青島日本人会  
 
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*-* 13年度生活文化会 活動報告 *-*

 

生活文化会会長 江口規和
副会長 藤田雅規 加藤英次、清水雅彦、
船越隆之、大芝光輝、竹本伸輔、

 

 

 
主な行事活動

 2013年度におきましても、昨年度同様、生活文化会主催で様々な行事を企画し、会員の皆様のご理解を賜り、ご協力、ご支援を得ながら各行事を進めてまいりました。
2013年度に生活文化会が取り組みました主な活動につき以下、ご報告申し上げます。

 

1.6月22日(土)「青島日本人会運動会」

 昨年同様青島日本人学校の体育館にて開催。当日は約160名の方が参加し、赤、青、白組によるチーム対抗戦で、ビーチボールバレー、未就学児童による20m競争、障害物競争、綱引き、紙飛行機飛ばし、玉入れ競争、スプーンピンポン玉リレー&ラグビーボールキックリレー、大脱走、棒取りゲーム、など今年新たに企画されたゲームも加わり、大いに盛り上がりました。 普段の運動不足も吹き飛ばし、汗も飛ばしながら、最初の競技であるビーチボールバレーから歓声が沸き上がり、真剣勝負そのものの姿は、互いに取り合う1点、1点に一喜一憂していました。
 大きな怪我、事故もなく、最後まで全員が精一杯スポーツに熱中する姿は非常に美しいものがありました。
ご家族でのご参加の姿も多く、お父さん、お母さんは子供に普段とは違う姿を見せる良い機会となったものと思われ、ご家庭でのご歓談への一助、またお父さんの家庭内でのお立場が良くなったのでは、と愚考する次第です。
 

2. 6月22日(土)「『健康と医療』の講演会」

 青島日本人会運動会終了後、場所を日本人学校多目的室に移し開催致しました。
 講演を二部制とし、第一部を「全ては口から始まる〜健康・美」をテーマに高田 朋太郎先生(あつたの森歯科クリニック院長)に、また第二部を「さぁ今でしょう!日本からの医療サポート」をテーマに高橋 信雄先生(高橋ファミリークリニック 院長)にご講演を頂き、健康の重要性を改めて認識することとなりました。
 運動会で体力を消耗し疲労困憊状態ではありましたが、出席者は先生方のお話に真剣に聞き入り、非常に有意義な講演となりました。

 

3. 7月13日(土)「納涼祭り」

 本年度、初の試みとしてここ2年超温めてきた企画を実行することが出来ました。まだ、環境的にはこのような形で日本人が集まる会の開催は難しいところがありましたが、皆様のご協力、ご支援により無事開催が出来ました。
 当日は朝から小雨、霧という悪天候ではありましたが、朝から準備を開始する関係者の面々は「子供たちのためにやるんだ」という熱気に溢れ、その甲斐もあってか、どうにか雨も上がり、無事実行することが出来ました。金魚すくい、的あてなど、日本の伝統的な夏祭りの風物詩に加え、御出展頂いた美味しい料理、更にはビールなどのアルコールも飛ぶように売れ、ご婦人主導による盆踊りも盛況に行われ、束の間の日本の雰囲気を味わって頂けたのではないかと思います。

 

4. 10月26日(土)「社会奉仕活動」

 昨年度の総会の際に申し上げました通り、中国に暮らす我々が現地に何か出来ないか、という中で考えておりました社会奉仕活動を今年度は実施することが出来ました。石老人海水浴場での清掃活動ということで、当日は趣旨にご賛同いただいた中国人の皆様を含め200人を超える方々にご参集頂き、1時間超もの作業を行いました。 残念ながら、予想とは違い、海岸は非常に綺麗に清掃されていたことから若干の落胆もありましたが、参加者は海岸をそれぞれが歩きながらごみを回収し、心地よい思いで活動を終えることが出来ました。

 

5. 11月15日(金)〜11月17日(日) 青島ジャパンディ開催

 前年度3月に引き続き、今年度は11月に3日間、青島日本人会、在日本総領事館及びJETRO等の主催により青島イオン東部店の1階特設イベントスペースにてジャパンデイが開催されました。今回は、くまもん、ウルトラマンもはるばる日本から駆けつけ、そのショーでは中国人を含め参加者を喜ばせてくれました。
中心とする会員企業7社を含む日本食、日本製品などのブースが出展。日本の地方自治体からの関係者も出展し、それぞれの観光地や特産品の紹介を行いました。
 週末には多くの来場者がブースを訪問、試食や実際の商品を手にとり、購入し、日本への関心が大いに高まったのではと思います。 昨今の中国人の訪日人口の増加は嬉しいニュースですが、まだ訪日していない方々へのジャパンブランドのご紹介、訪日観光の促進、日本文化を知る機会、日本食の魅力、などを発信する目的は十分果たせたと思います。

 

6. 1月18日(土)「新年会」

 青島日本人会最大のイベントである新年会は、今年は場所を青島魯商凱悦酒店石老人(Hyatt  Regency Hotel)に移し、初の昼間の開催とし、大人・子供合わせて約350名の会員の方々に参加頂き、盛大に開催出来ました。
 市内からの場所が離れていることからバスを用意し、ご家族にも参加しやすい昼間の開催としましたが、開催したホテルの全面的なご協力を得て、混乱もなく、大いに盛り上がることが出来ました。
 獅子舞により開会、ホテルが趣向を凝らした料理に舌鼓を打った後、今年初の試みとして日本人学校生徒による和太鼓を会員皆様の前でご披露頂きました。厳しい日本人学校の状況ではありますが、青島に暮らす子供たちの凛々しい様子、また素晴らしい演奏に感動の波が何度も押し寄せました。
 「日本人学校の先生、生徒による学校紹介、校歌斉唱」「同好会紹介」と続き、いよいよ毎年恒例の豪華景品があたる「プレミア抽選会」では、会員企業様からご提供いただきました商品の当選番号が発表される度に大 きな歓声が沸き上がり、今年は例年以上に多くの商品があり、当選者から笑みがこぼれていました。
 抽選会の余韻が残る中、最後に「万歳三唱」で中締めとしお開きとなりました。
 インフルエンザの流行から参加申し込みをしていたのに参加出来なかった方もおられたようで、是非参加したかっとの声も頂戴しましたが、参加者はそれぞれが日本流に新年の挨拶を交わしながら、個々に交流を深めて頂けたのではないかと思っています。

 この他、直接的ではありませんが、ボランティアとして開催されている「チャリティー銀都フリーマーケット」のお手伝いもさせていただいております。 日本人の行っている一つの活動としてご紹介申し上げます。

 本年度実施しました運動会、納涼祭り、社会奉仕活動、青島ジャパンデイ、新年会、などの開催にあたっては、様々なご支援、ご協力を頂いた関係各位、まだまだ経済環境厳しい中、多くの景品をご提供頂いた会員企業の皆様、開催前の事前準備、当日朝早くから会場で準備を頂いた皆様、会運営にご協力頂いた婦人会、同好会をはじめとするボランティアの皆様のお蔭で、会員相互の交流・親睦を深める非常に有意義な行事とすることが出来きましたことを改めて御礼申し上げます。
 引き続き、生活文化会の活動につきましてご理解を賜り、ご協力、ご支援、またご参加を頂戴したくよろしくお願い申し上げます。

 また、上記以外に生活文化会としましては情報誌である「月刊青島」の発刊。 日本人が多く住んでいる銀都花園にある「チンタオ文庫」、ただし、現在は一時的に場所を新聞中心4階に移し、運営をしております。

 更に、婦人会の活動、ゴルフ、テニス、ソフトボール、ヨットの体育会系同好会と写真、青島歴史研究会の文化系同好会、そして昨今の大気汚染、鳥インフルエンザなど私ども青島に住む生活者の安全という面で総領事館と一緒に活動しています。以下、それらの活動報告を載せましたので、ご一読頂ければ幸いです。
 今後とも会員皆様のご支援でより有意義な活動を行っていけるよう取り組んでまいりますので、引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。