋、「さぁ、中国赴任、何を準備すべきか?」と当時の赴任先(天津)へ連絡したところ
「ゴルフはできるか?」とのこと。
「やったことありません」
「ではゴルフバックは持って来い」
「えっ中国語の勉強は?」
「いらない」
「・・・・・」
こんなやり取りになれば、当然練習しなければいけないということで、ゴルフバックを父親より譲り受け、打ちっぱなし練習(2度)→即ラウンドというのが私のゴルフデビューです。
そして寒い2月天津へ赴任(青島も寒いですが天津はもっと寒いです)。当時の上司も流石に不安に思ったらしく、一度一緒に打ちっ放し練習場へ。私の打つ姿を見て
「おっ、当たるね。じゃ大丈夫か」
ということでその翌日が私にとっての中国初デビューとなりました。
お付き合い頂いたのは赴任地の大手タイヤメーカーさんの董事長と営業部長。初舞台にしては荷が重すぎました。。。記憶が定かではないのですが、上司も含めたお三方のスコアは「80~90台」。私一人だけ「140台」ということで、本当に辛い一日だったことは今でも覚えております。
後から知ったのですが、当時はOKパットにつき大きな誤解があり、パット後「OK」を皆さんから頂いたら「プラス1打」で終了するのがルール(常識)。しかし、当時の私はOKパットにつき「そのパットで入ったものと見做される」と勝手に誤解し「プラス1打」せずにスコア申告しておりました。ですから正しく申告すれば恐らくスコアは「160台」だったものと思われます。
以上のようなデビューではありましたが、私も最近は楽しくコースを回らせて頂く機会が増えてきました。これも中国赴任で気軽にみなさまとプレーさせていただく場が多いからこそだと思っています。
そんな私の目下の課題は「パター」です。
別にドライバーやアイアンに自信がある訳ではありません。兎に角、パットが入りません。ドライバーで最高の一打を打っても、1Mパットを外せば台無し。パットの重要性を痛感している毎日です。上手な方を見ていると色々なルーティンを行っている方が多いような気もして真似もしてみました。
例えば↓のようにカップに向かってこのようなポーズ取っている方多いですよね。


このルーティン動作は、パターを吊るして傾斜を読んでいるらしいのですが、
個人的にはこの動作をしてみても
「うーん、ラインが読めない。。。」
というのが私の現状です。
ゴルフ、とりわけパッティングは本当に奥が深いです。
色々な本なども読んではみましたが、自分自身まだまだ修行が必要と感じています。そんな私のパット秘策は以下4つです。
「重くてヘッドの大きい安定型パターでプレーする」:正規品を購入する。假的はダメ。
「シンプルシンキング」:右边,左边,上坡,下坡だけ確り確認する。
「肩だけ動かす」:パット時にまだちょっとお腹が動くのでダイエットが必要。
「週末は芝生と話をする」:家の近くに芝がありませんので、遠くまで芝生を探しに行かなければいけません。
この奥深いパットを克服してこそ、100の壁を突破できると思いますので、これからもグリーン上では仕事を忘れ、パッティング研鑽に努めたいと思っております。
もし今後皆様とご一緒していただく際に私がワンパットで入れた場合にはお褒めの言葉をかけていただけると嬉しいです。上記4つの秘策のどれかが功を奏している結果かもしれません。
次回は同じ会社の茂木さんにバトンタッチです。

 

 


 

 
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